大人二次小説(BLGL・二次15禁)

『君に出会わなければ僕は死んでいた』
日時: 2015/11/04 18:09
名前: ▼ ◆sqQehfFaww

こんばんは。[梅夜]と名乗っているあほえろしょたこんです\(´o`°ネミィ...

えー…つい最近まで自分はショタコンではなくただのショタ好きだと思っていたのですが、段々とショタを好きであること(恋愛感情対象外)に羞恥心が芽生え始めてきまして。
そこで友達は俺に向かって、
「それでもお前はお前(異常)のままだ」と言われたのでショタコン(異常な奴)でもいいんだと開き直りました\(´o`°サミィ...

【注意】
※ヘタレ×ぼっち
※シリアスモイ
※BLです。苦手な方はブラウザバックせず好きになって下さい(嘘です)

【登場人物】
夢夜 零音(ユメミヤ レオ):高2
望月 悠馬(モチヅキ ユウマ):高2

【あらすじ的なやつ】
中学3年生だった2人は、別々の高校へ進学することになった。卒業式の日桜の木の下で零音の言葉に対して放った悠馬の一言がきっかけでお互い離れ離れになってしまったけれど__?

皆様閲覧ありがとうございました。
               梅夜

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Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.1 )
日時: 2015/11/03 20:53
名前: ▼梅夜:BY(腐)

『もう冬か…』

僕は溜め息混じりに呟いた。
 
高校に入ったら楽しくて華やかな生活が待っていると思っていた。
けどそうでも無かった。

僕はそう思いながら高校に着くまでの見馴れた街並みを歩いていた。

秋から冬にかけて日に日に気温は下がり続け、かなりの寒さになり始めてきた
僕はそんな寒さに耐えながらストーブで温まった教室へ入ろうとした次の瞬間__

『零音...!!』

後ろから懐かしい聞き覚えのある声がした。


でも、高校に入ってから僕には友達が一人も出来なかった。何せ集会等大勢の人が集まって行う行事には一歩も足を運んでいなかったのだから。
別に自ら其処に足を踏み入れようともしないし...。

だから名前も何も呼ばれる機会なんて無いのに...

__...ッ

「悠馬...!?」
僕は小さな声で驚いた。

でも、今は関わりたくない…
本能が咄嗟に働いた。
僕達は あの日を境に友達では無くなってしまったのだから。

僕の記憶が甦ると同時に意識がシャットダウンした。

〜3年前〜
中学3年生の半ば、僕達はお互いに別々の高校へ進学する事にした。

「もうすぐ卒業だね...」
「そうだな、寂しくなる」
「僕達、ずっと一緒が良かったなぁ...」
「...え。ずっと一緒に居るとか無理だから。俺高校入って彼女作るって決めてるし」

僕はこの時、本当の寂しさを知った。

「そ、そうだよね...ごめん、変なこと言って...」


言葉だけでも…そう言って欲しかった



『ずっと一緒に居たいね』って、

ここでようやく記憶のほうもシャットダウンした。

Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.2 )
日時: 2015/11/03 20:54
名前: ▼梅夜:BY(腐)

「…ぃ、…ぉ………零音…!!!」
「?」

あれ、いつの間に僕…

「大丈夫か?魘されてたぞ…?」

僕は…なんで生きてるんだろう…

「だ…だいじょう…うっ……」

涙が出てきた
何故涙が出てきたのか自分でもさっぱりだ。

「お、おいっ!なんで泣いてんだよ…」
「僕は大丈夫だから…」

「お前…どうしたんだよ…」
どうした?…僕はどうもしてない僕は正常だ。

「どうしたって何が」

僕は正常だ。

「なんか……昔と変わったっていうか…違うっていうか…」
悠馬はうつ向いた。

何言ってるの?
「僕は変わってないよ?」


変わったのは、君の方だ。

前までの君は強かった
でも今は_


弱くなった気がする

そう思う…気がするだけだ。

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