大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 東方の好きなCPを書きたい。
- 日時: 2016/07/26 11:09
- 名前: あんこ大福
ども、あんこ大福です。
個人的に好きなCPを書きたいな〜っていう感じです。
好きなキャラはアリスとレミリアですね。
あ、リクエスト受け付けてます。
霊夢×こいし>>1 魔理沙×アリス>>2
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- Re: 東方の好きなCPを書きたい。 ( No.1 )
- 日時: 2016/07/25 14:02
- 名前: あんこ大福
意外かもだけど、霊夢とこいしの絡みでも。
結構謎です。
気持ちを察してもらいながら読んでくれたら良いなぁ、と思います(笑)
ーーー霊夢視点
さっきから覚妖怪がうろちょろしている。
小石を投げたって逃げやしないし、心なんざ読んでこねぇし、
一体何なんだこの妖怪は。
「れーいーむー」
「はぁあ?此方はあんたの名前なんて知らないわよ?」
どうせ、こいつも博麗の巫女という肩書きで私の名前を知っているのだろう。
第一、私はこいつの姿など初めて見たし。.......多分、だけど。
「えぇ〜?...ずううううっと前の異変の時に会ったのに?」
「そんでも知らないの。勿体ぶらないで名前言えば良いじゃない」
まぁ、それでも会ったか会ってないなんて思い出せやしないだろうけど。
この謎の覚妖怪を目にするのを終わりにしよう、と目を瞑る。
「私の名前?...ああ、古明地 こいしよ」
......ん?んんん?
こいし?....ああ、あの時の無意識妖怪ね。
驚きで目を開けた。其所には相変わらずの様子でこいしが居る。
「思い出した、魔理沙に泥棒は悪いこと、って言っていた奴ね」
「目の前に居るのに‘‘奴,,なんて酷い!!」
__...あー、そう。酷い事言ったつもりは無いのだけれど。
決して口には出さなかった。...何故だろう。
言わなかったのは何故、って理由を聞かれても答えられない気がした。
「あんたが泣くなんて、可笑しくて此方も泣くわ」
「泣いてなんかないわ、嘘泣きよ」
にこりと笑って、こいしは答えた。
こいつは何を思ってこんな発言をしているのか...。
全く、呆れる。馬鹿みたい。
こいしみたいに心を閉ざした妖怪は感情なんて無いのに。
感情豊かな人間への背伸びなんだろうか。
「ふふ、はは....あはは、無意識妖怪が嘘泣き、ねぇ...」
「何が面白いのよ、今日の霊夢は変ね」
自分の考えが可笑しくて、笑った。
確かにこいしの言う通りかも知れない。
今日の私は何かが可笑しい。人の事をこんだけ思わないのに。
「ねぇ、こいしは....こいしは本気で笑って、泣いて、生きた事がある?」
「..........どうだと思う?」
...こいしは無理をした様に笑う。...笑う。
私の違和感がようやく見つかった。こいしの気持ちが分からないんだ。
それ故に、こんな愚問な質問をした。...駄目だ、頭がパンクしそうだ。
「どうって......あんたらしく無いわね」
「そうかな。....そうかもね」
霊夢がいつもの様に呆れた様に笑う。
こいしがいつもの様に感情の無い綺麗な笑みを浮かべる。
「....いつかは気持ちを取り戻せたら良いわね」
「取り戻せたら、霊夢の事好きになるのかな?」
馬鹿言うな、恋の妖怪め。
- Re: 東方の好きなCPを書きたい。 ( No.2 )
- 日時: 2016/07/26 11:08
- 名前: あんこ大福
マリアリ書きたい((
魔理沙さんがどーのこーのするお話です。
ーーーー魔理沙視点
今日はアリスの家へ行く約束だ。
....うぅ〜、緊張するぜ.....私から誘ったんだけどな..。
「か、髪の毛とか...大丈夫だよなっ!?」
大きな鏡とにらめっこする。
其所にはいつもと変わらない私の姿が映されていた。
アリスは私がこれだけ苦労しているなんて知らないだろう。
..いや、知ってたらからかわれるに決まってる!!
「やっべ、もう時間じゃねぇか!!」
好感度が上がるこの絶好の機会に遅刻する訳にはいかない。
...とはいえ、箒で飛べば問題は無いのだけど。
朝からテンパり過ぎだぜ、私...。
........ん?
