大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 君と僕は主従関係 5/12更新
- 日時: 2015/05/12 13:46
- 名前: 鬮引
1、とある夜
「…はあ、はあっ……!」
俺はひたすらに走り続けた。
夜の街灯の下を、息を切らして逃げる。
早く逃げなきゃ『あいつ』が来る。みんなを殺した、『あいつ』が。
狭い曲がり角を見つけて、慌ててそこに潜り込んだ。
しゃがんで息を整えていると、もう枯れ果てたはずの涙が再び溢れた。
なあ、みんな。
俺はどうすればいい?
もう、逃げ切れる気がしないんだ。
だけど捕まったらおしまいなんだ。
終わらない葛藤をまた、脳内で繰り返していると、聞き慣れた靴音が聞こえた。
少し早足の、コツコツと鳴る革靴。
「ぁ、あ……あぁ……」
恐怖で声が出ない。
怖い、恐い、こわい、コワイ。
逃げなきゃ、だけど足が動かない。
そして月の光の真下で、その靴音はピタリと止んだ。
「やっと見つけましたよ、俊輔君。」
みんなを殺したあいつは、俺を嘲るように笑った。
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- Re: 君と僕は主従関係 ( No.1 )
- 日時: 2015/05/09 10:28
- 名前: 鬮引
始めまして!
名前、どう読むか分かりますか……?(汗)
ちなみに鬮引と書いて(くじびき)と読みます!
こういう小説を書くのは、かなり久しぶりなので駄作です。
ジャンルはオリキャラBLです!
コメントもお待ちしておりますので、ぜひ読んでください!
ですが、なかなか更新できないので、更新した際はタイトルに書いておきますので、そこのところはよろしくお願いします!
by 鬮引
- Re: 君と僕は主従関係 ( No.2 )
- 日時: 2015/05/09 16:45
- 名前: 鬮引
1、とある夜
ふと、目が覚めた。
一体ここはどこだろう、なんで俺はこんなところにいるんだ。
とにかく回りを見ようと動こうとした。
が、俺の体は動けなかった。
「っ……?」
驚いて自分の手足を見ると、重い鉄の鎖に繋がれていた。
「なっ…!」
まさに愕然、という感じだ。
つまり俺は誰かに監禁されている、ということなんだから。
「だ、だれか…!だれか居ませんか!?」
焦りと恐怖で思わず声を荒げるが、その声は無情にも静寂に消えていった。
どうすればいい、手足は動けない。
ここには誰もいない。
そういえば、俺は誰にこんなことをされたんだろう。
そのことに関して、全く思い出せない。
と、そこまで考えたところで、突如としてドアが開いた。
〜See you Next time〜
- Re: 君と僕は主従関係 ( No.3 )
- 日時: 2015/05/10 13:21
- 名前: 鬮引
1、とある夜
「おはよう、起きたようだね。」
暗闇の中で、あいつの声が聞こえた。
「ひっ…!?な、なんでお前、が……?」
再び訪れた恐怖が、俺の背をひやりとさせる。
「なんで…って、それは君をここに閉じ込めるためです。」
怖いほどにこやかな笑顔で、あいつは言い放つ。
「閉じ込める…?ふざけるなよ、お前に皆は殺されたんだ。そんな奴の言いなりにはならない。」
はっきりとそう言うと、あいつは笑顔のまま表情が止まった。
「殺された?いいえ、殺してあげたんですよ?貴方のために。まあそんなことより……」
すっと、あいつの手が静かに伸びて、俺の首筋に触れた。
「貴方をこれから快楽に堕とすことが、楽しみでならないんですよ。」
〜See you Next time〜
***キャラ紹介***
俊輔(シュンスケ)…とある会社に勤める22歳。今年に入社したばかり。上司の『あいつ』に監禁された。
あいつ(本名はまだ謎)…とある会社に勤める24歳。俊輔の上司であり、同じプロジェクトの担当。俊輔の仕事仲間を殺したとか……?
- Re: 君と僕は主従関係 ( No.4 )
- 日時: 2015/05/10 13:33
- 名前: noa
こういう話大好きなので、楽しみに待ってます♪
頑張ってください(>ω<)!
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