大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【高花】血濡れの華【ヤンデレ】
日時: 2015/05/03 14:32
名前: RIOU

俺には好き…というか愛してる人がいる。その人は他校で、バスケに不誠実な人。この時点で分かると思うが俺の恋人はあの悪童様だ

なんでそんな人を好きになったかって?一目惚れだったんだよなぁ

あの切れ長の凛々しい瞳に艶やかな黒髪に男にしては小さい唇に細い身体、勿論声も吐息も一つ一つの仕草も、少しドジなところも、あの人のことならなんだって知ってる

誕生日や血液型や好きな物嫌いなもの好きな本好きなジャンル好きな作者何時何分何秒になにをしているかその仕草をしている時はなにを考えているかよく行く店やカフェ、書店。あの人のために好きな作者の新作が出たら即メールしたり

あの人のためにと思ってなんでもしてきた。それよりも、思いが届いたときはめちゃくちゃ嬉しかったな…

ずっと見てるだけだったから

んで、今日はあの人と初デート!どんなとこに行くかなぁ…あの人のことだからカフェとか書店とかそんなとこかな?


「和成、わりィ遅れた」

「全然大丈夫っすよ真さん!」


そう言って笑えば真さんも笑う。真さんは身内には甘いと聞いたけれど本当らしい

俺には甘えてくれるし、バスケ中では考えられないほどの優しい笑みを浮かべる。この笑みは俺にしか見せない笑みらしい

彼氏の特権ってやつだな!


「なぁ、俺さ。和成のオススメの場所に行ってみてぇんだけど」

「俺のオススメっすか?了解でっす!そこ服屋なんでついでにコーディネートするっすけど…どうします?」

「じゃあ、頼む」


真さんのコーディネート出来るとか、めっちゃ幸せなんですけど!!真さんの好みを知っている俺なら真さんに似合う服をチョイス出来る

気に入ってもらえれば俺の好感度もアップ!!


「んじゃ、早速行きましょー!!!」

「ちょ、おいっ!」


真さんの手を引いて走る。呆れ顔をされたけど、楽しそうだったから良いか

あぁ、早く閉じ込めて永遠に2人っきりで過ごしたいな…────

Page:1



Re: 【高花】血濡れの華【ヤンデレ】 ( No.1 )
日時: 2015/05/03 14:36
名前: 橘 ◆j8LwjqF.GU

面白そうですね。
タイトルにつられてやってきました。
続き待ってます。

Re: 【高花】血濡れの華【ヤンデレ】 ( No.2 )
日時: 2015/05/03 15:12
名前: noa

これって、今話題のカラフルなバスケマンガのお話ですよね♪
二人とも私の好きなキャラなので、すぐ分かりました!
花ちゃんの方が好きですけど…♪
でも、高花って珍しいですね?
スゴく気になります!!
頑張ってください\(>ω<)

Re: 【高花】血濡れの華【ヤンデレ】 ( No.3 )
日時: 2015/05/03 21:53
名前: RIOU

コメントありがとうございます!

