大人二次小説(BLGL・二次15禁)

腐男子は恋をした
日時: 2016/01/23 22:35
名前: 天薇


はじめまして!
オリジナル小説を書くのでよろしくお願いします( `・∀・´)ノヨロシク

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Re: 腐男子は恋をした ( No.1 )
日時: 2016/01/23 22:35
名前: 天薇

俺は元々、女子が苦手だった。
その決め手になったのは高校の頃。気になっていた女性の先輩に告白した。

『は?お前と?意味わかんない』

そう言われて、笑われた。
自分は教室の端にいる地味な奴。そういう自覚はあったけど思いのほか傷ついた。
それから俺は漫画にふけった。元々、少女漫画が好きだったけど読んでいると自分の事を思い出す。
そしたら俺はいつの間にか……


ー約9年後ー

俺は一人、描いたものを破いた。

納得いくものが思いつかず、描けない。

眼鏡を外してため息をついた。

試しに息抜きしようと、椅子から立ち上がり自分の部屋を見た。
大学から一人暮らしを始めて、アパートで住むのはいいけど少し汚いなこれは。
床には自分が読み漁った漫画。あとはゴミ、ゴミ、ゴミ。

「これは編集の人が来る前に片づけないとな」

ピンポーン

「!」

インターホンが鳴って玄関へ急いでいった。

「はーい」

玄関を開けた。そこにいたのは一人の宅配人。
自分と同じくらいの年齢で紙袋を持っていた。
そして笑顔で…
「田中 雪吹さんのご自宅ですか?」

それにピンときた。

「あ、あの!少し家に上がってくれませんか?」

「え?俺がですか?」

「少しでいいんです!」

俺は戸惑う彼の腕をつかんでさっき居た部屋に連れて行った。

「あ、あの、田中さん!?」

「ちょっと動かないでください!」

俺は鉛筆をはしらせた。
彼に出会ったことで、いいキャラが浮かんだ。

書き終わったところで俺は彼に目をうつした。

「いや〜、ありがとうございます!」

とても恥ずかしそうな顔をしている彼は、俺の部屋をチラチラ見ながら言った。

「いえ、大丈夫ですけど…、田中さんって漫画家かなんかなんですか?」

「あ、はい、そうなんで……え?」

俺は冷汗をかいた。

自分の部屋には散らかった漫画とゴミ。漫画のジャンルはBL。

俺、田中 雪吹25歳。女性が苦手で職業はBL漫画家。
今、とても恥ずかしい人間です。

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