大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文ストBL! 織田作×乱歩完結!その他cp太宰多め R18
日時: 2018/04/03 00:07
名前: ぽぺぽぺ

カキコさんでは、初めての投稿です!
未熟な部分もあるかと思いますがよろしくお願いします!

小説は文スト中心ですが、所々に他のアニメの小説もあります!!
(リクエストがあれば、文スト以外の小説も書かせていただいております!)

リクエスト&アドバイス全裸待機です!!
皆様が読んで萌えられる様な小説を目指します!!


投稿は遅めですが、なるべくまとまった量の文章の投稿を心掛けています!!
あ、あと、前に投稿した小説もちょくちょく書き直したりしています!
ガラッと変わっている内容もあるかと思います!

10/16
投稿数100突破!
ありがとうございます!!!!

12/7
閲覧数3000突破!!
ありがとうございます!!

2017 1/3
閲覧数4000突破!!
ありがとうございます!!!

1/27日
閲覧数5000突破!!
ありがとうございます!!!!!

2/8日
閲覧数6000突破!!
ありがとうございます!!!!!

日にちを見逃してしまいましたが…
閲覧数7000突破!!
ありがとうございます!!!!!!

3/18日
閲覧数8000突破!!
ありがとうございます!!!!!!!

3/27日
閲覧数9000突破!!
ありがとうございます!!!!!!

4/4日
閲覧数10000突破!!
本当に皆様ありがとうございます!!!!!

※誤字脱字多いです!
申し訳ございません…
見つけ次第修正していきます。


目次 (*スマホで閲覧されている方はこちらからの閲覧をオススメします。)

*太宰×乱歩 >>1
*太宰×芥川 >>3-4
*太宰×芥川(ほのぼの)>>18
*モブ×芥川→太宰×芥川 (オメガバース)>>20-21
*太宰×敦>>25 >>28
*モブ×芥川(太宰×芥川?切なめ)>>33
*太宰×芥川(甘め)>>40
*太宰×中也>>45>>49>>51
*森×太宰→中也×太宰>>72>>73>>78>>81>>83>>87>>95
*太宰×中也>>99-103>>108-109
*織田作×太宰>>110>>113-114>>117>>129>>132>>145
*降誕祭(クリスマス)番外編/太宰×芥川>>123
*年末番外編/太宰×中也>>138
*中也×乱歩>>150>>155>>159>>162>>172-173>>177>>180
*織田作×乱歩>>184 >>187>>188>>193


*カゲプロ/ シンカノ >>7
*おそ松さん/ おそ+カラ×トド>>11 >>16*カラおそ(全年齢)>>58





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Re: 文ストBL! 織田作×乱歩!その他cp太宰多め R18  ( No.187 )
日時: 2017/11/11 01:27
名前: ぽぺぽぺ

あの日は、とても風が強かった。

外を歩くと髪が乱れ、襟衣(シャツ)が風に乗って暴れ靡いた。

そんな風の強い日、私は組織から一つの任務を仰せつかった。

仰せつかった任務は…簡潔に言うと、殺し屋の<フリ>をすることだった。

〜〜

予定通りに家を出たので遅刻をすることなく、規定の時間にそのビルに着くことができた。

私の任務はあくまで、殺し屋のフリ、実際に社長を殺すのはその会社の秘書で、私は、社長がたまたま今日 警護を頼んでいた用心棒の目を潜り抜ける為に、偽物の殺し屋を演じる。ただそれだけだと、打ち合わせをした者から聞いていた。

