大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 幼馴染じゃなくて恋愛対象として俺を見てよ…【山口ヤンデレ】
- 日時: 2015/04/21 01:29
- 名前: RIOU
山口→月島のヤンデレです
初めからヤンデレというわけではなく、ジワジワヤンデレになっていきます
月島攻めより月島受けの方が好きなので←
まぁ、月山、月菅は好きですけど…ハイ。いきなり始まります
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隣を歩くツッキーをチラッと見つめる。俺が見てるって事には気づいてないみたい
その方が、良いんだけどね…
俺はツッキーがいつの間にか幼馴染としてじゃなくて『恋愛対象』として好きになっていた
でも、ツッキーは俺のことを『幼馴染』としてしか見てくれない。だから、この思いはしまっておかないといけないんだけど…
ツッキーが他の人と話しているのを見る度に嫉妬してしまう
「はぁ…」
「なに。いきなり溜息なんか吐いて…」
「あ、ツッキー。んーん、なんでもない」
そう言って笑えば、ツッキーは『心配して損した』なんて言って向こうに行ってしまった
心配、してくれたんだ
たったそれだけのことだったのに…俺の体温は異常なくらい上がっていた。どんだけ好きなんだろ…
「……好きだよ…ツッキー…」
誰にも聞こえないように呟く。そんな事呟いたってツッキーが振り向いてくれないことは分かってる
けれど
好きなんだから。好きになっちゃったんだから仕方ないじゃん…
「……」
「おーい!山口!」
「え、あっ、日向。どうしたの?」
「落ち込んでたから話しかけた!なんかあったのか?」
ツッキーが振り向いてくれないんだ。なんて言ったら驚くよね
「んーん。なにもないよ」
「そうか?なら良いか!じゃーな!」
「うん」
だから言わなかった。この気持ち…誰にも相談できるものじゃないから…余計辛いんだよなぁ
男同士とか、普通なら有り得ないし…
それでも好き。あー…いつになったら伝えられるだろう…ツッキーのことだから即断るんだろうなぁ
それが怖くて自分の気持ちを伝えられないでいる
それに、下手に告白して、ツッキーに避けられるなんて事になったら…俺が、俺じゃなくなるんじゃないかって
怖くなる…
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