大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【文スト】R 太中。 ( No.11 )
- 日時: 2019/10/07 23:20
- 名前: 弑逆ノ藍
――恋愛小話――
「っぅん……あ」
揺れる中也の腰を押さえ込み、太宰は自身を入れるそこを解していた。
山を割り舌を這わせゆっくりと……。
「ぅぁ……」
「中也声いいの?」
ニヤニヤと笑う顔は明らかに狙っている。
……すがり付くのを。待っている。
「っく……はぁ、」
目の前にあった枕を抱き締め必死に声を殺す中也に向かって…
「あぁ、それ。私の枕だから汚さないでね」
「!!」
計算された言葉。
耳元で甘くささやかれる其れは、抱えているそれが興奮材料だと教えている悪魔のようだ。
途端に中也は意識を始める。
「っ……」
枕から匂う酒の匂い。
甘くて、少し水の匂い。
キュン
「あは。興奮しちゃった?」
「っ!!!あぅっ!あっ!」
見計らったかの様に太宰はすかさず舌を入れ込む。
ぐじゅぐじゅと響く水音は其れ丈でもとなりの部屋に聞こえているんじゃないかと錯覚させた。
「も、いい…」
「ふふ」
舌が抜かれ、次に入ってきたのは……
「ひぁっ」
太宰の長い指。
器用に動く一本は濡れたそこに収まるには細い。
もどかしさを感じる中也はやはり無意識で腰を押し付けるのだ。
「中也ってば……変態に磨きがかかってるけど?」
「う……っせ」
「我が儘」
二本増える。
こすこすと擦られる中は焦らされ、濡れていく。
「もういいかな?」
「さっさと!しろぉ」
枕をぎゅっと抱き締め後ろの太宰をにらむ。
然しその目は潤みなんとも言えない蹂躙感をそそられる。
「っぐ……ぁっ!!」
「ん……はっ」
耐えきれず差し込まれた太宰自身は中也の中で大きく脈を打った。
- Re: 【文スト】R 太中。 ( No.12 )
- 日時: 2019/10/13 01:06
- 名前: 弑逆ノ藍
ー雨の君ー
―ねえ中也
――…んだよ
―私ね
――は?
「私ね、自.殺をやめようと思うのだよ」
「は?」
――――――――――――
私が偶々雨に降られた日
私を見つけた瞬間の君の顔の酷いこと酷いこと。
「帰ってこねぇから……」
泣くまいと必死に堪える姿は確かに愛しかった。
でもそれ以上にかわいそうに見えた。
偶々濡れただけでこうなら、もし私が成功させてしまったら……
そう考えるととてもじゃないけど入水できる気分に成れなかった。
全く。どうして私が中也に合わせなきゃいけないんだ。
「は?」
あぁ、やっぱりその間抜け面の方が似合ってる。
嬉しそうに笑っている方が満たされる。
雨水の滴る君はなんとも言えないほど扇情的だったよ。
大好きな中也。
一人にしないから……笑っていておくれ
雨の君 終
- Re: 【文スト】R 太中。 ( No.13 )
- 日時: 2019/10/18 05:10
- 名前: 弑逆ノ藍
―――恋愛小話―――
「ひっあ!!」
「っ女の子…みたいに、啼く、よね」
容赦なく突かれる奥
壁が薄いことなんて忘れて喘ぎまくる中也。
それを分かっていて、明日の反応を楽しむために啼かせる治
「んぐっ、あぅっ!や、む、りぃっ」
快楽の渦に突き落とされた故に、自分から誘ってしまったことを後悔する。
「無理じゃない……だってほら、ここ、私をぎゅうって…して、離さないよ?」
「う、ごきながら…しゃべるなぁっ!!」
つうとなぞられた下腹。
全てが快楽のための材料で、其れだけで中也の中は勢いよく締まるのだ。
「はっ、ん……ね、イッてよ……」
「ひぅっ」
耳元で甘く囁かれれば仕付けされた犬のように素直に反応する。
「あ、あぅ…ああぁぁあぁっ!!!」
「ふふ…」
「イッちゃ……イくっ!!!」
「ん……」
ドクッ、と吐き出されたものを自身の手の上で弄び舌で舐め取った治
「濃いね……」
ずるりと中也から抜き、彼の白濁を自身の其れに塗り手を上下に動かしていく。
情事が終わった直後の中也をエサに自身が上がっていく感覚があった。
「っく……」
暫く荒い息遣いのみが響く。
「……お風呂入ろっか……」
「……おぅ」
優しい手つきは何時まで経っても慣れない。
中也が愚痴(のろけ)を溢すのは明日の話…………