大人二次小説(BLGL・二次15禁)

(2) ( No.6 )
日時: 2024/07/10 22:13
名前: フシ

『fwっち?』

「! えぁ、あ、akn、?にゃはは笑、偶然やなぁ。」
少し気まずそうなfwっち。

『昨日まで元気そうやったけど、どした?』

「て、定期検診的な、?」
「ちょっ、用事あるから、またにゃ〜、笑」

『ぇ、あ またね!』
慌てた様子で去っていく後ろ姿を眺める。
〈次の方〜〉
受け付けに呼ばれ前に進むと、何かが足にあたる。

(紙?)
とりあえず拾って受け付けに持っていく事にした。

〈此方にお名前お願いします。〉
『はい!』
『あ、あの、これ落ちてたんですけど、』
〈あっ、すいません!ありがとうございます。〉
渡したときに見えた診断書の名前。
(、fw...? あ〜、急いでたからなぁ、)
少し下に視線をずらす。


( ケーキ、?)


〈ぁ、あの どうかされました?〉
『あ、いえ!何でもないです!』
受け付けの紙に名前を書き、待合室のソファーにすわる。

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〈segsさん、貴方はフォークで間違いないかと、〉
改めて言われて、頭を殴られたような衝撃がした。

『そう、ですか。笑』
笑うしかなかった。

〈それとなんですが、どうやら〉
〈フォークの中でも上位で、ケーキに対して敏感です。〉
〈理性を失う可能性が高く、非常に危険ですので薬を出しておきます。〉

『、分かりました。』
後ろの看護師さんが、嫌そうな顔でこちらを見ているのが分かる。

(あー、早く帰ろ。)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー省略ーー


改めて自分がフォークだと言う事実を思い知らされた。
急に周りの目が気になって、家路を急ぐ。
(怖い。)







〈〜〜〜〜〜ッ!!ーーて!ーめてッ!!〉
路地裏から誰かの叫ぶ声が聞こえた。

(、助けなきゃ、 )
震える足を無理矢理動かして走る。

『、大丈夫ッですか!?』
〈はッ、あッた た、す けて、!〉
血だらけの腕を押さえながら必死に訴える女性。





( ケーキだ。 )


その時自分はどんな顔をしていただろうか。



( 食べたい。 )



〈あぁぁぁぁああ、やだっ!し、にたく ないッ!!〉
助けなきゃ、助けなきゃ、たすけなきゃ、










ーー、

あれ、ここで  何してたんだろ。

(ッ、血?)
生臭い血の匂いが鼻をさす。

〈あッ、起きたんですか?〉
『えぁ、だ 誰ですか、』
〈えっと、先ほど助けていただいた者です。〉
〈ほんとに、ありがとうございます!!泣〉

何がなんだか分からなかった。
(助けたんだ。)

〈命の恩人です泣、ほんとになんとお礼をしたらいいのか、〉
『いえ、お礼なんて、!』
(ッ食べたい、食べたい、、たべたい、)

『だッ、大丈夫なら良かったです!』
『お、俺はこれで!!』
〈ぇ、あ ほんとにありがとうございました、!〉
逃げる様にその場を去った。
あのまま居たらどうなっただろう。


『はぁッ、 はぁッ、 はぁッ、』

ガチャ、
家につくなりその場にしゃがみこむ。
『はぁッ、はぁッ、はぁッ、はぁ、はぁ、はぁッ、』
( 落ち着いてきた、?)

