大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- BLと短編集 ( No.13 )
- 日時: 2024/01/22 07:45
- 名前: フシ
十四話)krnw
AV男優のKzhとカメラマンのkne っていう設定。
色々適当です。
期待はずれ覚悟で御願いします。
殺虫剤から逃げるゴキブリ並みに展開速いです。
「」Kzh 〈〉kne
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性行為をする男女をカメラに写す。
まだ新人だし、二人と話したことなんて無い。
(あの男優、めっちゃイケメンだな)
なんでこの仕事をしてるのかはわからない。
あんだけ顔が良かったら普通に俳優だってできただろうに、
(あ、やばい、くしゃみ出そう)
〈へぁ"ッくしゅッ〉
ーー
(どーしよ、)
僕のくしゃみが入ったせいで、撮影は中断して一部撮り直し。
演者さんに謝りに行こうと休憩所に向かう。
〈?〉
(話し声?)
休憩所から、話し声がする。
近づいてそっと耳を傾けた。
[ねぇ、kzhくん]
「な、なんすか。」
[私たち、相性良いと思わない?]
「 相性、スカ、」
猫撫で声で話し掛ける女性。
(入りずら)
[そう。それでさ]
[今夜、空いてる?]
「ぁ、スゥーーー えっと、いや」
[なに、空いてないの?]
「スゥーーーえっと、ぁ、はい」
[えー、残念。 んーーと]
[じゃあ、連絡先交換しない?]
「いや、ぁの、、」
助けに行くべきなんだろうなと思いつつも
(困ってんな〜)
なんて他人行儀な事を考える。
暫く待っていると、大きな声が聞こえてきた。
[はぁ、最悪!]
[もう二度と撮影しないから!]
バンッと勢い良くドアを開けて、捨て台詞を吐く女性。
(やっと終わったのか)
[チッ、邪魔なんだけど]
〈、すいません。〉
さらに僕に八つ当たりして去っていった。
「スゥーーー、ずっと居たんスカ、」
〈居ましたね。〉
「なんか、ごめんなさい」
〈貴方が謝ることじゃないですよ。笑〉
〈僕こそ撮影中断してすいませんでした。〉
「あんただったんすね、別にいいんすけど、」
コミュ症だったけど、案外話しやすい人だった。
(ため口で話せるようになったし、大分距離縮まったかも)
ーー数年後
先輩に、配りに行けとペットボトルを数本渡された。
(最後は、この部屋かな?)
コンコンッ
〈入って大丈夫ですか〜?〉
「あ、いいっすよ、」
〈kzhだったんだ。〉
「悪いかよ」
〈笑、別に〉
「で、何のよう?」
〈あぁ、これ渡しに来ただけ。〉
そう言って、冷えたペットボトルを葛葉の首に当てる。
「っ、ふぅッ」
驚いたのか、ぎゅっと目を紡錘って声を漏らす葛葉。
「びッっくりしたー、普通に渡せよ」
〈、あぁ、ごめんごめん〉
「マジ心臓止まる。」
(なに今の、)
「おーい、kne?」
〈可愛い、〉
「は??」
〈え?〉
「え?じゃねぇよ、急にどーしたマジで。」
〈いや、何でもないよ〉
〈急にごめん笑〉
「?、おー、、」
ーー
何故かあまり寝付けなくて、スマホを弄っていた。
(喉乾いたな、)
仕事帰りに自販機で買った天然水が、まだ余っていたのでそれを飲んだ。
(そういえば、今日配ったのも同じメーカーだったな。)
ふと、kzhの事を思い出す。
布団に戻って、またスマホを弄る。
興味本意でkzh、と調べてみた。
(あ、この前のだ)
最近のから過去の動画まで出てきた。
(あれ、これだけ僕が来る前のだ)
三年前からの動画の中に、一つだけ四年前の動画があった。
(ゲイビじゃん、)
自分が入社する前から居たのは勿論知っていたが、
こんな動画を撮っているのは知らなかった。
仕事以外でもゲームなんかで遊んだりと、オフな面も知ってる。
僕の知らないkzhがいることに、どろっとした訳のわからない感情に脳が支配される。
そっと、再生ボタンに触れた。
ーー
冷蔵庫がすっからかんで、仕事帰りコンビニに寄った。
まだ人の多い夜中。
家への近道にホテル街を歩く。
ネオンかんの看板が目に染みる。
(夜なのに、明るいな。)
人の足音と雑音の中に、見慣れた人影が一つ。
〈kzh?〉
「か、kne、?」
〈隣の人は、知り合い?〉
「ぁ、いや、知り合い では、ないケド、」
中年くらいの男性と、歩いていたkzh。
こんな場所にいる時点でなんとなく気づいた。
〈ねぇ。〉
「な、何だよ」
〈その人より出してあげるからさ、〉
〈僕と遊ばない?〉
kzhの耳元で、そう囁く。
「ぇ、なんでその事ッ、」
〈僕に着いてきたら、教えてあげる。〉
「っ、性格悪りぃ」
〈そうだね。僕、言いふらしちゃうかもな〜?〉
「わ、分かったからッ、」
ーー
近くにあった___ホテルの一室。
〈上手く断れたんだ。〉
「どこ見ていってんだよ。」
ビンタでもされたのか、赤くなった頬を抑えるkzh。
「で?、何が目的なんだよ、」
〈別に?〉
「は?」
〈特になんもないよ。〉
「じゃあ、なんであんな大金、」
〈kzhのさ、四年前の動画見たんだ。〉
「四年前、?、、はッ!?」
〈僕はさ、僕の知らないkzhがいるの嫌なんだ。〉
〈裸なんて何度も見てきたけど、〉
〈もっと、内側が見たいな。〉
〈今まで隠してた、〉
〈kzhのナカ、教えて?〉
「ッ!?////」
「バッカじゃねぇの、、んなこと急に言われても」
〈笑、じゃあこれつけて〉
「目隠し、?」
〈あの動画でも付けてたでしょ?〉
「なんで持ってんだよ、」
〈、、ナイショ。〉
ーー
〈ねぇkzh、知ってる?〉
〈目隠しすると、いつもより感じやすくなるらしいよ。〉
「ッ//、だからなんだよ、」
〈口開けて?〉
「?、んあ、」
ちゅ、れろ
「ん"ッ!?///」
くちゅ、じゅる
「ふぅ、ん、んぁ 」
断ったときので口の中が切れていたのか、少し血の味がする。
〈あれ、さっきまで黒髪じゃなかったっけ?〉
「ん///、ぁ、なんで、」
〈 人間、じゃない?〉
「き、吸血鬼なんだよ、」
〈これが、本当の姿、?〉
「まぁ、そうだけど、」
〈へぇー、〉
「な、なんだよ、」
〈この姿って他に知ってる人いるの?〉
「魔界のやつら以外は知らないと思うけど、」
少しだけ内側を覗けた気がした。
この世界じゃ僕しか知らない、kzhの姿
少しだけ優越感に浸る。
〈牙すごいね、〉
〈僕の舌噛まないでよ?〉
「それは場合による、」
「てか、まだすんのかよッ///」
〈僕お金払ってるんだけどな〉
「・・・・。」
ーー結構飛ばします。
〈kzh、カメラに向かってなんか言える?〉
「〜〜ッ///、あ"ッ っ、」 ビクビクッ
〈あはは笑、喋れないかぁ〉
「ッふぅ〜〜///、か、なぇッ これッ、はずせってぇ///」
〈可愛くおねだりできたらね、笑〉
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ごめんなさい、力尽きました。
次回もよろしくお願いいたします。