大人二次小説(BLGL・二次15禁)

百鬼怪談__男愛風百物語__【18禁】
日時: 2016/02/15 21:45
名前: ミケ

どうもミケです。
今回は… ホラー的なBLを書こう思います。
具体的には小説っというよりも……怪談話風です。
100話まで続けられるかどうかは分かりませんが……百物語なので全部BLでやろう思います。一応18禁です。

内容は…全て短編BLホラーでやるので………
中には「え?これBL……?」っと思うような、らしくもない話があると思われます。つまりはホラーが強すぎてBLになってない、または、ただの友情…だったりもあると思います……100話までやるのでそういう話もあるかと思います…。

そして……この物語は…殆ど妖怪系や、古典怪談をBLにしたり、改造したり、色々っとやりたい放題なので注意。



※注意、ルール
・和風BLホラー中心。
・百話までやるので、BL要素が薄いものもあると思います。
・基本的に…18禁っとします。
・古典怪談、妖怪、幽霊などをBLっとして扱ってます、色々っと改造してたりしますので注意。
・舞台は殆ど江戸時代頃かと……(時に昭和、現代になる可能性あり)
・江戸時代の男性の髪型は基本現代風のヘアースタイルになってます(特に受け)
・小説っというよりも怪談話です。
・リクエスト募集します。
・荒らし、アンチ、中傷禁止。


これら全てOKっていう人のみお願いします。

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Re: 百鬼怪談__男愛風百物語__【18禁】 ( No.20 )
日時: 2016/02/19 00:41
名前: みけ


少年は………恨んでた人間吃を食い殺し……これで気が済んだのかと思いきや___!



なんと……彼は決して済んではなかったのだ……。




彼の呪いはまだ続く___。


今となっては怒り狂い___山に入り込んだ人々を無差別に食い殺し__

そしてその結果彼は___鬼神様≠チと呼ばれるようになったのだ__







____これが全て、あの恐ろしい鬼神様の伝説であった……。



鬼が取り憑き、知らずの間に人を喰い両親までも食べてしまった殺人鬼。
村人達には嫌われて、絶望と苦痛をあじあわされ、拷問のような処刑をされ生き埋めにされて死んでいき___本当の鬼っとなって蘇り村人達を食い殺した妖怪__それが鬼神様___。


今でもこの祟りは続いて行き___あの時の恨みが消えずに怒りと怨念しか残らず、関係ない人々までも巻き添いにして祟っていくのであった………







この、真実のお話は……知っている長老達は決して誰にも話せないでいた。


とても恐ろしく思い出すだけでも恐ろしや………。



もう、鬼神様が恐ろしいのか可哀想なのか分からない………




けれど、一つだけ分かるのが____


決してあの鬼神様が出る山には近づくなっということだけだった………。





近づかなければどうってことはない……
近づいたら食い殺されて死ぬ。だったら山には近づかないほうが身のため。






長年この村に住んでた長老達は必ずそう言うのだった_____。








鬼神様にあったら最後___。
決して山からおりられない、逃げられない、神隠しをされてそのまま鬼神様に食い殺される___。






人間じゃ絶対に敵う相手ではない………



それほど、鬼神様の祟りは強かったのであった____。






鬼神様の祟りは今も続いている………

だから……




今もこの時代にもある山には鬼神様がいる____






鬼神様がいる山には絶対に近づかないようにしておこう_____。








___完.

Re: 百鬼怪談__男愛風百物語__【18禁】 ( No.21 )
日時: 2016/02/19 00:52
名前: ミケ





__これが………ある山に出るとされる鬼神様伝説です。


いやぁ、これは本当なんですかねー?
もしも本当に鬼神様がいてそんなことをしていたら怖くて洒落になりませんね。

そういえば……結構山には怖いお話がよく聞きますね……
これもその一つでしょう。


しかし、結構な美形ですか……
恐ろしい鬼神様は美形っともなると……その中にはその美形な魅力に誘い込まれてしまった人間がまんまと神隠しされて喰われてしまったのかもっというのもありえますね。
しかし、そんなに美形ならばちょっと見てみたい気も………

……まあ、そんなことは思うだけにしましょう。
食われてしまったらいくら魅力的でも元も子もないですからね。










………さて、続いてのお話です。

続いては……誰でも知っている有名な妖怪のお話。
そう、首が伸びるろくろ首のお話です。


皆さんは、ろくろ首を実際に目撃したらどうしますか……?

