大人二次小説(BLGL・二次15禁)

カラス、保護しました。 【BL・R18】
日時: 2014/12/29 13:54
名前: あう

ストーリー重視のBLです。
カラスの擬人化ですよー。カラスって萌えます。こないだ街をうろついてると、脚でも怪我したのかヒョコヒョコ歩くカラスを見かけて滾りました。こんなワタシって変態・・・・!?
とまぁ、そんな話です(端折りすぎ)。お付き合いしてくれる方がいらしたらぜひ。
コメント大募集中です。カラス萌えの同志もいないかしら・・・?
また、スレ主は受験生につき更新は苔が成長する速度並みのものです。

キャラ

今屋 聖司 (イマヤ・セイジ)
男/28歳/高校教師

クロ (クロ)
男(?)/16〜17歳(見た目)/カラス

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Re: カラス、保護しました。 【BL・R18】 ( No.1 )
日時: 2014/12/29 13:58
名前: 小波渡未來

初めまして、小波渡未來です。
よろしくお願いします(*^^*)

Re: カラス、保護しました。 【BL・R18】 ( No.2 )
日時: 2014/12/29 14:17
名前: あう

朝。通勤の時間。もう冬なんだな、と実感せざるを得ないこの寒さ。もうそろそろコートも出すべきかもしれない。
そんなことを考えながら庭を突っ切り、車の元へ向かおうとした。霜柱を踏み砕く音がなんとも言えない。枯草がキラキラときらめいている。
そんな茂みの中に、聖司は異物を見つけた。

黒・赤・肌色。気味の悪い組み合わせだ。おそるおそる近づく。
「うっわ・・・・」
思わず後ずさりしてしまった。茂みに埋もれているのは人体。裸だ。うつぶせに倒れていて顔は見れないが、多分男。死んだように冷たい白色の背中は、ところどころに痣や裂傷が見られる。
「あ、あの・・・」
応答なし。当然といえば当然かもしれない。
肩に手を触れてみる。驚くほど冷たい。きっと一晩中ここに転がっていたのだろう。この寒さだ。裸ではひとたまりもない。
―――死んでいるのか―――。
脈をとる。細い手首だ。触れるのも怖かったが、これをしないと救急車を呼ぶべきかパトカーを呼ぶべきか定まらない。
―――とく、―――
微かに、微かに動いたのが感じられた。

聖司は急いで家の中へ駆け込み、庭へと毛布を引きずりだした。
彼(?)をそれで包むと、傷に障りのないように抱え上げる。背丈の割には軽い。額からも流血しているようで、額から目にかけて血が赤黒くこびりついている。
先ほどエアコンを消したばかりのせいか、室内はまだ暖かかった。赤外線ヒーターの前に彼(?)をころがす。
狭い家だが、浴槽があるのが救いだった。体を温めるには風呂が一番だ。
市街地から少し離れたこの家。救急車が到着するより風呂に湯を張る方が断然早い。彼(?)を温めてから救急車を呼ぶ算段だ。

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