大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【カゲプロ】R18注意 カノシン・セトカノ
- 日時: 2014/03/13 13:45
- 名前: リリイ
こんにちは初めまして。リリイと申します。カノシン好きすぎて勢いで書きます((
初めて小説を書きますので見苦しいところはスルーでお願いしますね(汗)
僕はシンタロー君が好きだ。…友達としてではなく。
カノ「シンタロー君ー!!」
シン「なんだ?」
シンタローはいかにもウザそうにパソコンから顔をあげる。
カノ「そんないやそうな顔しないでよー。」
言い終わらないうちにシンタローに抱き付く。
別段嫌がることもなくシンタローはパソコンに目を落とす。
カノ「………。シンタロー君はさ、こんなところみんなに見られたら嫌?」
シン「なんだよいきなり…。いつもやってるだろ、これ。」
カノ「じゃあいいの?」
シン「ん…まあな。別にみられてても、いい。」
しばらく沈黙が続く。
カノ「シンタロー君。」
さっきとは違うトーンの声のカノにシンタローは驚いたが、表には出さず、「なんだ?」と返す。
カノ「シンタロー君のことが好きって、男の子が言って来たらさ、どうする?」
シン「はあ?何言ってんだカノ? それってお前のことだろ?」
カノ「……え?////気づいてた?」
必死に平気な顔で欺いた。
シンタローはクスクスと笑いをおさえながら告げる。
シン「カノは欺くの得意なんだろ?そしたら俺のことも欺かなきゃいけないだろうがバカノ…!」
それからカノの額にキスをするとカノの反応をうかがった。
カノ「……シンタロー君大好きだよ?付き合ってあげてもいいけど?」
シン「バーカ、今更欺いてっておそいよ。ほんとは顔真っ赤なくせに…」
シン「カノ…俺も大好き。」
- Re: 【カゲプロ】R18注意 カノシン・セトカノ ( No.23 )
- 日時: 2015/02/11 20:33
- 名前: 蓮
うわぁ…自分の書いた小説が
見られるのってすんごい恥ずかしw
- Re: 【カゲプロ】R18注意 カノシン・セトカノ ( No.24 )
- 日時: 2015/03/04 12:27
- 名前: カノ廃
マジで癒し!!
あ、申し遅れました^0^
カノ廃と申しますよろしいくね!!
- Re: 【カゲプロ】R18注意 カノシン・セトカノ ( No.25 )
- 日時: 2015/04/30 13:18
- 名前: ミュー 腐女子
セトカノ凄くいいですよね!この際私も投稿してみます!
『カノはカノで、それ以外の何者でもないッス!』
『とっとと帰るッスよ!』
それは。その何気ない言葉は。
カノでない“鹿野修哉(じぶん)”の許容と、“完璧(笑っているぼく)を演じる故に生じてしまった“孤独”からの開放。
気が付けば、なにを考えるでもなく、セトに抱きついて、いや、縋りついていた。
驚いたようにセトが目を瞬かせるが、拒絶はされない。
(ねえ、)
セトの背に回した腕に、さらに力を込めた。
(きみは、“弱い”僕も許容してくれるの・・・?)
「カ、ノ・・・?」
流石に戸惑ったように、セトが声を上げる。
それでも、腕の力を緩めることなく、まるで懇願するかのように呟いた。
「セト。ねえセト。セトは、僕のこと忘れたりなんかしないよね?」
「忘れ、ってカノ、なにいって」
「みんな“僕”のこと覚えてないんだ。笑わない僕なんていらないって言うんだ。
僕、守りたいのに。それで嘘をついて。守りたかっただけなのに。“化け物(ぼく)”がいっぱい傷つけたから。だから、なのに!
