大人二次小説(BLGL・二次15禁)

BLカゲプロ館(目次アリ/R18多め)
日時: 2020/06/27 09:05
名前: ゆあら

 どうも!ゆあらと申します、(腐)女子です\(・ω・´)
このスレは、カゲプロBLの小説を載せます。えー…今の所長編が多いですね…
 コメント・観覧待ってます〜!

○諸注意
・キャラ崩壊、一部捏造設定あり
・濁点喘ぎ、猥語含む

○書けないCP・シチュ
・シンタロー攻め、ヒビヤ攻め
・男体化
・四肢切断、内臓系。リョナ?
・大スカ

○目次の目次 ((φ(°ω°*)
※レスの大半は雑談や愚痴ですので、創作物は全てここに載せています。
下記から同スレ内のそれぞれのお話の目次となっているレスに跳んで頂けます。

・クロシン/甘々…>>440
・コノシン/学パロ…>>442
・セトカノ/ヤンデレ…>>443
・シンタロー触手攻め/RPGパロ…>>444
・オールキャラNL/バレンタイン…>>445
・コノクロ/オメガバース…>>446
・シンタロー総受け/ラッキースケベネタ…>>447
・カノシン/青姦…>>484
・コノシン/SM…>>531
・セトシン/ほのぼの…>>598
・コノシン/逆レイプ…>>663
・クロシン/七夕パロ…>>681
・セトシンカノ/片想い…>>692
・クロコノ/誘い受け…>>721
・遥シン+セトカノ/夏祭りWデート…>>740(更新停止)
・セトカノ/お風呂ネタ…>>755
・クロシン/オメガバース…>>808
・モブクロ/集団レイプ…>>976
・Re:クロシン/甘々…>>993


* ハロウィン短編集…>>770
* クリスマス短編集…>>825
* CP記念日・日にちイベント短編集…>>861
* 作者のきまぐれヲマケ集…>>498



スレッドの残レス数が少なく、話の続きを投稿するのに残しておきたいので、ロックかけさせて頂いています。
感想、質問等ありましたら、同サイトの雑談掲示板の方にお願いします!
萌夏という名前でスレッド立ててます。誰でも歓迎です!

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Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中 ( No.933 )
日時: 2018/07/23 00:17
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

「消えるって……何で、」



__何でお前が消えなきゃなんねえんだ。
そんなのは聞かなくても解っていた。



『ッお前……!何で居んだよ……冴える……!』

『さぁ、何でだろーな。俺にもよく解ってねーんだ……
願いは叶ったのに、消えてないなんてよ。
……消えたくなくて必死こいてたのが馬鹿みてぇだろ?……笑っちまうぜ』



そう自虐的に笑ったクロハも弱々しかったが、
今、目の前にいるクロハは別人だ。

おそるおそる近付いて、ベッドの縁に腰掛ける。
手を伸ばし、そっと頭を撫でてみる。意外にも柔らかい髪がさらりと流れた。
言葉を選びながら、慎重に語りかける。



「……オレは、ずっと居るから。お前の側に、ずっと。
その……消えるタイミング、はっきり解ってないんだろ?
それまでずっと、一緒に居るから。その時まで、二人で」



うん、とくぐもった声と鼻をすする音が答えた。



しばらくの間、オレはクロハの頭を撫でていた。
それからクロハはようやく鼻をすするのを止めると、ごろんと寝返りをうった。
オレを見て弱々しく微笑んだ目元が少し赤かった。



「本当にずっと、一緒に居てくれんのかよ」

「勿論」

「朝も?」

「あぁ」

「昼も?」

「あぁ」

「……今日の夜も?」

「あぁ。今から、この瞬間から、ずっと」



頭の横に手をついて、口付けた。体重をかけたベッドがギシッ、と音を立てた。
オレの首の後ろに腕を回してきたクロハを抱き起こして、唇を貪りあった。
金色の瞳と視線を繋げたまま、その頬が上気していくのを見ていた。

