大人二次小説(BLGL・二次15禁)

「○○しないと出れない部屋」シリーズ セトシン編 ( No.7 )
日時: 2019/07/15 22:54
名前: 相槌を打つ芝刈機。

俺は今、最悪な状況に出くわしている。と言うより、訳のわからない状況、の方が近いだろうか。
まぁ、そう思える理由は、目の前の風景にあった。辺り全体白い壁、天井。その部屋にある一つの時計。そして、出口らしきドアの上に書かれている言葉。それがまさにさっき言っていた「最悪な状況」などに繋がる。その言葉とは……

『キスしないと出れない部屋』

………。 どういうことだ!??
俺何か悪いことした!???というかこの部屋にいるの俺だけなんだけどぉ!?
一体これはどうすればいいんだ…!
そう一人で色々考えていると、ふと後ろから誰かに背中をつつかれた感触がした。

「ひぁあっ……!?」

あまりにも急だったからか、変な声が出てしまった。とっさに口を両手で塞ぐ。

「シンタローさん……?」

突如声がした方向を向くとソコには、
緑のツナギを着た青年、セトが立っていた。


_____続く。