大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ロロノア・ゾロ 総受け
- 日時: 2015/01/10 21:58
- 名前: 団長
ワンピースのロロノア・ゾロ総受けスレッドです。ゾロ受け好きな人は寄っていってください。たまにR18表現があります。大体、サンゾロか、ルゾロか、シャンゾロ、ミホゾロです。エーゾロや、ベンゾロ、ローゾロも書いていきます。ゆっくり更新していきます。
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- Re: ロロノア・ゾロ 総受け ( No.1 )
- 日時: 2015/01/15 00:21
- 名前: 団長
【天然】ゾロ総受け
ここは新世界、新世界といえば4皇のいる史上最強のグランドライン後半の海、そんな海ならいつも激しいだろう。と思うのが普通だ。だが、この船を見ると、皆それぞれが好きなことをしている。波も穏やかだ。しかし、この船、サウザンドサニー号に乗っているこの一味こそ、船長、モンキーDルフィ率いる船員全員が賞金首の麦わらの一味である。そんな麦わらの一味だからこそ、船員全員変わり者で困ることも多いのだが、一番困るのは船長と剣士とコックで、その中でもすば抜けて困るのは…剣士、ロロノア・ゾロだ。
何が困るのかはこれからおこる口論を見ればわかるだろう…。
「島が見えたわよー!」
「何!?本当か!ナミ!」
「お、島か…久しぶりだな、刀でも見てくるか」
バッ
ゾロがそう呟いた瞬間、皆の視線が一気にゾロに集中する。
「な、なんだよ」
「ゾロ、あんたは絶対に島に降りちゃ駄目よ!」
「はぁ?」
「そうだぞ、ゾロ!お前は船でまってろ!」
「だから、何でなんだよ」
「これだけ言ってんのにまだわかんねェのか?クソマリモ」
「あぁ?」
「ったく、これだから天然は…」
「いい?ゾロ、あんたが島に降りるとまた大事になるでしょ?」
「だから、喧嘩しなきゃいいんだろ?」
「違うぞ、ゾロ!喧嘩ならいくらでもしていいんだ!」
「いや、駄目だろ!?」
ウソップがすかさずツッコミを入れる。
「じゃあ、何で駄目なんだよ」
「ゾロが可愛いからだ!」
「はぁ?」
ゾロは今度こそ本気で訳が分からないと言うように間抜けな声をだす。
「よく、言った!ルフィ!その通りだ!」
「何なんだよ、クソコックまで…」
「ルフィやサンジ君だけじゃないわ!ゾロ!みんな思ってることよ?ね?ロビン」
「えぇ、私も思ってるわ」
「なっ!?」
「あ?おぃ、ゾロ、お前…」
「なっ、なんだよ!?クソコック」
「なんで、俺たちだと平気なのに、ロビンちゃんに可愛いって言われただけで、そんな赤くなってんだよ」
「しっ知らねェよっ!」
ゾロはサンジに言われて気づいたのか両手で慌てて顔を隠す。
「だ…よ」
「あ…?」
「すぐ、そーいうことすっから島に降ろせないんだよ!このクソマリモが!襲われたらどーする!?」
「はぁっ!?てってめェっ!何言ってっ…」
チュッ
いきなりのことにゾロはボーゼンとする。そして、状況を理解すると、一気に耳まで真っ赤になった。
「無防備だしな」
それまで、黙っていたサンジがゾロのキスを奪ったルフィに激怒する。
「てめェ!俺のゾロに何しとんじゃァっ!クソ野郎がぁっ!」
「何言ってっんだ?サンジ、俺のゾロだぞ!」
「はぁっ!?私のよっ!」
「あら?私よ?」
「な、何言ってっんだ!おめぇら!俺のゾロだぞ!」
「お、俺のだ!」
それまで、黙っていたウソップとチョッパーもゾロが取られないように必死に言い合う。
そんな中、フランキーとブルックがゾロにさりげなく言う。
「可愛いゾロの処女はやっぱスゥーパァーな俺様が奪うからな」
「何言ってるんですか、フランキーさん、ゾロさんの処女は私が奪うんですよ?」
「あぁ?大体おめェあれがねェだろ?肉がねェんだから…」
「あぁ!そうでした!私、あれ、ないんでした!これじゃあ、処女なんて奪えませんね、突っ込めないですもんね。」
「だろ?ねェのにどうやって奪うんだよ、って話だもんな、だから、安心しろよ、ゾロ、お前の処女は俺が奪ってやるからな!」
「って、何おめェらは密かにゾロを口説いてやがんだ!ゾロの処女を奪うのはこの俺様だ!クソ野郎!」
「何言ってっんだ!おめェら!ゾロの処女は船長の俺が奪うんだ!」
「じゃあ私はゾロの童貞を奪おうかしら?」
「なっ!ゾロの童貞は私が奪うのよっ!」
ガタッ
それまでこの口論を黙って聞いていたゾロがもう聞いてられんというように立ち上がる。
「ゾロ…?」
ウソップが恐る恐るゾロの名を呼ぶ。
「わかった…もう島には降りねェからその醜い争いをやめろ。」
ゾロはそれだけ言うと男部屋へと入っていった。
そう、この長い口論で分かったかもしれないが、ゾロの困るのところは天然タラシすぎて、島に降りると悪い虫がつくということだ。だが、本人は鈍すぎてそのことに気づいてはいないが…。
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