大人二次小説(BLGL・二次15禁)

アルドノア・ゼロ【腐】書きませんか
日時: 2015/02/22 09:36
名前: 花海帆

アルドノア・ゼロにハマりすぎて最近そのことしか頭になくて大変な花海帆です。はじめまして。

思ったのですが!アルドノア・ゼロの腐向けが!!なぜない!なぜpixivやTwitterにしかない!と思いまして。
作ってみました。

えーと、私も書きたいのですが、自給自足ではあまり萌えないゆえ…
どうか書いていただけたらな、と…
勝手に書いて書き逃げでも全然OKです!長くなっても構いません!エロはもちろん、ほのぼのでも全然OK!あ、私はエロのほうが((

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Re: アルドノア・ゼロ【腐】書きませんか ( No.1 )
日時: 2015/02/22 11:45
名前: 花海帆

はい、私も頑張ろうと思いますっ
頑張れ私頑張れわたしがんばれわたし……


スレインを海に落とした時にもし捕虜として拾ってたらって妄想したやつ。
姫たまもいるよ



「伊奈帆さん、今すぐこの方を出してあげてください。私のお友達なのです。」

オレンジ色に海に落とされ、捕虜として捕まり、牢に入れられてから2週間。その間に、僕はオレンジ色のいろいろなことを知った。
例えば、表情は乏しくても、いろいろ思っていることがあること。意外に嫉妬深いこと。卵が好きなこと。
その一つ一つを知っていくうちに、僕はオレンジ色に恋をしたのかもしれない。
そして今日、やっと姫様と会えた。
姫様は、僕を牢屋から出してくれるよう、オレンジ色に頼んでいた。

伊奈帆、っていうんだ。名前。

「……艦長がいいって言ったらすぐにでも出られる。僕にはどうしようもないし、助けられない。だから、艦長に頼んでみたらどうかな。」

「それは名案です!!では行ってきます!」

姫様はとても優しい。
そして、どんな顔よりも、笑っている顔が美しい。

「さて、やっと2人きりになれたね。」

「それがどうしたというのですか?」

冷たい答えは返したくない。けれど、そうでもしないときっと離れてくれない。僕は、恋をしてはいけない。

「今日は特別に話したいことがあって。」

特別………
無表情な彼からは、とことん感情が読めない。これだけ読めなかったのは初めてかもしれない。

「実はね

「お許しが出ました!!今すぐここを出てください、スレイン!!」

彼が話そうとした矢先、姫様が入ってきて叫んだ。そして、持っていた鍵を牢の鍵穴に刺し、鍵を開けた。

「…まあ、いいや。また後で話すよ。」

彼はそう言って出て行ってしまった。その背中に、少し切なくなる。何を、話そうとしたのだろうか。

「スレイン!お風呂に入りますよ!!お湯は沸かしてありますから、早く入りましょう!」

お風呂…最近入ってなかったし、まず入れるような状況ではなかったから、入れるのは素直に嬉しい。

「わかりました。上がったらどこへ行けばいいですか?」

「それはその時に説明します。」

「そういうことではなく…姫様はどこで待っておられますか?」

「え?一緒に入るのではないのですか?」

えっ……
僕が、姫様と、お風呂?

「そそそそそ、そんな!恐れ多いです姫様!!!」

「では命令です。ならば入らなければならないでしょう?」

あなたは性別というものを知っていますか!?あなたは男というものを知っていますか!?
初めて、『純粋』という言葉を憎んだ。




確かに、確かに気持ちいいです。湯気とか、お湯加減も最高だし、とても気持ちいい。だけど、だけど。

「気持ちいいですね、スレイン。」

僕の足の間に姫様が収まっているという事実にどうしても焦ってしまう。
これは命令、これは命令、これは命令、これは命令…

まだタオルを巻くのなら良かった。いや、よくなかったけども。姫様は、裸になってそのままバスタブに入って行ってしまった。

『ほら、スレインも入ってくるのです。』

笑顔でそんなこと言われちゃ逆らえない。
姫様と会えるという喜ばしいことが起きた矢先これだ。ああでも、幸せかもしれない。いや、でも女性とお風呂に入るのはいかがわしくて…


もしかして。
僕は姫様に、男として見られていないのだろうか。

「姫様…伊奈帆さんとも、お風呂に入るのですか?」

試しにそう聞くと、姫様は顔を真っ赤にして慌て、

「そんなっ!彼の方は男の人ですよ!?」

と言った。
ああ、もう僕は立ち直れないかもしれない。姫様に男として見られていない。ショックだし、僕のネガティブ思考の頭は、『=頼りない』に結んでしまう。

「お体も洗ったところですし、上がりましょうか。スレインはどうします?」

「あ……僕はもう少しつかっていますので、姫様がお先にお上りください。僕もすぐに上がります。」

「そうですか。それでは。」

姫様はバスタブから上がった。
姫様の体のラインが目に入る。
姫様に魅力は確かに感じている。けれど、男としての欲望は、姫様を見ても出てこない。
………僕は少し異常なのだろうか。




