大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 秘密の特訓(ワールドトリガー烏修小説)
- 日時: 2015/12/24 08:58
- 名前: 兎生萌岐
初めまして、兎生萌岐(トキモエギ)といいます!
この小説では、ワールドトリガーの
烏丸京介×三雲修
を書かせて頂きます(・ω・)
「何なのこの比喩?頭おかしいの?」とか「何でそうなるwww」ていう感じになるかもですが(爆)
それでは!参りまっしょ!(寝起きテンション)
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- Re: 秘密の特訓 ( No.1 )
- 日時: 2015/12/24 08:53
- 名前: 兎生萌岐
(修side)
僕は暗い夜道をせかせかと歩いていた。
(ボーダーの偉い人と話して、僕もボーダーの一員に……!)
「素質が無い」
そう言われたとき、それは僕の心に深く突き刺さった。
あの時の事を思い出す度、悔しさで心がいっぱいになった。
でも……
(素質だなんて、関係ない…!しっかりと誠意を見せればきっとボーダーに入れてもらえる!)
僕は、強くコンクリートの大地を踏みしめた。
−−その瞬間。
『ウウウウウウウゥゥゥゥン』
けたたましいサイレンと共に、上空に巨大な穴が現れた。
−−否。それは穴と言うよりも、『闇』と言った方が正しいだろう。
そして僕は、その『闇』の名を知っていた。
- Re: 秘密の特訓 ( No.2 )
- 日時: 2015/12/24 08:54
- 名前: 兎生萌岐
『門発生。門発生。近隣住民は、速やかに……』
ゆっくりとした口調で話すアナウンスを聴いて、改めてその名を確認した。
「門(ゲート)ッ……!?」
門(ゲート)。それがこの『闇』の正体で、名である。
そして、近界民(ネイバー)出現のための、『門』であった。
『クワァァァァァァァァ!』
大きく吠えながら近界民が門の中から顔を出し…そして、大きな地響きと共に、地へと着地した。
「うわぁぁぁぁ!!!」
- Re: 秘密の特訓 ( No.3 )
- 日時: 2015/12/24 08:57
- 名前: 兎生萌岐
僕は叫び声をあげながら、その場で踵を返した。
(逃げないと……ッ!)
走るのは正直、得意ではない。充分な体力も、速さも僕は持ち合わせていない。
でも、兎に角逃げることしか出来なかった。
逆に逃げなければ、確実に近界民に捕らえられるだろう。
だが−−−
「……っ!」
走り出そうと、一歩踏み出した瞬間、何かに躓き、そのままその場に尻餅をついた。
なんとか顔を上げ、近界民の方をみる。近界民は、いつの間にか僕との距離を30メートル程に縮めていた。
すぐに姿勢を立て直そうとするが、体に上手く力が入らない。
『クワァァァァァァァァ!!』
目の前の近界民が大きく吠える。それは「もう観念しろ」とでも言っているようもであった。
(もう、駄目だ……っ!)
僕は思わず目を瞑る。
−−−その刹那。
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