大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ハイキューとか色んなBL書いてく【R18】リクエストどうぞ!
- 日時: 2016/02/17 15:17
- 名前: 雨
はじめまして、雨といいますー!
書くのは、ジャンプ系(HQ、黒バス、リボーン等)、おそ松、あんスタ等ですー。
青い鳥とかにもいるんで、よければそちらでも相手してください。
アカウントは聞かれれば教えますよ〜!
うごメモとかミバもしてます(`-ω-)
ではでは。
- Re: ハイキューとか色んなBL書いてく【R18】 ( No.1 )
- 日時: 2016/02/04 19:44
- 名前: 雨
『知らないフリ。』あかぼく
赤葦side
「やーっ、くそ、ハズレかー!!」
部室へ入ろうとした瞬間、大きな声が聞こえた。
このあからさまな言い方、声の大きさ。まさしく、木兎さんの声。
入ったらどうせ巻き込まれるんだよな……。
何てことを考えながら、外まで声聞こえてますよ、と言って部室へ入る。
すると、最初に声をかけてきたのは木葉さんだった。
「あ、赤葦じゃーん。ちょっと聞いてくんねー?」
「良いですけど……」
そして、木葉さんはあれ見てと言わんばかりにそれを指した。
木葉さんが指したものは、水着姿の美女4人の写るポスター。どうやら、この中の誰がタイプかを当てるクイズをしていたんだな。
だが、違った。
「この中で、誰が赤葦のタイプなのかを木兎に当ててもらってたんだよねー」
「……え?」
「くそー、ごめんな、赤葦ー!当てられなかった!」
「……そりゃ、当てられなくて当然ですよ」
「え?」
「まあなー。俺、赤葦のタイプなんて知らねーし」
それもそうだけど。
違う。
この中に俺のタイプは居ない。
俺のタイプは、バカだけど、テンションが上がればとても頼りになる。いつも明るくて、カッコいい。
そう、貴方なのだから。木兎さん。
でも、俺は言わない。
「ねー、誰がタイプー?」
「俺も気になる!!」
貴方は知らなくていい。
俺も知らない。
「そんなの、知りませんよ」
そう、知らない。
知らないフリをする。
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