大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【黒バス】歪な愛情表現【花宮総受け(ヤンデレ)】
日時: 2015/01/24 10:39
名前: RIOU

黒子のバスケ、霧崎第一高校バスケ部主将兼監督は

どうやら霧崎第一高校バスケ部や他校のバスケ部に歪な愛情を注がれているらしい



【一話】
黒花

【二話】
宮花

【三話】
高花

【四話】
赤花

【五話】
今花

【六話】
緑花

【七話】
氷花



今の所はこんな感じです
リクエストがあれば受け付けます

Page:1



【一話】黒花 黒子side ( No.1 )
日時: 2015/01/24 10:38
名前: RIOU

僕には今、誰よりも、何よりも愛している人が居る。その方は僕の部活の先輩の足を負傷させた方

だから、初めは嫌いでした。憎んでいました…ですが、プライベートで出会って過ごしているうちに彼の意外な一面を見たり、可愛らしい一面を見てきた僕は…

いつの間にか彼に惹かれていました

男同士での恋は有り得ない。気持ち悪い。そう言っていた彼を振り向かせるのには苦労しました

何度も何度も罵られ、バカにされ、でも偶に見せる優しさが僕を虜にしていく。愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくて、愛しくてたまらない

でもそんなある日、彼の僕に対する態度が変わったんです。目を合わせると頬をうっすら赤く染めて目を逸らしたり

いつもなら、僕が『愛しています』そう言えば『きめぇよ』とか『ふはっ、冗談言うんじゃねぇよ』とか散々言ってきたのに

『ば、バァカ…』とか『あまりもう、んなこと言うなっ』とか、頬をうっすら赤く染めてそう言うんです。自惚れても良いんですか?

貴男が好きなのは僕なんだと、自惚れても良いんですか?

今日もいつも通りマジバで花宮さんと待ち合わせ。でも…


「あれ…?」


貴男の前の席にいるのは…


「高尾!いい加減にしろよっ!!」

「あははっ!まこちゃんったら顔真っ赤ー」

「う、ううううるせぇっ!!」


高尾君、ですよね?

あれ?どうして?どうして?貴男が好きなのは僕のはずでしょう?浮気ですか?浮気なんですか?


「まーこちゃん。キスしよ?」

「はあ?こ、ここ人いんだろ!?」


嫌だ


「平気だって…」


嫌だ


「ちょ、高尾っ」


嫌だ


「まこちゃ…真…」


嫌だ。見たくない。僕の恋人が、花宮さんが


「んっ…」


他の男と、高尾君とキスしているところなんて。こんなにも愛していたのに、愛しているのに

どうして貴男は僕以外の男とキスするんですか?僕はもう要らないんですか?僕はもう不要物ですか?


「ん…っは……真、可愛い…って、黒子じゃん!どったの?」

「あ、えっと…お二人はどんな関係ですか?キス、してましたし…」


高尾君のホークアイに見つかり、聞きたくなかったことをあえて聞いてみることにした

恋人同士だったら、どうしましょう…いえ、そんな事はないですよね。貴男が愛しているのは、僕だけなんですから


「俺と真の関係?そりゃあ、恋人同士に決まってんだろ?なー、真?」

「あ、あぁ」


花宮さんは顔を赤く染めて目を逸らす。浮気したんですね…酷い。酷いですよ、花宮さん…


──ガタンッ


僕は花宮さんの腕を引いて強引にキスをする。花宮さんの唇を舌で割り、舌と舌を絡め合わせる


「んっ!?ふぁ、やめ、ろっ…黒、子っ!!」


貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの。貴男は僕だけのもの


「黒子っ、テメェ!!俺の真になにすんだよ!!」


高尾君はあからさまに怒っているようだ。僕をキツく睨み付ける

それよりも、『俺の真』?何を言っているんですか?花宮さんは僕だけのものですよ?


「花宮さん…浮気だなんて、酷いですよ。僕という恋人がありながら高尾君とキスするなんて…」

「は…?俺は前から高尾と付き合ってた。だから黒子。テメェとは付き合ってなんかねぇよ…ふはっ、俺を別の奴に重ねてるだけじゃねぇの?」

「そうだよな。真は俺に一途だもんなー。まぁ、俺も真に一途だけど…だから、真は俺だけのもんだ…黒子、何かの間違いだろ?お前と真が付き合っていたとかさ」


違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うっ!!

僕は花宮さんの彼氏だ

花宮さんは僕だけのもの。僕だけのものなのに…なんで、なんでそんな事を言うんですか?