なんで?なんでだよ!?僕はもう誰も傷つけたくなんか―――――!」
涙が零れた。声を荒げた。感情の侭に泣き叫んだ。
最後にこうして感情をあらわにしたのはいつのことだっただろう。まるで遠い昔のことのようだ。
『お前は強いんだから、大丈夫だな』
『おりこうさんだもの、カノは一人で平気だよね?』
平気じゃないよ。ただ、強がっていただけで、言えなかっただけで。
本当はすごく僕は脆かった。
それでも、喜んでほしかったから。褒めて欲しかったから。一生懸命ありもしない“理想”を演じ続けた。
『だけど、カノなら』
『カノさんだもの、きっと』
『流石だね。やっぱり違うなあ』
『頼りにしてるよ、次もまたよろしくな!』
いつの間にか増えていた、止まることを知らない期待が重かった。
けれど、見捨てられることが怖くて。ひとりぼっちになるのが怖くて。
“いつも笑っているカノ”で在り続けて、とうとう何処かが壊れてしまった。
― た す け て ―
――――無言のSOSに気づいてくれるひとは、誰もいなかった。
彼らは“笑っているカノ”はそんな弱い存在であるはずがないと思っているのだから、気付くはずなんてなかったのだ。
でも本当はずっと、今でも怖かった。もしかして、まだ、なにも終わってなんか―――
「大丈夫、『非日常』は終わってるッスよ。」
少し呆れたように、でも、宥めるように、柔らかい声で、その言葉は紡がれていった。
「カノは『日常』に帰ってきたんッス。ちゃんと、カノは守れたんッス。カノの大切な人たち、無事ッスよ?
もういいッスから、ね。傷つけたくないならしなくてもいい。全てを欺く必要なんて無いんス。だって」
おわった、なにが、そう、―――終わった?
終わってなんか。違う。だって僕はまだ全て欺いて、欺かなきゃ、傷つけなくちゃいけな、
「別に、欺かなくても、その嘘はカノの中にしまっておけばいいッス。」
―――ぼくの、なかに。
その言葉は、何故だかカノの心に、あたりまえのようにすとんと収まって。
「おかえりカノ。お疲れ様。よく、頑張ったッスね。」
(・・・あ)
足りなかった部分に何かが嵌って、カノは世界が色を取り戻していくのを感じた。
ピースが欠けてしまって、もう二度と完成することのないと思っていた“鹿野修哉”という名のパズル。
何が足りないのかわからなかった。本来“鹿野修哉”を構成していたものは全て取り戻したはずだったから。
未完成のままの自分はだんだんと壊れていくしかないのだと思っていた。
なのに、くれるひとがいたのだ。
欠けたピースを、満たしてくれるひとが。
(なんだろう)
自分の気持ちが分からない。
これは信頼なのか。(相互作用するわけじゃない、こんなただ一方的で妄信的なものが?)
これは親愛なのか。(親愛とは相手の全てを欲し求めるものだったか?)
これは恋情なのか。(これは『好き』だなんて言葉で表しきれる感情なのか?)
(だってセトは僕にとっての唯一で世界と繋ぐ最後の―――――)
カノは、セトからゆるゆると手を外すと、目の前にへたりこんで。
そうして、泣きそうな顔で微笑んだ。
『おかえり』
多分、自分がなにより一番欲しかったのはこの言葉だ。
幼馴染や、友達、あのからっぽのアジトに期待してたのはこの言葉なのだ。
だれかに。だれでもいいから言って欲しかった。
全部終わったのだと。ちゃんと、帰ってきたのだと。帰ってきて、いいのだと。
でも、誰もそんなこと気付かなかったし言ってくれなかったから。
ゆるやかに、でも確実に自分は世界から切り離されていったのだろう。
それでも、目の前の自分の片割れは、無意識に欲しいものをくれて、えらく男前に自分を救ってくれちゃったりするから。
(あ、もう駄目だ僕)
自覚した。もう、いいや。開き直っちゃおう。
どうせ死のうかなーなんて考えてたんだし。うん、いいや。
カノがナニ考えてるんだか、なんて興味はさらさらないが。
さすがに泣きそうな人間ほっとくのもなあ、なんてことをつらつらと思っていたセトは、
なんだか乙女やア○フルのチワワよりも遙かに弱弱しく、かつ魅力的にカノが目をキラキラウルウルさせていることに気が付いた。
頬染めはオプション、というかデフォルト?バックになんだか点描が見える気がする。
…おそらく無意識だ。(もし意図的だったら絶対能力使ってるッスね。)
末恐ろしいヤツめ、と心の中で毒づきつつ、視線をカノの方にやる。
「セト。なんだってするから。セトのためならなんだってするから。だから、ずっといっしょにいて?