「私がマグバレッジです。
それで、あなたのお部屋ですが…今はどこも埋まってしまっています。女性の部屋には行けませんし、男性も知らない方がとても多いでしょう?だから、あなたには界塚 伊奈帆の部屋に行ってもらいます。ベッドの支給ですが、不見咲さんの発注ミスでダブルベッドが来てしまいました。なので、あなたは界塚 伊奈帆とダブルベッドで一緒に寝てください。」

………………へ?
恋愛対象として見てしまっているかもしれない人と、同室で、同じベッド?
それは…いろいろと危ないです。

「では、部屋はここなので、速やかに行ってください。」

タブレットを渡される。ナビ付きで、船の中で使うようなものではないと思った。



「あの……」

部屋を開けると、彼はダブルベッドにシーツを引いていた。

「ん?ああ、コウモリか。荷物はそこ置いて。
……お風呂入ってきたの?」

「あ、はい。姫様に誘われたので……」

その瞬間、彼の目が少し鋭くなる。間違った、これは言うべきではなかった。これじゃ僕が好き好んで女性とお風呂に入ったみたいじゃないか。

「へえ、セラムさんとお風呂に、一緒に入ったんだ。」

一緒に、のところを強調される。姫様とお風呂に入ることがどんなことかもう一度自覚して、顔に熱が溜まる。
彼は、僕をシーツを引いたばかりのダブルベッドに押し倒した。

「さっきの話の続きだけど。」

こんな状態で、こんな時に言うんですか。

「僕のものになってくれる?」

「は?」

思わず変な声が出てしまう。『僕のものになってくれる?』どういう意味ですか。

「君の全部が欲しい。髪も、指も、心も、全部僕のものにしたい。
だからつまり………好きってこと。」

「は?」

二度目の変な声が出る。
好き?それは、どの好きですか?

「僕は君を恋愛対象として見てしまった。だからもう止められない。自覚した瞬間、相部屋なんてラッキーじゃないか。いつでも君を落としにかかれるんだから。」

ああ。
涙が出そうだ。
ずっと、彼は姫様が好きなのだと思っていた。

「…落とす必要は、ないと思いますよ。」

彼の目を見て言う。彼は頭にはてなを浮かべていた。
恥ずかしいな。でも、伝えたい。この思いが、伝わるといいな。

「僕もあなたが好きです。伊奈帆さん。」










なんか変な終わり方…
だめだ、文才がなさすぎて笑える…



Re: アルドノア・ゼロ【腐】書きませんか ( No.2 )
日時: 2015/02/22 12:04
名前: 花海帆

終わり方不自然だったし、後日談を書こう!ってなったので書きます!!





「で、君はセラムさんと、あの狭いバスタブに、一緒に入ったの?」

思いが通じた喜びでうっかり忘れていた。
姫様とお風呂に入ったということを伊奈帆さんに知られているということを。

「………命令、でしたから…」

痛い言い訳だ。こんな言い訳、どこからでも論破できる。
ああもう、最悪だ。

「ふーん……まあいいけど。」

その言葉に、思わず顔が上がる。許してくれる?
そう思ったけど、見えた伊奈帆さんの顔は最悪だった。
無表情の中に、とんでもない何かが見える。

でも、伊奈帆さんはすぐにそれを引っ込めて、真顔に戻った。

「……じゃあ、僕とも入る?あ、ここで襲ってもいいけど。」

「は?」

いやいやいやいや、何言ってるんですか。意識している人とお風呂になんか入れるわけがない。

「あ、入るの嫌?じゃあここで僕に襲われてくれる?」

「嫌ですよ!!シた後ってすごく痛いんですよ!?主に尻が!」

「へぇ、誰かとシたことあるんだ。」

あ、また地雷を一つ踏んでしまった。自分から墓穴掘って何をしている僕は。ちょっと海に落とされた時に頭のネジがぶっ飛んで行ったのかもしれない。

「………………………ありませんよ?」

きょどってしまって結局また自分から地雷を踏みに行ってしまった。

「嘘はよくないよ。なんなら、お仕置きという名目で襲ってあげようか。

大丈夫、気持ちよくするよ。火星人の体なんかすぐ忘れさせてあげるから。」

そう言って伊奈帆さんは僕の服を脱がし始めた。

「えっ、ちょっまっっ!!僕は望んでません!それにここだと声が聞こえてしまいますってば!」

「君が我慢したらいい話だよ。」

「そんなのできるわけっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」





そして不見咲さんはそんな会話、うふふな伊奈帆とスレインの情事を、扉に耳をくっつけて聞いていたそうな。


【おしまい】



不見咲さんの発注ミスはわざとだったんですね。
不見咲さんぐっしょぶ!!!


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