大人二次小説(BLGL・二次15禁)

おそトド ( No.11 )
日時: 2019/07/15 21:16
名前: 憑 ◆R1q13vozjY

強姦【おそ松×トド松】
ーーーーーー

隣から消えた桃色の優しい温もり。
もう片方の隣には、未だ残る緑色の童貞感。
...居ないと分かっていても何処かで探してしまっているのだ。

先程まで熱かった頬はいつの間にか平温まで下がっていた。
あの時嬉しくて仕方がなかった心は、今ではムカムカとした怒りがどんどん溢れ出す。
そんな俺を察してなのか馬鹿にしているのか、緑色の弟、チョロ松が心配そうに
声を掛けてきた。

「おそ松兄さん、最近気持ち悪いよ?」
「......うるせぇチョロ松」

....気持ち悪いが本音かよ、チョロ松よ。
心配そうな面して毒を吐いてくるなんて予想外だわ。
先程とは違う怒りを込めて言葉を返す。
頬を膨らませて、怒っていますよアピールをするとチョロ松は呆れた様に息を吐いた。
仕方ねぇじゃん、怒ってるもん。

チラリとチョロ松の方を見ると、諭すような、呆れているような、笑っているような、
不思議な表情で此方を見ていた。.....何なんだろう。
数秒の間お互いに見つめあっていたが、痺れを切らしたのか向こうが口を開いた。

「トド松の事でしょ?」
「.........は、ぇ?」

“何でそこでトド松が出てくんの?”と問い詰めようと思ったけどやめる。
俺の心臓が不意を突かれたように、バクバクと煩く鳴っていたから。
秘密にしていた事がバレたような感じ。もっと言えば、エロ本が見つかった時の感じだ。

カアァァと耳まで顔が林檎みたいな色になって、俺の頭はショート寸前。
チョロ松はそんな俺を見て、少し微笑んだ。

「何でそんな事知ってんの....!!」

精一杯の反論をしたつもりが、むしろ認めていた。駄目じゃんか俺。
チョロ松だけでなく、その場に居た松が一斉に視線を寄せた。
チョロ松、一松、十四松。その中で最も目立っていたのが十四松だ。
十四松は俺の言葉を耳にした途端、目を輝かせ、純粋な笑みで応援すると叫んだ。

「........ぁあ..」

それを確認した時、俺は考える事を止めた。


          *****


翌日。
昨日のあの出来事が無かったかの様に、時間は進んでいった。
...一松のニヤニヤしたような表情と十四松のやる気に溢れた笑顔を除いて。

応援してくれるのは有難いんだけど、状況は何一つ変わっていない。
今日だって__
「な、なぁトド松ぅー、パチンコ行かねぇ?」
「ごめん、今日はジムの日だから」

トド松をパチンコを誘う事があんまり無かった為か、トド松は少し目を見開いた。
けど、次に飛び出したのは無表情に近い笑顔とドライ発言。
トド松が外に出ていったのを見てから、俺は叫んだ。
「ジムの日とかあんのぉ!?」

吃驚と共に訪れるのは妬みのような、怒りのようなドロドロした感情。
恋ってこんなに辛いもんなの?
静かに静かに、ドロドロな気持ちは蓄積されていった。

***


そのまた翌日。
今日は珍しく(?)、兄弟全員揃っている。
全員予定がないようで、家でゴロゴロとしていた。

チラッとトド松の方を見てみる。
スマホを通してやり取りをしているのか、表情が豊かだった。
面白そうにクスクスと笑ったり、羨ましそうに目を伏せる。その一つ一つの仕草は可愛らしい
のだが、何だか無性にイライラする。癒されながらイライラするって変だよなぁ..。

「..どうしたの、おそ松兄さん」

トド松が俺の熱い視線に気付いたのか、声を掛けてきた。
きゅるるんとした瞳は不思議そうに俺を見ている。.......すっげぇドキドキする。
“何でもない”と偽り、その場をなんとか誤魔化した。
....相変わらず、あの三人は此方を楽しそうに見ていた。..カラ松?カラ松は鏡を見つめていた。