ねえ、たのむからぼくをひとりにしないで」
え、んなコト言われても。
正直セトは困った。
でもこれ、断ったら絶対泣くッスよね?それは嫌だなあ、弱いものいじめしてるみたいで。
…なんか思考がズレているが、まあ、モトが修哉だし、こんなものなのかもしれない。
まあ兄ポジションなら別にいいか。
むぅ、と思考を巡らせセトは、自分の出した結論をカノに伝えようとした、が。
次の瞬間思わず硬直した。
「きっと。きっと僕はセトのこと愛してるんだ」
まるで花が綻ぶような、誰もがうっとりと見惚れるような笑みを浮かべて、鹿野修哉はそう告げた。
ぴしり、と空気が凍りついたような音がした、気がした。
しばらくの間両者ともに動かなかったが(と言ってもカノは凍りついたセトを不思議そうに眺めていただけ)、
カノはちょっと考えてからいつまでたっても動かないセトをとりあえずアジトに連れて帰ることにした。
(だって、セト、アジトに帰るって言ってたし。無問題!)
「・・・ねえ。なんで俺はカノに押し倒されてるんッスか?」
「やだなー、そんなの決まってるでしょ?大丈夫、痛くしないように頑張るから」
「言わないで下さいッス。」
(こわい)
もしかしてセトは自分の作り出した妄想で、朝起きたらいないんじゃないか。
(また、僕はあの色のない世界で生きるの―――?)
いやだ。いやだいやだいやだいやだいやだいやだ!
吐き気がこみ上げてくる。
頭がぐらぐらする。
(・・・きもちわるい)
体に伝わる床の冷たさが。
視界に移る真っ暗な風景が。
肌に触れる空気の生ぬるさが。
全部が。自分を含めた全ての物質が消えればいいと思った。
静寂を破ったのは、勢いよく扉が開かれる音。
「っ!?カノ、大丈夫ッスか!?なんで顔真っ青・・・!?」
「やだ」
返ってきた的外れの返答に、答えになってないッスよ!と絶叫したいのをセトはこらえた。
だって今は真夜中だ。(近所というかキドに迷惑だ!)
なにかが倒れたような音がしたのであわてて駆けつけてみるとこれだ。なんなんだ一体。
そして気が付くといつのまにやらカノはぼろぼろ涙を零していた。
唇が動いているのでなにか言っているようだが、聞こえない。仕方なく傍によると、ぎゅーっと抱きしめられ、というか抱きつかれた。
「もう、ひとりはやだ・・・!」
聞こえたそれは、今にも消えそうな声で。
セトは、ため息をついた。
なんだかんだいって、結局突き放せない。(仕方ないだろ、性分だ!)
するりと腕の中から抜け出ると、案の定この世の終わりみたいな顔をしたので、
ベッドの中に入って、ぽんぽんと隣を叩いて言ってやる。
「しょうがないッスから添い寝くらいならしてやるッス。ほら、さっさと寝るッス。」
とたんにぱっと目を輝かせたカノに猫耳と尻尾が見えてしまった自分は
ちょっと毒されてきたのかもしれない、とセトは思った。
(花と点描はカノの技術だ)(と、思う)(…たぶん)
- Re: 【カゲプロ】R18注意 カノシン・セトカノ ( No.26 )
- 日時: 2016/01/20 08:48
- 名前: 飛鳥
ふおおおおおおお!
可愛いいいいいいいいいいいいいい!
すみません。最初から絶叫してしまいました。
はじめまして 飛鳥です。カノ受けが大好きです!
プロフ
中1 吹奏楽部 アニメおたくand腐女子(さいあくですね・・・)
文才があまりないので(イラストも壊滅的にへた やっぱりさいあくですね・・・) 基本閲覧するだけです! すみませんm(・・)m
みなさんうますぎです!部活がすごいハードなので また会えるかは不安ですが 今後共々よろしくお願いします!
(この口調は 部活譲りなので すみません。)