って、ぶつか____!!
「うぎゃあああああああああああああああああ!!!」
「あ、危ないって....」
「あいてっ!」
アリスが咄嗟に玄関ドアに強化魔法をつけてくれた。
頭がじんじんと痛むが、大した事はないだろう。
〜〜〜〜〜
「.......大丈夫?」
「大丈夫だ。で......クッキーは?」
「あんた.........ったく、あるわよ」
アリスのクッキーは旨い。
自分の体より、アリスの菓子を優先するほど旨い。
呆れた様にアリスは笑うが、何処か嬉しそうだ。
私が来る前に、何かイイコトがあったのだろうか。
....それを招いたのが人だったら...少し嫌だな....。
「んん〜....美味しい!!」
「そりゃどうも」
アリスは素っ気ない。
..そういえば、アリスがお菓子を食べてるとこ見たことないな..?
きっと可愛いんだろう、死ぬまでに一回は見てみたいぜ。
「なぁ、アリス...食べないのか?」
「...私は紅茶で結構よ」
むっ、中々に釣れない女だ。
これじゃ、私の謎の意地が出てくる....。何とか食べさせてぇ..!!
「私のクッキーは甘くないもの、バクバク食べれる貴女が凄いわ」
「そうかぁ?....じゃあさ、口移しはどうだ?甘さなんて、気にならなくなるん
じゃないか?」
しまった.....!!
何を私は言ってるんだ!?
口移しなんて、私の欲望でしかないじゃないか!!
不安気にアリスの顔を見ると、顔を真っ赤にさせて口をパクパクさせていた。
.....?
お、怒ってる....のか?
「は、破廉恥ね..........!!」
「あぐぅっ...!!!」
そんな二人を慰める様に上海が新しいお菓子を持ってくる。
...また違う味のクッキー....?
「も、もう、口移しじゃねぇって!!ほ、ほら、私が食べさせてやるって意味の..!」
「最初っからそう言いなさいよ!!勘違いするでしょう!?」
うぐっ......!!
ア、アリスの言う通りだ....。
しかし、そんな反省とは逆に、手が無意識にクッキーへと伸びていく。
..アリスも私の様子を凝視している。
なんだこの、気まずい空気......!!
「食べろ、って?」
アリスの声で我に帰り、自分の行動に思い耽る。
気付けば、アリスに向かってクッキーを差し出していた。
「あああああここここコレはち、違うんだよ!!決してそういう訳じゃ..!!」
「.......ん」
指先に温かい感触は伝わり、直ぐに消えていった。
指先に視線を向けると、持っていた筈のクッキーは無かった。
「はぇ....?」
「何よ、あんたが食べろって言ったんじゃない...」
...逆にこっちが恥ずかしいぜ......?
- Re: 東方の好きなCPを書きたい。 ( No.3 )
- 日時: 2016/07/26 20:08
- 名前: あんこ大福
ヤンデレでシスコンなフラン大好きです((
っつーことでフラレミ。
ーーーーーーフラン視点
今日は一日中誰も居なかった。
お姉様は勿論、咲夜やパチュリーも居なかった。
...それでも、妖精メイドは居たのだけれどね。
‘‘何処に行ってたの?,,と聞くと、‘‘霊夢の所の神社よ,,と答えが来た。
‘‘.....何で?,,‘‘宴会があったから,,
そんな会話を淡々と繰り広げる。
全く持ってつまらない、話している自分でさえも思った。
けれど、会話を止める事が出来ないのは....
お姉様の顔を見ながら、声を聞きながら、自分と話しているという事実がとてつもなく
嬉しいから...だろう。
「ねぇ、お姉様。少し遊んでいかないかしら。....ほら、今日は綺麗な満月よ?」
「.......紅くはないが、見惚れる様な月ね。..ふふっ、フランと戦うのは久しぶりね」
クスクス、とお姉様が笑う。
常人なら気味悪い様な笑い声でさえも、私には愛しいの気持ちしか生まれてこない。
.....はは、可笑しくなったのかしら。
「....普通に遊ぶのはつまらないわ、ペナルティをつけましょ?」
その言葉を合図に、激しい轟音が轟いた。
妖しく館内が光る。
「.........ッ!!!」
ーーーー続く((
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