     *****〜夜


「お..にい.....おそま....おそ松兄さん..!!」
「...ん..何ぃ?..眠いんだけ.......!?」

誰かの声と、温もりと、揺れを感じた。
“眠たい”と文句を垂れ流しながら、相手を確認しようと目を開ける。
目を開けた途端に広がるは、トド松の泣きそうな顔。
バックンバックンと体全体に心臓の音が駆け巡った。心臓に悪ぃ..。
反射的に咄嗟に顔を反らし、時間を確認する__今は丑三つ時のようだ。

何でこんな時間に?
問いだそうとしたが、ふと、脳裏にいつぞやの会話が浮かんだ。
チョロ松がトド松はビビりだと言っていた気がする。
と、なると...トイレか。

「ねぇ〜..早く..!!」
「はいはい、ちょっとま....って、何で俺?チョロ松じゃないの?」
「チョロ松兄さんは起きなかったの..!!も、早く来て..!!」

いや、トイレならチョロ松に言えば良いだろう。何故俺なんだ。
思い浮かんだ疑問を率直にぶつけると、起きなかったと返ってきた。
.......?何だか、引っ掛かる。
まぁ良いか、付き添いをしてさっさと戻ろう。二人きりだから緊張するなぁ..。
残りの兄弟たちの体を踏まないように気を付けて進む。
ようやくトド松の居る所に着くと、トド松は俺の手を握ってきた。...温かい..じゃなくてっ!!
ちゃんと握ってやらないと..。本当、可愛い弟だ。

「..はぐれねぇようにしろよ?」
..屋内だからはぐれるも何も無いような気もするが気のせいだろう。


........。
.............。
長い。長過ぎる。
普通、こんなに時間が掛かるものなのか?

...いや、過剰になってるだけ、たぶん。
トド松の事が心配で心配でたまらないんだ、きっと。

「...にしても..長いなぁ〜。俺、ちょー暇..」

そう呟きながら、低くも高くもない天井を見上げる。
暗くて、よく見えないが、ぼんやりと人の顔のように見える。
そういえば、テレビだと恐怖心による為だって言ってたっけ。
......まだトド松はやってこない。遅い。

こうなったら、トイレに入るが勝ちなのだろうか。
よく分からないが、相手の現状が分からない今、入った方が良いのか。
...ええいっ、入っちゃえ!!

「....トド松ぅ〜?」

そう言いながら、トド松が居るであろう個室の扉を開ける。

・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
.....気絶していた。もう一度言おう、気絶していた。
状況が状況で全く分からないが、気絶していた。

「........はぁっ!?」

いやいやいや、けっこーヤバいじゃん。
トイレに入ったら人が気絶してるんだよ?ヤバくね?


結局、その後は何とかして一緒にトイレを出た。
トド松は寝惚けてたみたいで、恥じらいもなくヘラヘラとした笑みを見せていた。

Re: 詰めた【雑多/不定期】 ( No.12 )
日時: 2019/07/15 21:20
名前: 憑 ◆R1q13vozjY

     *****〜翌日の翌日←


あの日からずっとトド松の事が頭から離れない。
いや、あの日に限ったことじゃないんだけど.....何て言うか、違和感があるって感じ。
ムカムカとした気持ちと、モヤモヤした気持ちが交差して、頭は爆発しそうなぐらいだった。

「....兄貴?」
「........わっ!?..って、カラ松かよ」

そんな俺を心配してか、今度はカラ松が声を掛けてきた。
キリッとした凛々しい..?眉毛は不安とでも言うかのように下がっていた。

「十四松から聞いたぞ」
「.....へ、な、何を?」
「トド松の事が好きなんだってな?」

あんにゃろう、本人にもばらしてねぇだろうな...。
というかカラ松に話して何になるのか...。
痛々しい言葉でオトす方法ぐらいしか恋愛スキル持ち合わせてないだろう。

