大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【R18】ヒロアカBL【リク大募集】 ( No.2 )
日時: 2019/10/17 18:01
名前: 朱

 ピンポーン。

 玄関のチャイムが鳴ると同時に、僕は玄関の戸を開けた。


「おはよう、緑谷」


 目の前には轟くん。
 朝から大好きな轟くんに会えるなんて、僕はなんて幸せ者なんだろう。


「おはよう、轟くん」


 そんな想いを胸に、僕は轟くんを迎え入れた。


 今日は、僕の家に轟くんが泊まる。
 温泉旅行と称して熱海へ旅行に行ったので、母さんはいない。
 僕だけじゃ心配だったみたいで、轟くんも一緒に留守番する、と言ったら安心して旅行へ行った。

 でも、母さんには悪いけど、轟くんと一緒にいられるから旅行に行った母さんに感謝したい。

 でも、いざ面と向かうと恥ずかしい……かな。


「緑谷、俺やっぱなんかするよ」


 僕が朝食の準備をしていると、轟くんがそう声をかけてくれた。
 僕の家だからと、轟くんに家事はさせないようにしたからかな。

 でもここは、轟くんに労力を使わせるわけにはいかない。


「大丈夫!僕の家だから、僕が責任を持ってす―ッ!」


 轟くんのことを見ながら野菜を切っていたら、案の定指を切ってしまった。傷はそんなに深くはないけど……。


「大丈夫か、緑谷!?」


 あわてた様子で轟くんが駆け寄ってくれた。心配かけちゃったかな。


「そんなに深くないから心配しないで。こんなのすぐ直るよ。えっと確か、絆創膏は―轟くん?」


 絆創膏を探し始めたと同時に、轟くんは僕の手をとった。

 そして―怪我した指をぺろりと舐めた。


「な、何してるの!?」

「このほうが直りはやいんじゃないかと……」


 そう呟くと、轟くんは舐めるのをやめ、今度は吸い始めた。


「っ!」


 ゾクゾクした。身体中に甘い痺れが走ったような感覚だった。
 しかも吸いながら、轟くんは上目づかいで僕を見てくる。

 とっても可愛くて、エッチで――。

 僕はもう矢も楯もたまらなくなって、轟くんをベッドに押し倒した。