大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- キング総受け短編集
- 日時: 2015/04/01 15:11
- 名前: 紅狐
- 参照: http://akagitune
キング総受け短編を書いていきます。小説投稿はじめてなのでお見苦しい所もあると思いますが暖かい目でみてください。中身は保証はしません。
キングクラスタ集まれぇ!
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- Re: キング総受け短編集 ( No.1 )
- 日時: 2015/04/01 16:13
- 名前: 紅狐
- 参照: http://ajagitune
【何言ってんだバカ!】
バ…バン
キ…キング
ダンッ!
バ「うぃぃぃー♪」
バンがテーブルに突っ伏す。
毎日毎日こんな感じだ。
キ「はぁ……」
ため息を尽きながらいびきをかきながら寝るバンを魔力で持ち上げる。
ふよふよと浮きながらバンは心地の良い夢を見ているようでにんまりと笑った。
ガチャ…
ドアを開けベッドに無造作に落とす。
バ「ぐぅ…すぅ…」
気持ちの良さそうに寝ている。
キ「オイラも寝ようかな…」
呟きながら寝巻きに着替えていると…
バ「……キング…愛してるぜぇ…♪」
ボウッ!顔が真っ赤になるのが分かった!バンのやつ何言ってんの!?頭が正常に動かなくてむくりと起き上がったバンに持っていたシャスティフォルを投げつけた。
バ「おいー♪キング何すんだよぉ♪」
バンが目の前のシャスティフォルを持ちながら不思議そうな顔をする
キ「キキキキミが!変なこと言うからぁ!\\\」
バ「何言ってんだぁ?てめぇ♪」
キ「君がぁ…\\\おおおおいらの事をぉ…\\\あ、あいぃ…///」
バ「俺が何言ったんだって聞いてんだけどもぉ♪」
バンがうっすらと悪い笑顔を浮かべたような気がした。
キ「っ!///…君が!おいらの事を愛してるって寝言で言ったんだ!」
ああああああ///言っちゃったよぉ…
バ「おおっ♪よく言えたじゃん?照れ屋な妖精王さん♪」
キ「はぁ?」
最初何言ってるのか訳が分からなかった。
まだ元には戻らない混乱した頭で色々な考察を繰り広げているとぐぐぐっと体が引き寄せられるのが分かった。棚の前にいたおいらはあっという間にベットの上だった。
無理やり引き寄せられたせいでバンに抱きつくような体位になっていた。
バ「あらぁ?♪かなり積極的じゃねぇか♪」
キ「君が強奪(スナッチ)で無理やり引き寄せたからだろう!」
本当に訳が分からない。変な寝言と発言をした上強奪(スナッチ)で引き寄せるなど
バ「まだ意味がわかんねぇの?♪」
キ「分からないに決まってるだろっ!」
またシャスティフォルを投げつける。しかし距離が近すぎるのもありキャッチされてしまう。
バ「おいおい♪投げつけんなって♪」
そう言いながらバンは枕をこちらに投げつける
キ「きっ!君だって投げつけているじゃないか!」
またその枕を投げつける。
バ「だーかーらー♪やめろって!♪」
そんな風にバンと枕の投げ合いをしているうちに睡魔が襲ってきそのまま寝付いたような気がする。
次の日ぼんやりとした意識の中で自分の唇に何かが当たったのは気のせいなのだろう。前の日のことはあまり覚えてなくてバンに聞いて見ても
知らねぇ♪と軽く返された。
ただ…ただ…とてもとても幸せで楽しかったことだけを覚えていた。
- Re: キング総受け短編集 ( No.2 )
- 日時: 2015/04/01 16:15
- 名前: 紅狐
- 参照: http://ajagitune
初投稿ですがどうでしょうか!本当はもうちょっと短くするつもりが長くなってしまいました!まぁ…完成したのはゆるゆるのバンキンです。誤字脱字があるかもしれないですが我慢してみてください(笑)
- Re: キング総受け短編集 ( No.3 )
- 日時: 2015/04/02 15:14
- 名前: 紅狐
- 参照: http://akagitune
キ「zzzz」
枕(シャスティフォル)にしがみつきながらすぅすぅと寝息を立てるあいつを見ていると毎回思うことがある。
酒を飲み爆睡しているので今がやるべき時だと俺は思う。そろりそろりと起こさないよう近づくと…
ブスッ!