銀の糸をぷつりと切って、クロハが言う。



「最期だからって、手加減とかしねぇよな?」

「するか、バカ」



あんまり最期に煽ってくれるなよ、という言葉は飲み込んだ。

Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中 ( No.934 )
日時: 2018/07/23 00:59
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

「っは……ぁ、あッ……!しん、た、ろ……!
もう、い、から……ん、ッあ……!」



クロハの表情、声、反応の全てを
隅から隅まで余すところ無く、覚えておきたいと思った。
クロハがそこにいることを、全身で感じておきたいと思った。



「んッ、おまえ……!手加、減、しないんじゃ……あッ、ねぇ、のかよ……!」

「手加減はしねぇけど……今日ぐらい、お前に優しくしたっていいだろ?」



同じくらい、クロハにもオレを感じていて欲しかった。身体中、時間一杯、余すところ無く。
クロハの身体で、オレが触れていないところなんて無かった。
クロハの身体で、オレが口付けていないところなんてなかった。
オレの感覚を、オレがそこにいたことを、クロハに覚えていて欲しかった。

頭のてっぺんから爪先まで、クロハのことなら何でも覚えておきたかった。
今のうちに、クロハの全てをこの心に刻みつけておきたかった。

クロハのことを本当に愛していた。
あの夏の日のことは許しがたいことだったかもしれないけど、
それでもオレは、クロハのことを心から愛していた。

こんなに愛しているのに。
この気持ちはこんなにも膨れ上がっているのに。

何で、どうして。



「おい、泣くな……これじゃまるで、お前の方が消えちまうみたいだろ……」

「そういうクロハだって、泣きながら笑ってんじゃねーか……」



視界がぼやける。クロハの顔が滲む。
目元が腫れても、名前を呼ぶ声が枯れても、
お互いに泣いてるのか笑ってるのか分からなくなっても、
それでも、オレ達は幸せだった。

Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中 ( No.935 )
日時: 2018/07/23 01:13
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

あ、ヤバイ。深夜テンション怖い。φ(;∀;_)
自分で書いたグダグダ文章読み返してるだけなのに、アレッ?wお、可笑しいな、なんか目から水が((
アレッ?いやぁー、まいったまいったw

あれです、途中シンタローがちょっと変態っぽいのは気にしないで!
クロハのことが好きすぎるだけだから!
消えちゃうのに覚えとくも何も無いけどさ、その……忘れて欲しくないじゃん?
ん?だから消えたら忘れるも何も無い?そうだけどなんかこう……なんか……!(語彙力の低下↓↓)
スマンなんとなくでいいから伝わっといてくれ……

っていうかうん……これ割と書きながら辛いのよ(泣)
自分で書いといてなんだけどHPゴリゴリ削られる……

Re: BLカゲプロ館・R18多め リクエスト募集中 ( No.936 )
日時: 2018/07/24 18:38
名前: ゆあら ◆IrmWJHGPjM

カーテン越しの柔らかい日射しで目が覚めた。

隣にクロハがいることに安堵して、
起こさないようにそっとベッドから抜け出そうとする。
が、隣ですぅすぅと穏やかな寝息を立てるクロハはどうやら
寝ていても手を離す気は無いようで。

仕方ないので、クロハの寝顔を見ながら時間を潰す。
まぁ時間を潰すと言っても、これはこれで
オレの楽しみになっているからいいんだが、と一人ニヤついていた。

昨日は散々泣いたせいで、クロハの目元はまだちょっと赤いようだ。
オレもきっと酷い顔してんだろうな……とか考えながら、頬を軽くつついてみる。
ふにふにと柔らかい、人肌の温もり。

クロハの安らかな寝顔を見ながら考える。
残りの時間を二人でどう過ごそうか。
最後の最後まで、クロハが楽しくいられるように。
クロハに幸せだと思ってもらえるように。

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