大人二次小説(BLGL・二次15禁)

現代日本は辛かろう
日時: 2016/01/22 17:35
名前: なめし

飛鳥、古墳時代末期の有名人がいきなり現代の街中で暮らし始めたら・・・!?
ほのぼの歴史創作古代史小説です。
聖徳太子、小野妹子、蘇我馬子、物部守屋が同棲してます。
この話はフィクションであり、実際の人物、団体とは一切の関係性を持ちません。
歴史創作にはまってしまいました。なめしです。
ほんのりBLほんのりギャグに仕上がっております。広い心で読んでください。
「おまけ小話」のリクエスト受け付けてます!!

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Re: 現代日本は辛かろう ( No.1 )
日時: 2016/01/23 09:20
名前: なめし

快晴。雲一つない澄みきった青空。立ち並ぶ四角柱の要塞。
「ここはどこだあああああああああっ!」

平穏と安寧に満ちた日曜日をぶち壊すような驚声。見慣れない服装の4人の男たち。
そう。この現代日本の首都東京に、飛鳥時代、古墳時代末期の人物が現れたなんて誰も信じやしないだろう。

「いっいもこ!こんなに人がいっぱいいるところでそんな大声出しちゃダメだよっ!」
「わかっています・・・。わかっています太子・・・。でも俺は!いま自分が置かれている状況がつかめません!!!」
「うるさいね〜妹子くんは。とりあえず今は状況の整理・・・ってとこだね」
「お前!今はそういう問題ではなかろう!?状況の整理もつかんぞアホ!」
「アホはどっちだろうねアホは〜!」
「「ぐぬううううううう」」
「もう!喧嘩しないでってば!!馬子さんもパイセンも!」
人気のない路地裏で4人の男がたむろしている。ひとりは冠らしきものをかぶり、一人はさっくりと前髪を2つに分けている。一人は黒髪を後ろで小さく束ね、一人はカーキ色と黄色を混ぜたような濃い若草色の髪を揺らしていた。
皆さん見当がつかないと思うが、はじめから数えておどおどしながら黒髪に隠れているのが聖徳太子。太子を後ろに呆れた形相をしているのが小野妹子。そして二つに分けた明るい色の前髪を風になびかせているのが蘇我馬子。さらに濃い若草色の髪を揺らす怒気を表面に醸し出しているのが物部守屋である。
まあ蘇我馬子と物部守屋は絶え間なく喧嘩しているからわかりやすかったと思うが・・・。
なぜこのような状態に陥ってしまったのか・・・。全く見当もつかないが、おおよそ推古天皇か誰かが関わっているのだろう。
東京のビル街に振り落とされた4人は、これからどうなってゆくのか。
不安と期待を込めながら読みすすめていってほしい。

しばらくすると路地が開け、陽の光が射し込んで来た。周りには見慣れない小物や品物、食品を扱う店が立ち並んでいる。
「どうやら僕たちの正装が珍しがられてるみたいだ。早いとこここの服装に着替えないと。」
「でも六文銭で売買できるんですかね・・・」
「それはわからないけど!とりあえず行ってみようよ!」
馬子の提案に対し妹子は金銭の心配である。
だが太子の明るい声に押され、一行は商店街へと踏み入った。

太子と守屋はcolors!にて投稿しました!
@namesi

おまけのリク募集してます!

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