キ「ぎゃああああああああああああ」
バ「あ、起きた♪」
キ「あ、起きた♪じゃないよ!何するのさ!」
バ「いやー♪無防備な姿見るとぶっさしたくなって♪」
人差し指と中指を立てながら言う。
キ「ななななに言って!\\\」
バ「まぁまぁごめん♪ごめんー♪」
キ「たっくもぉ…」
まだ痛いのか尻を摩りながらキングはふよふよと浮きながら部屋に戻って行った。
バ「まぁそこが可愛いんだけどな」
ボソリと呟くと近くの椅子に腰掛けた。
今俺たちは[豚の帽子亭]に住まい、仲間(七つの大罪)を探す旅をしている。
平和な日々が足早に過ぎ去って行く今はその先が怖い。何かが起こりそうで。前に色々体験したおかげで平和な日々がいつも続かないことくらい分かってる。分かってるつもりだけれども平和な日々を期待してしまう。
やけに暗いことを考えてしまった。
バ「俺も寝るかな♪」
タンタンタンッ
3階までの階段をリズム良く登って行くと俺らの部屋だ。
ガチャ
キ「バ、バンッ!君も今から寝るのかい?」
バ「お〜♪そのつもりだけれどもぉ♪?」
キ「ならいいのだけれどもっ」
妙に焦った様子で喋る。よく見ると汗もかいていてさっき風呂に入ったばっかのやつには見えない。
バ「キング…何か隠してねぇか?」
キ「か、隠してないよ!いきなりなんだいっ!変だよっ!バンッ!」
バ「変なのはそっちだろ。やけに焦ってねぇか?」
キ「え?あっ…えーとぉ…なんでもないよ!さぁ寝よう、」
明らかに何かを隠している感じだった。何を隠しているのか知りたいがこれじゃキングを怒らせる。
ベッドに飛び込むとゆっくりと夢の世界へ落ちて行った。
「っ………ば…………て」
?「バンッ!バンッてば!」
懐かしく心地の良い声
誰かは顔を見ずとも分かった。
バ「エレイン〜♪なんだよぉ〜♪」
彼女はエレイン。命の泉を守る聖女だ。
エ「なんだよーじゃないわよっ!私の話の途中で寝るとかほんっと意味分からないっ!」
バ「ごめんごめん♪んで何の話だっけ♪?」
エ「私のお兄ちゃんの話よ!」
バ「ここの妖精王でお前をほっといて人間界に行ったやつ?♪」
エ「そうよ!あのお兄ちゃん意味分からないんだからっ」
何回も何回も見ては後悔した夢。やり返せればと何回思ったことか。
しかしどんなに後悔しても亡き人は戻らない。夢はどんどん場面を通り過ぎ地獄へと豹変した。木は燃やされ命の泉は無くなり、愛しき人の命すら燃え尽きた。残るのは燃えかすと俺だけ。嫌になる。こんな悪夢早く終わればいいのに…………
「バ……ン……き…………」
「バン起きてっ!」
バ「あ?うっせぇなぁ♪」
キ「もう朝だよっ!早く起きてっ!」
バ「はいはい♪」
ベットから降りいつもの服に着替える。
キングは俺の周りをふよふよと浮いていた。
階段をおりているとキングがいつもに増して辛そうな顔をしていた。
キ「げほっ………ゴッホっ」
バ「おいおい♪大丈夫かよ♪風邪かぁー♪」
キ「風邪なんかじゃないよっ!妖精は風邪をひかないんだっ」
いつもの強がりを見せるとすぅーとおりて行った。
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