大人二次小説(BLGL・二次15禁)

駆け落ちしてやるっ!!!【切爆】
日時: 2017/03/23 13:09
名前: アイ

初めまして〜!の方は初めまして!
零晃で会ったことある人(居ない)はお久しぶりでございます〜♪
なんとも切爆にハマりまして...むり、尊いです。
急に男らしくなる切島と可愛くなるかっちゃん好きすぎる...
まぁ...ね。初投稿。頑張るけどやはりいつもの
国語の成績1だった過去をもつうち...
あとあれ苦手。会話の間に入れる説明文。
毎回読む時はいいんだけど...意味が分かんないっ!難しい漢字使わないでっ!!!
とか難しい漢字が入ってることほとんどだと思うんですよ...
(でもそこがいい。)
うちそんなの無いっすよ(真顔)うん。切爆愛してるわ⬅
ってか上にも書いたけど成績1でセンス無いから...
でも!でも着物エッチって憧れるんです...!⬅
祭りの時でもいいけど。うん。最高。(妄想終了)
でも言いたいことはいっぱいある...っ!
とりま切島。爆豪。結婚おめでとう⬅(言いたかったぁあああ)
切島じゃなきゃダメだった...あれ無理なにあれ
見せつけるの??え?やばいよ...

もう...っ!切爆...尊い。

そして内容なんですが...そのまま...そのままです!
駆け落ちですよ...駆け落ち...いいじゃない。
青春青春!なんですが...
メモに残していたはずの第1話(?)が消えておりまして...
執念で何日も悩みながら書いたので再現するのは難しいです...
でもどうしても書きたいのでお時間ください...(orz)
では、また書けたってなったらまた来ますね。
それまで待っててください!!!(無理)

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Re: 駆け落ちしてやるっ!!!【切爆】 ( No.1 )
日時: 2017/03/23 15:42
名前: アイ

暑い夏のこと。蝉が忙しく鳴く。
それを鬱陶しく思いながら
負けないくらい大きな声を出す。
今は昼休みだ。大きな声を出そうと怒られはしない。

「なぁ、甘い匂いするけど誰か香水付けてんの??」

赤い瞳に赤い髪をもつ少年。
右目の上には小さく傷が入っている。
言葉が発せられた口からは
ギラギラと鋭く尖った歯が覗いていて
みんなと話しを始める。

「あー...その...切島くん...ね?」

困ったように笑う深緑の髪をもつ少年。
頬にはそばかすが散らばっており
どこか愛おしくなるような顔立ちだ。
何故そのように困ったように笑うのか
疑問に思いつつ【切島くん】と呼ばれた少年は口を開く。

「なになに?...まさか...緑谷が香水付けてんの?」

まぁ、それは無い。
そう思いながらも聞き返すと
緑谷と呼ばれた少年は勢いよく首を横にふる。
いっそ取れてしまうのではないかと言うぐらいに。

「え?違う違う違う!!!
僕じゃないよ!!!この匂いはかっちゃ(((((...」

急に言葉が詰まる。
だがこの言葉で確定した。
【かっちゃ】で始まる人なんてそうもいない。
ましてや緑谷がそう呼ぶのはただ1人。
【かっちゃん】だ。
俺も結構鼻はいい方だ。
大体は誰から発せられる匂いなのかは分かっていた。
その人物の所に声をかけながら近寄る。

「爆豪!すっげー甘い匂いするけど
香水かなんか付けてんの?」

分かってる。
そうじゃないということに。
だけど確実に返事が返ってくるのはこれだ。
すると【爆豪】と呼ばれた少年は振り向く。
それも人を殺すような目付きで。
あぁ??と発せられた言葉。
目はつり上がり恐ろしい形相。
髪はクリーム色で優しい色だが
ツンツンとした髪型で台無しだ。
制服のシャツは乱れさせ、ズボンは腰パン。
手をズボンに突っ込んで
足を大胆にも机の上に乗せている。
だがそんなの慣れっこだ。
それによくよく見れば綺麗な整った顔立ちだ。
シャツから覗く鎖骨が美味しそうだ...といけない。
もう1度聞こう。

