大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【オリジナル】祓い屋の秘密【主人公総受け】
- 日時: 2015/05/14 21:48
- 名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto
黒崎壱夜には秘密がある。
それは、自分があの伝説の祓い屋『斬夜』だということ__。
突発的に書きたくなってしまいましたスミマセン!!
主人公が祓い屋設定で総受けです。
更新停止がたくさんあります。
最後まで付き合っていただけたらとても嬉しいです!
よろしくお願いします!
2015.5.14
題名変えました。
- Re: 【オリジナル】黒崎壱夜の秘密【主人公総受け】 ( No.9 )
- 日時: 2015/05/14 16:39
- 名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto
橘…俺達やっぱり気が合うよ(T∀T)
- Re: 【オリジナル】黒崎壱夜の秘密【主人公総受け】 ( No.10 )
- 日時: 2015/05/14 16:55
- 名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto
あれ…、皆出てきてる?
まさかの、朝礼終わった?
「…主がノロノロしてるから、朝礼終わったじゃねーか!!」
透が俺を恨めしそうに睨み付ける。
「っはぁ?! お前、俺のせいにすんなよ!!」
「するわボケ!! 何回お前の名前を呼んだと思ってんだこのバカ主が!!」
うっ……。
確かにさっき、俺はずっと起こしてた、って言ってたな…。
「……ちっ、悪かったよ」
後頭部をポリポリと掻きながら、目線を逸らして謝る。
っ…俺は起きなかっただけだし!!
気付いてたけど敢えて起きなかっただけだしー!!!!
「…主が謝った」
透がポソッと呟いた。
「おいテメェ地味に失礼なんだよ!! この俺をけなしてんのかバーカ!!」
「ハッ、主なんて知らねぇし!」
フン、と向こうを向いてしまった透。
お前なんか馬のフンだこの野郎ッ!!
「……ちっ」
俺は茂みの影から立ち上がって、教室へと矛先を向けた時だった。
「まぁ、朝礼をサボるなんて古澤くんらしくないですねぇ…?」
「ヒッ……」
い、今の声は……。
「……境、副会長……」
- Re: 【オリジナル】黒崎壱夜の秘密【主人公総受け】 ( No.11 )
- 日時: 2015/05/14 19:36
- 名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto
俺は後ずさった。
「朝礼をサボる上、大きな独り言とは…ストレスですか?」
「っ! い、いやぁ……ちっ、違…!」
副会長はどんどんと迫ってくる。
「や、や、やめっ、「まぁいいでしょう」
パッ
副会長は顔を離した。
「……へ?」
「今まで真面目に出ていた分、チャラにしてあげましょう」
「あ、ありがとうございます…すみませんでした……」
俺が頭を下げると、副会長は微笑んで去っていった。
「あ…っぶなかった……」
- Re: 【オリジナル】祓い屋の秘密【主人公総受け】 ( No.12 )
- 日時: 2015/05/14 22:08
- 名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto
あの気迫だけでも余裕で人を殺められるぞ…。
「主、教室に行かねぇのか?」
「あぁ、行く。…よし、急ぐか……」
ちりーん…
「……?!」
「……何だ、今の鈴の音……」
ちりーん…
「っ…」
南の方角…。
「お、おい主?」
「…………」
目を閉じて、耳に神経を集中させる。
「……」
ちりりりりん!
「!!」
ちりりりりりりりりりりりん!!!!
「空縛妖零!!!」
ちりっ、
鈴の音は止んだ。
「…乾の鈴……」
南の方角に納められる、霊界の宝。
この鈴が霊界にあると、霊の力が徐々に強まり、厄介らしい。
人と妖の全面戦争が起きたあの日、人間界に迷い込んだ妖が落としていったもので、強い結界が張られていて、妖は触れることも、近寄ることも出来ない。
なのに、何故…?
「主。乾の鈴は、危ない。早く封印しろ…元に戻すんだ」
「……あぁ、分かってる」
俺は鈴の紐を持ち、ユラユラと揺らす。
こめかみに人差し指を置いて、封印の式を唱える。
「縛垂零霊獣醜魂溶__封印破!!」
キュイィイン……
「…封印完了」
乾の鈴は、俺の手から消えた。
「主……」
「…あぁ」
__そろそろ此処も、危ない。