「率直に思いを伝えたらどうだ?」
「....SEX?」
「兄貴........言葉で..」
「..それができたら苦労してないよ..」

俺は到頭、頭を抱えてしまった。


     *****〜夜


「........トド松の馬鹿ぁぁあぁぁぁ!!」

俺は叫んだ。
もう長い事、思いを寄せているのに全く気づかない。
鈍感過ぎるんだ、何もかも。
その鈍感さは可愛いけど、一周回って憎々しい。

隣に居たトド松がビク付く。
腫れ物を扱うかのような表情で震えていた。
....そうだった、忘れていた。今夜は俺とトド松以外、家に居ないのだ。

「ど..どうしたの」
「..........」

涙で大きくなった瞳をジロリと見て、無言で立ち去る。
後ろでトド松の制止する声が聞こえた。
ごめん、トド松。


     *****


あの場から離れて数分後。
寂しくなり、やっぱり戻ろうとあの場に戻った。

「..........ぇ」

トド松が泣いていた。
何でかよく分からないけど...、何で泣いているんだろう。
今すぐにでも寄り添ってあげた方が良いのかな。
ごめんって謝って慰めた方が良いのかな。

「..兄さんに....きらっ、われ...たっ..」

........え?は?
兄さんに嫌われた?
でも、確かにトド松はそう言った。ボロボロと涙を流しながら。
...何だか、馬鹿らしい。
だって、散々俺のピュアな恋愛感情を弄んでおいて、挙げ句には“嫌われた”だぜ?
どうなのよ、その辺り。

_____分からせてあげないとねぇ、トド松ぅ?
瞬間、俺の中で何かが吹っ切れた音が響いた。

「トードーちゃん?」
「......は..ぇ、何でぇっ...!?」

ゆっくりと後ろから近付いて、優しく抱き締めてあげる。
間も置かずに耳元で囁くと、トド松はピクリと身体を揺らして俺の方へ振り向いた。
振り返ったその隙を狙って、トド松の唇に自身の唇を押し当てる。
“んむっ!?”と吃驚したような、詰まった声が聞こえ、より一層俺を奮わせた。
....温かくて、柔らかい。
桜色の綺麗な唇だから、柔らかいのは当たり前なんだろうけど.....、それでも唇の柔らかさは
感動そのものだった。

「んあっ...兄さん..?!」
「トド松ぅ........駄目だろ..?」

俺を突き離すような勢いで伸びてきた両腕。
その勢いに吃驚し、思わず顔を離してしまった。
勢いだけが良くて力は抜けていたみたいで、力で無理矢理押し通す。
にしても、トド松はあべこべだ。“嫌われた”とか言ってたのに、接すると拒む。
これはお仕置きが必要だなぁ.....。

「......やっ、ちょっ、おそまぁっ!?」
「ほら、啼けよ」

肩を掴んで無理矢理押し倒すと、興奮の眼差しと紅潮した頬が目に入る。
そして間も入れずに、ピンク色のパーカーと白く透き通る肌の間に手を滑りこませてみると、
トド松の身体は面白いくらいに跳ねた。多分、俺の手が冷たいからだろう。
弄れる何かがないかと適当に手を動かしていると、僅かながらに主張する二つの突起物を見つけた。
___乳首だ。やだ興奮しちゃう...。

手始めにクリクリと捏ねるように回すと、それに合わせて身体が小刻みに震え始めた。
おまけに、クリクリとした大きな瞳は涙ぐんでいて、興奮させるには強すぎる。
何だか可愛らしくて、左は捏ねる、右は摘まむなどと、左右各々違う動きに変えてみた。

「.....ひゃ、いた、ふぁぁああ..」

指の動きに合わせてトド松は身体を捩らせ、女みたいな可愛らしい声を上げた。
同時に行為前から潤んでいた瞳はより一層潤み、今でも泣き出しそうなくらいだ。

「....ひっ..に、兄さん...?」
「もっと気持ち良くさせてやる。トド松は痛いかもしれないけど、気持ち良くなるから..」

ピタッと指の動きを止めると、トド松は怯える様な声を漏らし少しずつ俺から離れていこうと__
そんなのは絶対に許さないし駄目だ。
直ぐ様トド松に体重を掛けて拘束し、少し緩くなっていたズボンを下ろす。
俺もズボンを下ろし、ガチガチに固くなったイチモツを見せつける。
“んっ....”と寒さに耐える声が聞こえ、思わず口元を歪めてしまった。

