大人二次小説(BLGL・二次15禁)

君は彗星の如く【オリジナルBL】
日時: 2015/12/02 18:01
名前: 某メガネ



*君は彗星の如く*


こんばんわ、作者の某メガネです。


初めてで自信など皆無ですが、よろしくです。


でも、最初、違うとこに行ってたので、ここで仕切り直し。


(m。_。)m オネガイシマス

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Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.1 )
日時: 2015/12/02 18:03
名前: 某メガネ






「…好きなんだっ!」


男から告白されたのは、12月上旬の昼。


屋上は寒いのに、翔が行きたがった。


今思えば、告白は屋上があるあるな場所なのだろう。


「…あー、あのさ、翔は「わかってる!」……は?」


相手は必死だ。


「わかってるよ!」


……なにがだよ。


とは、突っ込まず、とりあえず口をつぐむ。


「男が男に…こ、告白なんてするの、変だってわかってるよ!」


告白ってどもるやつが、よく好きだと言えたな。


とも、突っ込まず、口をつぐんだ。


「でも、間違ってないし、勘違いもしてない!僕は、慶太が好きなんだ!……っ、ごめん!」


黙って自分を見つめている俺に、なにか距離を感じたのか、半ベソで翔は出てってしまった。


「やっ、違う!…翔!」


追いかけよう。全国大会、4位の実力を見せてやろうゾ。


足に力を入れた時…、視界になにか映った。


「きーっちゃった!きーちゃった!」


Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.2 )
日時: 2015/12/02 18:05
名前: 某メガネ






「へ〜、翔って慶太が好きだったんだ〜!……知ってたけど☆」


「…うわ、うぜぇ」


このウザ男は、佐藤 博(さとう ひろし)。


全国大会、3位の実力者だが、何と言っても短所は、


うざいうざい、超うざいこと。


情報通で、何でも知ってる。


今の告白のことも知ってたらしい。


「だって〜、翔ってわかりやすいんだもん。慶太に触られると顔、真っ赤っか!…それに気づかない慶太もすごいよね〜?鈍感?それともワザと?」


「そのにやけ顔、変顔にもほどがあるぞ」


「変顔じゃないし?!」


なるべく近寄りたくない。


自分のことだって、どこまで知ってるんだか。


「じゃ、俺、翔のとこにいくから。そこどけ。」


「え〜?ダメだよ〜?」


屋上の鍵がガチャっと音を立ててロックされた。


「お前、なにしてんの?」


「ん?今から慶太のこと犯すから閉めたの☆」


次に見えたのは、12月上旬の少し曇った空だった。

Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.3 )
日時: 2015/12/02 18:37
名前: 某メガネ



曇った空と俺を見下ろす博。


背中にアスファルトの冷たさが広がる。


押し倒された。


まず、認識したのは、それだった。


「…おかしいのは、知ってたけどここまでとは」


「なんかひどくない?」


博がニタァッと笑う。


「慶太、これからされることわかってないんでしょ」


反応が遅かった。


「…………んんっ?!」


もう、目の前には博の妖しい目しか見えなかった。


しかも、ずっと唇を離さない。


思いっきり博の胸板を殴るが、ピクリともしない。


こいつ、いつの間にこんなに筋肉ついてたんだ?


そうこうしてる間にだんだん苦しくなってきた。


……だめだ。………苦しいっ!


酸素を求めて口を開くと、待ってましたと言わんばかりに博の舌が侵入してきた。


「…んんっ?!…ふ……ぁっ!」


ビックリしたのはつかの間で、すぐに快感が脳を染めていく。


このままではやばい…。


力が入らない拳をなんとか握りしめた瞬間…


「誰かいるかなー?」


声がした。


苛立ったような顔をした博が、口を離す。


口から引いた銀色の糸をみたら、羞恥心が襲ってきた。


「あれ?あかなーい?」


「だから、教頭先生が言ったじゃん。はい、屋上の鍵。」


嫌だ。こんな姿、見られたらっ…!


ガチャガチャと音がして、扉が開いた。



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