( 疲れたな。)

その日は何事もなく終えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー数日後ーー

今日は久しぶりに本社のスタジオで配信することになった。
(誰か会えるかなぁ〜)

『!、mcさん!?』
〈 げ、segsくん、〉
『げ、ってひどい!』
〈笑、相変わらずですね。〉
『今日は、どうしたんですか?』
〈rfmoですよ。〉
『ほぇ〜、大変そう、』
〈ホント大変ですよ、〉
『笑、じゃ頑張ってくださ〜い!!』
〈んふふっ笑、ありがとうございます。〉


(rfmoか〜、)
『あ、この前fwっち大丈夫だったんかな、』
ふと病院での出来事を思い出す。

「俺がどーしたん?」

『うわぁッ!?!』
「にゃはは〜、びびった?」
『マジびびったわ。』
「そりゃそうか。てか、さっき呼んどった?」
『あぁ、いや呼んではないけど、この前病院で会ったとき、』
『なんか診断書的なの落としてったから、』
fwっちの顔が少し曇った気がした。
「あー、、見た?」
『あ、えっと、』
 "ケーキ" あの時見えた1つの文字がフラッシュバックする。
fwっちの目が俺の姿を捉える。

「にゃは、見ちゃったか、笑」
『はい、、見ました、』
「別に隠しとった訳やないけど、笑」
『そうなんだ、』
「そんなもんやろ。」
『なんか、意外だったかも。こんな身近にいたんだね。』
「にゃはは、そもそもがマイナーやしなぁ」

しばらく会話して、各々のスタジオで仕事をはじめる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー省略ーー


本社から帰って、家でだらだらしていた。

ピーンポーン、
『?、はーい!』

ガチャ、

『え!?fwっち?!』
「ちょっと泊めてや〜、笑」
『いいけど、どうしたん?』
「あー、ちょっと姫が家の前におって、、」
『うわぁ、ストーカーか。今まで大丈夫だった?』
「まぁ、家まできとったん今日が始めてだし、」
『そっか、まぁ、寒いし上がって!』
「ありがとー!マジ助かったわ笑」
『良かった、ご飯もう食べた?』
「もう食ってきた!」
『じゃあ、お風呂入ってく?』
「入ろかな〜、着替えなんかある?」
『てきとーに置いとく!』
「分かった、ありがとな〜」

お風呂に案内して、リビングでスマホをいじる。
(こんな普通にしてるけど、大丈夫なのかな、)

あくまで、友達。 たとえ捕食者と被食者の関係だとしても。




(あれ、遅いな、)
結構時間がたっても出てこないため、何かあったのか心配になる。
噂をすれば、リビングの扉が開いた。
ガチャ、
「aknゃ〜、」
「ぼーっとしとったらのぼせたわ、笑」
真っ赤な顔。
『え!?大丈夫?!とりあえずソファーに座ってて!』
保冷剤を取りにキッチンへ行く。
(小さいかな、)
保冷剤を取ってリビングに戻ると、

「! んぇ、やっべ、」
止まらない鼻血を必死に押さえるふわっち。

ドクンッ、ドクンッ、

『!? はぁッ、 はぁッ、 はぁッ、』
(まずいまずいまずい!)

「akn、?」
『ッfwっち、近ッづかな、いで!、』
血が出るくらいに自分の腕を噛む。

「ぇ、あ akn、」
「そっか、味せんっていいよったな、」
何でそんな冷静なのか分からなかった。
「、フォークなんか、笑」

『あぐ、ふー、ぅあ" やだッぁ、』
『に、げてッよ。fwっち!』

「にゃはは、う、動けんわ、笑」
それもそのはず、俺が床に押し倒しているから。

fwっちの顔に唾液が垂れる。

「 ッなぁ、akn やめてや、泣」
声が震えているのが分かる。


「ッ、」
恐怖に動けないfwっちの眼球をなめる。
「い" はヒュッ、」
「あ、きなぁ、泣 なんで、」

『ッ、fwっち、ごめん。』
謝ってるのに、その目に映る俺は化け物の様だった。






おまけーーーーーー数年後ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『ぇ〜そんなことあったっけ、』
「にゃは、あん時ほぼ理性無かったしなぁ〜笑」
『マジごめん、』
「死んでないしええよ〜笑」

「それで、今日は要らんの?」
『/// ッいる。』
「にゃはは〜笑 素直やな」


「ん。ええよ。」
『 いただきます。』

ちゅ、じゅる、


「んッ、はぁ、んぅ、」

『んは、舌出して?』
「ッ/// ん、」
『噛まないから、笑』



__________________________________________________end.