大人二次小説(BLGL・二次15禁)

ハイキュー童話
日時: 2016/09/16 21:23
名前: 花


初めまして、花(かずら)と申します!

このたびカキコに初参戦させていただきます。

よろしくです<(_ _)>

ここではハイキューキャラを使って裏多めの童話を書いていこうと思っています。

ちなみに誰でもお話を書き込んでいただいて結構です。

個人的に研磨、国見受けが大好物なので偏るかもです。

リクエストもお待ちしております(=>▽<=)/

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Re: ハイキュー童話 ( No.2 )
日時: 2016/09/16 21:49
名前: 花


「っは……ぁあっ」

口はしから漏れる熱い吐息。
今にも壊れそうな音をたてて揺れる木製のベッド。
薄暗くって埃っぽい空気。

「に、いさ……も、やめっ……」

必死の思いで喉の奥から吐き出すと、兄ーーー及川は自らの薄い上唇を舌でなぞった。

「何言ってんの〜、英はこうゆうこと、好きなんでしょ?」

「んなわっけぇぁっ……!?」

ずん、

より最奥を突かれて思わず腰をくねらせる。

「ほら、下の方の英も喜んでる」

つ、と兄が俺の自身を撫でる。

神様、俺は。
俺たちはどこで狂ったのでしょう。

今日も腹の中に熱い白濁を注がれる。

あぁ、星がきれいな夜だ。

俺は意識を手放した。

Re: ハイキュー童話 ( No.3 )
日時: 2016/09/16 22:00
名前: 花

翌日の夕方、台所で芋の皮を剥いているとなにやら外が騒がしいことに気がつく。
なんだろ。
耳をそばたてていると

「徹、準備できた?馬車がもうきてるわ。急いでちょうだい」

甘ったるい義母の声。
準備?
出かけるのなら早く言ってよ。
夕飯できちゃうじゃないか。
続いて、兄の声。

「はぁい、でも先行ってて。すぐ行くから」

そう?と言う声がすると、すぐドアを閉める音が聞こえてきた。
そして、後ろのドアから兄が現れた。
今までみたことの無いような、きらびやかな衣装で。
俺が息を飲むと、兄はニコリと笑った。

「今からお城に行くんだ。なんでも婚約パーティーらしいよ?」

お城。
昔。一度だけ父に連れられていったことがある。
とても美しい場所だった。
そして、
あのときに初めて恋をした、気がする。

Re: ハイキュー童話 ( No.4 )
日時: 2016/09/16 22:11
名前: 花

「お、城……」

「そう。お前も行きたい?」

「!!」

驚いた。そして生まれてきた期待と喜び。
自然と鼓動が早くなっていく。









「……なぁんて。

行かせるわけないだろ?」

左耳のすぐそばで囁かれる絶望の言葉。
思わず停止してしまう。
兄は後ろから俺を抱きしめて右の頬に口づけを落とした。

「英は俺のモノだよ。永遠に手放してやらないから」

は。

じゃあね、兄が出ていく。

一瞬で、泡沫のごとく消えていった期待。
ほろり、と丸いしずくが肌を伝っては落ち、まな板に染みを作っていった。

Re: ハイキュー童話 ( No.5 )
日時: 2016/09/16 22:22
名前: 花

静まり返る台所。
俺はその場にへたりこみ、床とにらめっこする。

そっか、そうか。
そもそも諦めるべきだったんだ。
こんな汚れてしまった体を、あの人の目に写してはいけないのだ。

「ふぅ、う……」

手の甲で口元を押さえる。
そうしないと叫んでしまいそうだった、から。


「……泣いてる?」


上から聞こえてきた優しげな声に顔を上げる。

「あんた……は?」

挨拶よりも先に口から漏れる。
まぁ、それが普通か。

「俺は見習い魔法使い・菅原だべ。お前の願いを一つだけ叶えてやるために来た!」


「はぁ……」

見習い。
大丈夫なのか。
じとっと睨みつけた。

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