それでは続き投下です

──────────


服屋に着いた俺達。俺は真さんに服を早速渡して試着して貰うことにした。ワクワクしながら試着室の前で待っていると

カーテンが開き、俺が選んだ服を着た真さんが出て来た。にしても…


「うっは!真さんってばなに着ても似合う!!」


めちゃくちゃ似合っていた。首回り少し広めの服を着せたため色気がヤバい


「か、和成…店ん中だぞ。少しは大人しくしろ。まぁ、服は良いんじゃねぇの?少しさみぃけど」

「さっせーん。でもマジで似合うっすね」


再度そう褒めれば真さんの頬はみるみるうちに赤く染まっていく。これを見れるのも彼氏の特権ってやつ

真さんのとこのチームメンバーよりも俺の方が構ってもらっている。そう思うだけでにやけてしまう


「なににやけてんだよ」

「べっつにぃー」

「ふはっ、そうかよ」


付き合う前はめちゃくちゃ罵られたってのに、今ではこんな感じだ。あぁ…なんで真さんはこんなに可愛いんだろ

あ、そだ


「もう一着!もう一着だけ着てください!」

「マジか…たく、しゃあねぇな…」


その代わりカカオ100%チョコな。真さんらしいことを言って試着室に入った

その間に俺は『盗撮』した真さんの写真をスマホで見る。なんでそんな事をするかと言えば

全て把握しておきたいんだよ。だって…浮気されてたらショックだしさ…そんな事ある訳ないと思うけど

いや、絶対にない。断言できる。だって…真さんは俺だけのモノなんだから

もしも浮気なんかしてたら…お仕置きだけどな


「……あれ?」


そんなとき、一枚の写真が目に留まった。それは真さんの部屋に…宮地さんが居る写真

これは、俺が真ちゃんと出かけてるとき…?


「……なんで…」


なんで宮地さんなんかと…これは宮地さんに問いつめなきゃだな。スマホをしまい、真さんに『トイレに行ってくる』と伝えた後

人気のないところで宮地さんに電話をかけた


『あ?高尾か、なんだ?』

「宮地さん、×月×日…俺の真さんとなにしてたんすか?」

『は?あぁ、あれか…俺もアイツが好きだったから告白した。けど安心しろって、振られたからよ。和成が居るから付き合えないだとさ。つーわけだ。じゃな』


そう言って強制的に電話を切られる。へぇ…宮地さんも真さんのことが好きだったんだな

んで、告白した……その後に、無理矢理キス…ねぇ…

数枚後にあった宮地さんとあからさまに嫌がる真さんのキスシーン。宮地さんってば…真さんが嫌がってるにも関わらずキスとか…


「消毒しねぇと…」


んー、いきなりしたら嫌われるよな流石に。いやでも…真さんは俺のことが好きだし…嫌う事なんて…

じゃあ、いっそ…閉じ込めても良いんじゃね?

そうすれば真さんが嫌な思いする事なんて無い!俺ともずっと二人っきりで居られる


「……早速…明日にでも……あ、はっ…あははっ……あははははっ!」


こんな事になるくらいなら、さっさと閉じ込めとけば良かった。そう考えながら俺は

真さんの元へ戻った

Re: 【高花】血濡れの華【ヤンデレ】 ( No.4 )
日時: 2015/05/30 11:16
名前: RIOU

「おっせーよ」

「すんませーん。てか…やっぱ似合う!!」

「だーかーらー、声デケェわ!ったく…まぁ、この服気に入ったわ…」


戻ってくると、真さんは腕組みしながら試着した服のまま俺を待っていた。にしてもマジで似合う

大声で似合うと言った俺を注意した後、ぽつりと気に入ったことを教えてくれた

そう言った真さんの表情は、優しい笑みだった。俺は意地悪な笑みも今みたいな優しい笑みも大好き


「んじゃ、会計行ってきますね!」


真さんが着替えた後、俺は服を持って会計を済ましに行く。その際、俺はイヤホンを付けて真さんに近付く害虫が居ないかを真さんの服に付けた盗聴器で声を聞く

こうすれば、誰と会ったとかお見通しだしな。そんなとき…


『…良い恋人持ったな、俺…楽しいし、おもしれぇし、側にいて飽きねぇな。和成は』


そんな独り言が聞こえた。その瞬間に、独占欲が増す。なんでこんなに可愛いの?

真さんってば、マジ可愛過ぎ。早く会計済ませて真さんに抱きつきたい


「次の方、どうぞ」

「あっ、はーい」


レジが空き、さっさと会計して真さんの元に駆け足で戻った俺は後ろから真さんに抱き付いた


「うわっ!ったく…」

「へへっ」


呆れている真さんも可愛いな

後ろから強く抱き締めると、真さんはうっすら頬を赤く染めて『ハズいからやめろよ』そう言った

一つ一つの仕草が可愛すぎんだよ、真さんは


「愛してますよ…真さん…」

「お、俺も……あ、いしてる…」

「えー?きっこえなぁーい」

「このっ、あ、愛してるっつってんだろ。バァカっ」


店の中だから控え目に悪態を付く真さん

可愛い…可愛すぎる

真さん…貴男は永遠に、俺だけのモノですから…ね?

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