「トド松....挿れるよ..?」

トド松の白くスベスベとした足。
舌を這わせたり、指を滑らせたりと堪能してみたかったが、今回“は”止めておく。

トド松の両足を持ち上げ、広げさせる。
慣らされてもない可愛らしいお尻の穴が露になり、今にでも飛び付きたくなるぐらいだ。
ヒクヒクと更なる刺激を求めるかのように開閉を繰り返すその穴に目掛けて__挿れた。

「い、ひぃぃぃぃいい!?いだ、いだい!!」

まだ先っぽしか入っていないのに、涙を流して舌を突き出す。
俺は構わず、どんどん挿れていった。
俺のモノがどんどん入っていくにつれ、トド松の泣き声は酷いものに変わっていった。
その様を俺は酷く冷めた気持ちで見つめていた。

「やっ、ひっ..抜い、抜いてぇ....っ!!」
「....気持ち良い..よな....?」

泣き叫ぶトド松に、にっこりと優しい笑みを浮かべた。
俺の腰はゆっくりと前後に動き、それでいて激しく突いた。それに合わせて、トド松の大きくなったソレもぶるんぶるんと元気良く動く。

ゴリッと前立腺を何度も何度も突いては、その度にトド松は喘ぎ声を上げた。
苦痛に耐える唸り声と、快感に踊らされる喘ぎ声が交差して、俺は恍惚そうな表情をニヤリとして浮かべた。

「んっひぃぃぃぃぃいい!?やだぁぁああああああ!!」

嗚咽のように響く啜り泣きの音を壊すように突如出てきたのは、絶頂へと導く叫び声だ。
泣き叫びながら、トド松は白濁をドピュッと発てて出す。
白濁は粘り、飛んだ距離も長く、俺の胸元へと白い花を咲かせた。

トド松の口からは多量の涎、目からは光が消えかけ、涙が溢れていた。
動く気力も無いらしく、その場にへなりと体を置いた。
そんなトド松に対し、俺は容赦なく突き、ニヤニヤとして囁く。

「......トド松、俺まだイってねぇよ?」

ニヤリと口角を上げて口を歪ませ、舌で自分の唇を舐める。
トド松は怯えたように目から涙を流して、俺から逃げようと試みている。
そんなことしたって、変わらないのに。

「んひぃ!?」

激しく腰を入れて、トド松の中を勢いよく突く。
ギュッと締まって、先ほどとは比べ物にならないくらい、俺のモノに吸い付いていた。
軈て、トド松の声は悲痛の喘ぎから快楽の喘ぎに変わっていき、淫らで卑猥な雰囲気を醸し出していた。
俺はより一層興奮して、更に激しく突く。奥深くまで、力いっぱい突く。

「はひっ、や、はげひっ、またイっちゃうぅぅ!!」

再びトド松は果てて、辺りの床に散乱させた。同時に訪れる、俺のモノの限界。
トド松の身体の痙攣が止まらない中、俺は中出し..、つまりはイってしまった。



ーーーーーーーーー後日談ーーーーーーーーー
※会話文

「ちょっと!!おそ松兄さん!腰痛いんだけど..」
「は..?トド松、腰痛いって..何、おそ松兄さんとヤったの?」
「そうだよ、チョロ松兄さん....」
「トッティまさかの処女卒業!?」
「おそ松兄さん....好きだと言えど、ヤるのは危険じゃない?」
「....チョロ松兄さんの言う通りだよ」
「一松兄さんと一緒で俺も駄目だと思うー!!」


こうして、おそ松は兄弟から変態扱いされましたとさ。



End.