自ら人に手を下すことの無い任務だったことから、矢張り……気が抜けていたのかもしれない。

私は気が付いていなかったのだ。
自分が嵌められていた事に。



私は、予定通り、雇われ用心棒が来る前に秘書によって椅子に拘束された。
鉄線を含んだより紐で、キツくキツく。

殺し屋の<フリ>だと言うのに、此処までガチガチに拘束されるのか。と、少々の違和感を感じたが、口には出さなかった。

もしかしたら、予想だにしない手練れの用心棒が来るのか、と 少し不安に感じた事を良く覚えている。




…結果、私の予想は見事に的中した。

組織からも最低限の情報しか受け取らなかったので、聞いていなかった。

まさか、まさか[銀狼]の名で通る、横浜随一の用心棒 福沢諭吉が来ようとは、…一体誰が想像していただろうか。

私は、布袋を被り 用心棒が現れるのをじっと待っていた。
職業柄、じっとしている事には慣れている。

目を瞑り、今日は子供達に何を買っていこうか と、そんな事を考えていた時だろうか。

部屋の空気が一変した。





………酷く、冷たい

直ぐに分かった。

それは、




殺気だった。




布袋を被っていたので姿こそは見えぬものの、相手からの体全身に痛いくらいに伝わる殺気で、相手の存在感は苦しいほどに認識出来た。



……此処からは少し長いので省略しようか。




「この男の引き渡しにご同行頂きたいのです。」

暫くして、秘書から放たれたその言葉は、私の心を惑わすのには十分過ぎるものだった。

用心棒の目を潜り抜ける為だけの任務だと聞いていたというのに、
警察への引き渡し?
銀狼が警察への引き渡しに同行?