「ッ!?真、黒子は危険だ。逃げよう!!」

「は、ちょ、おいっ!!」


高尾君は会計を済ませて花宮さんの手を引いて走っていった

……必ず、取り返して見せますよ…僕の可愛い可愛い花宮さん…




─続く─

【一話】黒花 花宮side ( No.2 )
日時: 2015/02/02 21:55
名前: RIOU

「はぁっ…はぁっ…ふぃー…ここまで来りゃ黒子も来ねーだろ」


高尾と共に黒子から逃げ、人気のない裏路地に身を隠した

にしても、黒子は何故俺と恋人同士だと言ったんだ?俺は木吉の膝をぶっ壊したんだぜ?

いや、でも…プライベートで数回会って話が弾んだ時はあったが、それっきりだった

それに俺は高尾と付き合っている。だから、黒子が恋人とか有り得ねぇよ


「にしても、黒子はどうしちまったんだろーな」

「知らねーよ。俺にもわかんねぇ」


腕を組み、裏路地の壁にもたれかかる。高尾はキョロキョロと辺りを見回して警戒している

明らかにさっきの黒子はおかしかった。いつもの黒子じゃねぇ…


「真…」

「あ?んだよ」

「真は、俺のこと好き?」


いきなり何を言い出すんだコイツは…好きに決まってんだろ

好きじゃなけりゃ付き合わねぇよ


「好きに決まってんだろ。バァカ」


罵倒入りでそう言えば、高尾は嬉しそうに笑って俺に抱きついた。高尾以外ならぶん殴っていただろう

そう思いながら俺は高尾を抱き締め返した…その時


──バチッ


そんな音と共に、高尾が短い悲鳴を上げて倒れた

にしても、なんで──

そう思った瞬間


──バチッ


「ぐっ…!?」


そんな音がして、俺は倒れ込む。朦朧とする視界の中…俺は不敵な笑みを浮かべる黒子の姿を見た

そして、黒子は───


「浮気したお仕置きをしてあげます…ふふ、これでずっと一緒ですねぇ…まーことさんっ」


そう言って無邪気な笑顔を見せた。そして俺の意識は…ここで途切れた



──END──

【二話】宮花 宮地side ( No.3 )
日時: 2015/03/22 14:29
名前: RIOU

俺の部屋に何があるのか秘密だ。家族にも、あいつ等にも

部屋の扉を開け、鍵を閉めて電気をつけると…花宮の写真が壁一面に貼られている


「…ただいま…花宮」


そう独り言を呟いて写真の花宮にキスをする。一目惚れだった

つか、まさか俺が男に…しかもあの『悪童』を好きになるとは思わなかった

でも…好きになっちまったモンは仕方ねぇよな。俺はこんなにも花宮を愛してる…机の上に置いてあるパソコンを立ち上げる

パスワードは勿論花宮の誕生日

パスワードを打ち込み、映像を見る。そこには…花宮の部屋が映っている


「……お、帰ってきたな」


部活帰りなのか電気の光が汗で反射している

なんだか色っぽく感じ、見ているだけでドキドキしちまう…嗚呼、あいつの唇をさっさと奪っちまいてぇ

あいつの、心も体も…全て…


『っ!なんなんだよ…』


突然花宮が何かに怯えるかのように立ち上がって辺りを見回す

何がそんなに怖いんだろうな?俺が見守ってるってのに…あ、どこから見られてるのか分からない視線に怯えてんのか?


「はは…可愛いな…」


画面越しにそっとキスをする

画面越しだから花宮の体温は感じない。まぁ、当たり前だけどな

いつかはこの部屋につれてきて永遠に花宮と過ごそうか。嗚呼、それが良い


「愛してるぜ…『真』」


そう呟いた瞬間、メールが届いた

差出人は花宮だった。『相談したいことがあるので、明日お時間いただけますか?』というシンプルなメール

即保存し、返信する


「断るわけねぇだろ」


『良いぜ?カフェでっか待ち合わせな』とそう打って送信すると、数分後に『ありがとうございます』ときた

このメールも保存し電源を切った

画面を見ると、ホッとした表情の花宮か映し出される


『宮地さんなら、なんとかしてくれるよな』


そんな声が聞こえた。お前は何でこんなに可愛いんだよ…───

犯したくなっちまうだろ

まぁ、明日が楽しみだ…そうだ。どうせなら…明日

この部屋に連れてきて、監禁してしまえば…


「……決めた…」


俺は怪しく口角を吊り上げた




──続く──

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