大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ハイキューの影日、月日が好きです!
- 日時: 2015/01/30 21:19
- 名前: さな
初めてスレ立てます
さなです、よろしくお願いいたします(。>д<)
私自身は文才の神に見捨てられてますので駄作ばかりのゴミ箱みたいになると思いますが、皆さんの素晴らしい作品を見ていると書きたくなってしまいました。
本当に亀更新になりますし、誤字脱字も多々あるかと思いますが、お付き合い頂ければ嬉しいです。
- Re: ハイキューの影日、月日が好きです! ( No.1 )
- 日時: 2015/01/30 22:22
- 名前: さな
えーと、一応影日のつもりです
おれは影山が好きだ
いつからかなんて、もう覚えてない
はじめはただ、顔が怖くて口が悪くて横暴なアイツが嫌いだった
ムカつく奴だなぁって思ってた
なのに今、おれは影山が好きで仕方ない
バレーと影山どっちが好きかって訊かれても、「影山だ」って即答できる
それくらい影山が好きなんだ
だけど、この気持ちを伝える訳にはいかない
おれは男で、影山も男だから
伝えたって気持ち悪がられるに決まっている
なんで好きになったのが男だったんだろう
なんで普通に女の子を好きになれなかったんだろう
なんで、影山なんだろう
朝練の時、放課後の部活の時、移動教室の時...おれの目は自然と影山を探している
影山のことを考えてしまう
他の事なんて考えられないくらい、アイツでいっぱいになる
今日だっていつもならしない様なミスを繰り返していて、トスを上げてくれていた菅原さんに様子がおかしいって言われた
影山にも怒鳴られた
いつもなら言い返せるのに、影山が怒っているのを見ると、このまま嫌われてしまうんじゃないかと怖くなって何も言い返せなかった
「...ごめん」
そう言ったおれに、影山はなんだか変な顔をしていた
バレー部で毎日顔を合わせて、でも気持ちがバレる訳にはいかなくて
正直、もう影山の近くにいるのが辛かった
好きだって気持ちを、これ以上隠しておくのは無理だった
バレーは好きだし、影山のトスを打つのは楽しかったけど、それ以上に苦しかった
だから、バレーとも影山とも距離を置くことにした
武田先生とコーチに退部届けを出した
大地さんと菅原さんには、部を辞めることを伝えた
皆驚いた顔をして理由を訊いてきたけど、やっぱり答えることはできなかった
そんなおれを見ると皆深くは追求しないでいてくれた
武田先生はとても悲しそうな顔をしていた
大地さんは「いつでも戻ってこい」って言ってくれた
それが、今日の昼休みの話
放課後の部活には出なかったから、帰るのがいつもより早くて変な感じがした
きっと、おれが部を辞めたって話はもう皆聞いただろう
そう思うと、なんだか無性にボールに触りたくなった
とりあえず、一度切ります
- Re: ハイキューの影日、月日が好きです! ( No.2 )
- 日時: 2015/01/30 22:35
- 名前: さな
次の日、朝練がなかったから今日はいつもより遅く起きた
ゆっくり寝たせいか授業中に眠たくなることもなくて、影山のことを考えそうになって慌ててノートを取り始めた
せっかく距離を置いたのだから、これ以上影山のことで頭を悩ませたくなかった
昼休みになって弁当を鞄から取り出していると、クラスの奴がおれを呼んでいるのに気が付いた
「日向、お前に用があるって人がいるけど」
誰か昼飯にでも誘いに来たかと思ってドアを開けて廊下を見た
ごめんなさい、なんか眠いのでまた続きは明日書きます(´・ω・`)
- Re: ハイキューの影日、月日が好きです! ( No.3 )
- 日時: 2015/01/31 00:22
- 名前: スペードクラブ
初めまして、スペードクラブと申します。
僕も影日とか日向受け好きです。
これからもちょくちょく覗きに来ます。
- Re: ハイキューの影日、月日が好きです! ( No.4 )
- 日時: 2015/01/31 11:13
- 名前: さな
スペードクラブさん、はじめまして!
日向可愛いですよね!щ(゜▽゜щ)
こんなので良ければまた覗きに来てやってください。
じゃあ、続きを書きます
「...っ」
ドアのところで待っていたのは、影山だった
いつも以上に不機嫌なのは見たらわかるのに、怒鳴ったりせずにただおれを睨んで低い声で言った
「日向、来い」
影山のあまりの迫力に逃げたくなったけど、こいつとはどうせ、話を付けておかなくちゃならない
影山は黙って歩いて、おれも何も言わずについていった
どこに行くかと思えば、部室に向かっているみたいだ
案の定、影山は予め借りていたらしい鍵でドアを開けると中に入っていった
部屋に入らずドアの前に立っていると、影山は顔をしかめて「...早く入れよ」と言った
その顔と声には、今まで見たことないくらいの怒りが込められていて、胸が苦しくなった
だけど、今は泣けない
しなきゃいけないことがあるから
影山に、嫌われないと駄目だから
本当は嫌われたくないけど、おれが影山から離れるのはできないから、影山がおれから離れてくれればいいと思った
「え、部室におれが入っていいのか?
部室に部外者が入ったら駄目だろう?」
わざとおどけたように、部外者って言葉を強調して言うと、影山に胸ぐらを掴まれた
首が絞まって苦しいけど、我慢して影山を見続けた
「...なんでだ!なんで辞めた?お前にとってバレーはそんな簡単に辞めれるようなものなのか?日向、お前はバレーが好きじゃなかったのかよ!
...俺を、俺を倒すんじゃなかったのかよ!!」
やめろよ、影山
なんでそんなに悲しそうな顔をするんだよ
泣きそうになってんじゃねーよ
お前、おれに怒ってたじゃん
もっと怒れよ
もっと怒鳴れよ
もっと、おれを嫌いになれよ
だけど、ありがとな?
おれのことは多分嫌いなんだろうけど、おれがいなくなることに対して真剣に怒鳴ったり、泣きそうになってくれて
喜んでいる場合じゃないのに、すげー嬉しいよ
「おれは今でもバレーが好きだ
正直、今日だってボールに触りたくて仕方なかった」
「っ、じゃあなんで辞めた?バレーがしたきゃ部に居ればいいだろ!ボールにはいくらでも触れるし、お前の好きなトスだって上げてやるよ!
お前はレシーブも基礎も全然出来てないだろ!下手糞が練習サボってんじゃねーよボゲェ!」
バレーが好きだと言うと、影山にいつもの調子が出てきた
練習中にミスした時と同じ怒鳴り声と表情
怒鳴り声と表情でここまでわかるなんて、どんだけ影山を見ていたんだと自分でも可笑しくなる
あぁ、おれはやっぱりこいつが好きなんだって改めて思う
だから、今からまたこの表情を壊さないといけないんだと思うと、すごく苦しかった
だけど嫌われないと駄目だから、ここで退くわけにはいかない
「練習はサボったんじゃねーよ、おれはもうバレーを辞めたんだから
お前も嬉しいだろ?下手糞がいなくなって
確かに今でもバレーは好きだ
だけどそれ以上に好きなものができたんだ
だから、バレーはもう辞めるって決めた」
鈍い音がして、身体が飛ばされていた
ロッカーにぶつかった背中と頬が酷く痛んだ
頬が痛いってことは殴られたんだろう
口の中が鉄臭い
一度切ります