話が違う。

嵌められた事に気付いたのはその時だった。

そういえば、打ち合わせに持ってくからと、組織の構成員に指紋を採取された。

あれを証拠として警察の前に出されたら言い逃れようがない。

あぁ、どうしようか。
私にはこの場を切り抜ける方法が分からない。

動揺すると、直ぐに助けを求めたくなるのは人間の性だろうか。

もう、このまま諦めて…………


「たのもう!」

その、鶏が鳴くような元気な声は、混乱する私の思考を全て掻き分け押し退け、しかと私の耳へ届いた。

そして、颯爽と現れた少年は、大人達が頭を悩ませていた事件の真相をいとも簡単に…当たり前の様に解いてみせた。


私は、少年の推理…いや、少年が述べた真実を聞き届けた後、私は、依頼人である秘書を タイミングを見計らって撃ち殺した。

マフィアを嵌めたのだから、もうこの秘書の居場所は横浜の何処にも……いや、この世の何処にもない。
組織に捕まれば辛く長い拷問で死ぬ寸前まで苦しむ事になる。


そして、私が関わった人物となると、恐らく、拷問を担当するのは…………。



その銃弾は、私の僅かな慈悲だった。



…それから私は、結局、殺人の罪で市警の地下拘束所で暫くの間を過ごした。

空調が効いていたのでそこまで悪い環境ではなかったが、飯が不味かったのはよく覚えている。
いや、思い出したくはない。





…そうだ 、いつだったか 地下拘束所に銀狼が訪ねてきたことがあった。

ある犯罪組織がよく使っている監禁場所を教える代わりに 私は銀狼にカレーを食わせろと乞うたのだ。

今となっては懐かしい。




私が、昔の出来事に浸っていると、静かに…目の前にカレーが置かれた。

Re: 文ストBL! 織田作×乱歩!その他cp太宰多め R18  ( No.188 )
日時: 2017/07/29 01:25
名前: ぽぺぽぺ

鼻腔をくすぐるスパイスの香りが忘れかけていた食欲を呼び覚ます。

私は、手を合わせ「いただきます。」と言い、丁度置かれたスプーンを手に取った。

待ちに待ったカレーだ。

私は、最初に皿の端、卵が付いていない部分を少しスプーンに取り、口へ運んだ。

辛い。しかし、美味い。

自分の舌が、待望の刺激に歓喜しているのが良く分かる。

次に、中央に堂々と輝く黄味を割り、皿の中央を軽く混ぜ、口へ運ぶ。

少し辛さはマイルドになるが、程よい刺激が私の頭を、舌を、痺れさせた。

「辛くないの?」

ふと、隣から声が聞こえた。

「辛い…が、其れが良い。」

私は、簡潔にそのままを伝える。
すると、少年は「僕は辛いの嫌いだなぁ…この世の中には甘味だけあれば、十分だよ。」と、独り言の様に呟いた。

カレーを食べながら、私も頭の片隅で考える。

この世には…矢張り、他の全ての食が無くなっても、此処のカレーだけは残っていて欲しい。
此処のカレーが食べられなくなる時が私の人生の終着点だ。

…我ながら、呆れるほどのカレー好きだな。
と、私は、心の中で自分に言った。


あぁ…でも贅沢を言うのなら、友達と呑む酒と、蟹缶は残してやって欲しい。

これは、誰に言っているのか分からない。
……独り言で良い。



至福の時間というものは、足早に過ぎてしまうものだ。
私は、皿に残った最後の一口をスプーンですくい、口へ運んだ。

何も無くなった皿。
その皿は、一瞬の虚無感の後、次は何時頃食べに来ようか と、先の予定を考えさせた。

「御馳走様でした。」

私がスプーンを置いて言うと、店主が「お粗末さん」と言い、皿を下げた。


丁度その時だ

店の扉が開いた。

其れと同時に声が入ってくる。

「乱歩、帰るぞ」



瞬間、背筋が凍った。
あの日から忘れた事のない、銀狼 福沢諭吉の無色な声。

しかし、私は今、「此の店のカレーを愛して止まないカレー愛好家」として此処に居る。

真っ直ぐ前を向き、店主の忙しい動きを眺めた。

「福沢さん!ヤケに早いじゃない!僕が立てた作戦、良かった!?いや、良かったんだよね!僕の作戦以外でこんなに早く仕事が終わるなんてないもんね!!ね!!」

「あ、あぁ…お前の作戦は大成功した。」

其処で私は少し驚く
銀狼の声に僅かながらな「色」を感じたのだ。

「帰るぞ」

しかし、次に銀狼が発した声に色は感じられなかった。

「おじさん!またね!!」

少年が無邪気に言う。
返事をするかを戸惑ったが、此処で先程、銀狼が呼んでいた、少年の名を思い出した。

「またな………乱歩」

他人の名を口に出して言ってみたくなった。
ただ、其れだけの 気まぐれだった。

Re: 文ストBL! 織田作×乱歩!その他cp太宰多め R18  ( No.189 )
日時: 2017/08/09 10:59
名前: 空芦葉

お久しぶりです!!
乱歩さん受けやっぱりいいですね!
ぽぺぽぺさんのおかげで乱歩さん受けに完全にハマりました((
何回も何回も申し訳ないのですが、リクエストしても良いでしょうか、、、?
漫画の12巻辺りからハマっているのですが、ドストエフスキーさん受けが見たいのです!
攻めは誰でも良いです!
r18の無理矢理という感じが良いのですが、、、
無理だったら、構いません!
更新頑張ってください!

Re: 文ストBL! 織田作×乱歩!その他cp太宰多め R18  ( No.190 )
日時: 2017/08/13 00:53
名前: ぽぺぽぺ

空芦葉様!!

お久しぶりです!
リク&コメありがとうございます!
乱歩さん受けは…書けば書くほどどんどん沼にハマってきている気がして…私は、恐ろし二分 興奮八分で日々萌え続けてさせていただいております!w

リクエストはウェルカムエブリデイでございます!(英語分かりません。←)

ドストさん受けですね!
私もドストさん登場以降、気になっておりました!

r18の無理矢理…既に響きがオイシイ…←←

全然大丈夫です!
いつかドストさんが登場する作品を書いてみたいと思っていたので!


現在リクエストがきているものが投稿でき次第、直ぐに取り掛からせていただきます!
確かに承りました!

相変わらずの亀更新ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします!!

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