その時は決して怖がらないでください。

それはなぜかって……?


実はろくろ首っという妖怪は……害もなにもない悪い妖怪じゃないからですよ。

……え?どうしてそんなことが分かるんだって……?



それは続いてのお話をみればきっと分かることですよ…………。

Re: 百鬼怪談__男愛風百物語__【18禁】 ( No.22 )
日時: 2016/02/19 22:05
名前: みけ

五話【__ろくろ首】




___戦国時代の頃……。


この頃は、自分の土地を守るのに必死な荒れくまった頃であった……。

その中に……河原で修行を励む武士がいたのであった……。ー

彼はたんたんっと刀を上下に降り修行をしていた。


そこに様子を見にきたかのように1人の男がきた。


「あ、いたいた」っと感じに気分良くその修行をしていた武士に近づいた



「___政仁(まさひと)!」


彼がそういい、話かけた。

修行をした手を止めてこちらに振り向く


「おお、美代忠(みよただ)かっ!」

「……今日も修行に励んでたんだねっ!」

「ああ、まあなっ!」

「はい、これ……」
っといって……美代忠は、政仁に手ぬぐいをわたした。


「…おお、すまないな」

っといって……渡されたものを受け取り、汗を拭いた



……毎日のように修行に励む政仁……そんな彼に美代忠は微笑む


「……それにしても……政仁は凄いね、毎日のように修行をしているんだもん」

「……んあ?……はははっ!そんなことねえって!
立派な武士や剣豪になるためには当たり前のことさっ!」

「ううんっ…それでも私は凄いと思うよ?毎日のように修行を頑張るなんて偉いし素敵だと思う!政仁だったら絶対に良い武士になると思うよッ!!」


「ははっ!そんなこと言われちまうと……なんだが照れるな」

っと、少し照れ臭く言った。







…………そして、河原の椅子代わりになる岩に二人は座り、
政仁は竹にはいった水を飲んでのどを潤した……………






「…… ぷはあー」
っと、一息をつぎ、目線を地面において真面目に美代忠に話す……

「……俺はなー…先祖代々男は皆武士を目指して立派な剣豪んあってたんだよ……俺の父上もそうだし、その代々を繋ぐため俺までも立派な剣豪になるためにああやって毎日修行をしていたんだ……」

なんとも真面目な話であった……

美代忠はそんな政仁にしっかりと聞いてた。

「そうだったんだね……跡継ぎのためにやっていたんだね……」

「ああ、そうなんだよ……これが結構プレッシャーでね……」


っと……静かに話をしていたら……


突然っと、どこからか村人の声が聞こえてきた





「……おいっ!本当かよぉ?!また出たんだとさっろくろ首がっ!」

「なにぃー?!またかっっ?!」

「ああ、昨夜なんとなく外に出歩いたら首がにょろ〜っと伸びているまじもんのろくろ首にあっちまったんだよっ!」

「まじかよ、こええ〜」




などの噂をする声が聞こえたのだった。



「……」




そのことに、真顔で話をきく政仁と美代忠。




その中でも何故か美代忠が……なにやら気まずい様子をしていた。


どうかしたのか……?なにかあったのか……?
っと思われるような様子であった………

Re: 百鬼怪談__男愛風百物語__【18禁】 ( No.23 )
日時: 2016/02/19 22:52
名前: みけ


「…ろくろ首っか……最近出るってよう聞くな……」
っと、その話をきいて、政仁がつぶやく。


いったん我に帰った美代忠………。
美代忠は、政仁に振り向き話題を変えようとそそくさに切り替え声をかけた


「__ね、ねえ!」

「………ん?」


「今夜、家でご飯食べないか?胡椒貰って良い料理ができそうなんだよ!」

「え!?なに、胡椒だと?!そんな貴重なもの一体誰に?」

「近所にいるお寺のお称さんから!あの人から貰ったんだ!いつもお世話になってるからって!」

「おお、そうか…そいつはあ良かったじゃないかっ!よし、お言葉に甘えて今日はご馳走になっかな?!」

「うん__!」


っと、言い交わした。


この時代の胡椒は……今とは違い…

とても貴重なものだったらしく……結構な価値があるものとされていたらしい………。






そしてこの日の晩に約束通り、政仁は美代忠の家にお邪魔して夕食を食べたのであった____。

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