「だから!
すっげー甘い匂いがお前からするけど
香水かなんか付けてんの??」

聞いた途端、はーっ...と大きくつかれた溜息。
なんだよ...とむっとするが表情には出さない。

「香水なんざ付けてねーよ。」

あ、ちゃんと答えてくれるんだ...。
そう思う。
こいつは本当に最初の頃よりも心を開いてくれた。
それがとても嬉しく思う。

「てめーも知ってるだろうがよ
俺はニトロみたいな汗を出している。
そのニトロが甘い匂いだとしたら??」

そう返ってきた。
うー、あー...とか数秒悩んだらすぐに答えは出た。

「おめーのも甘いに決まってるな!」

そう言うと爆豪はふっと笑った。
あぁ、この表情すごく好き。
たまにみせてくれる表情。
たまらなく好きなんだ。
匂い嗅いでみるか??と
言わんばかりに手を顔に近づけられたから
匂いを嗅いでみると確かに甘い匂いがした。
だけど同時に頭もクラクラして酔ってしまったようだ。
ぺろりと手を舐める。あ...しまった...。
目の前には驚いた顔。
後ろは向きたくないがクラスメイト達も驚いてるだろう。
固まったままの爆豪に向けて謝ろう。

「あー...なんつーか...悪い...」

ごめんな...と素直に謝れば
みるみるうちに爆豪の顔は赤く染まっていく。

「ばっっっっ!!!!!!!!!
こんな所で何考えてんだよっっ!!!!」

手からは小さな爆発が起きる。
あぁ、もうその反応。可愛いなぁ...と思いながら苦笑する。
だから悪ぃって(笑)といいながら追いかけっこの始まりだ。

「てっめっ!!!!おいこら!!!!!
待ちやがれクソ髪!!!!!」

こんなの日常の風景。
それにこんな行動をとる爆豪も恥ずかしかったのだろう。
顔は未だに真っ赤っか。
だーかーらーっ!可愛すぎるんだよ!!!
まぁ、こんな日常俺は幸せだな。
俺と爆豪とは付き合っている。
俺が告白した時、俺も...と爆豪は言ってくれた。
それがめちゃくちゃ嬉しくて今でも鮮明に覚えてる。
この世で1番大切な存在だ。
だから恥ずかしかったのだろう。
それに「こんな所で」だって(笑)
みんな見てなきゃ良いのかな??
そんな事を悶々と考えてるとうるさいから少し黙ってくれね??
という声が聞こえた。聞き覚えのある声。

「いい??俺は今本読んでんのー!
もうちょい静かにイチャついてくれよなー!」

と言った少年は黄色い瞳に黄色い髪。
髪には黒のメッシュが入っている。
言うだけ言って再び本を読み始める。
本を良く見ると少女マンガのようだ。
さらっとイチャついてくれ。と言った言葉。
まー別に隠すこともねーし良いんだけど...
爆豪は...と振り向くと...

「な......ッッッ!!!!」

と言っていた。
あー、顔だけだったのに今は首まで真っ赤。
白い肌だからよく分かるなぁ...。
そんなこと思っているとよくよく考えれば
上鳴そんなやつだっけ??とか思った。
もう1度振り返ると上鳴の隣には瀬呂がいて
悪ぃなっと俺らに謝っていた。
いや、別に良いけど...そう思う。
けど上鳴は少女マンガを必死に読んでいる。

「なー、上鳴、お前何読んでんの??」

机に近寄って聞いてみると本から顔を上げた上鳴。
その目には涙。
え?...と少し硬化してしまう。
なんで泣いてんのこいつ。
と思っていると瀬呂が説明してくれた。

「こいつ今この少女マンガにハマってて
主人公が彼氏と付き合ってんだけど
親に反対されて引き離されそうになんの。
だけど2人で駆け落ちして
最後は崖から身投げして、永遠に一緒だよ...。
って感じのストーリー。」

わかりやすい解説ありがとな。
心から感謝し上鳴を見る。
いつの間にか爆豪も隣にいて
びっくりした。
そして上鳴が涙目になっている理由が分かった。
丁度親から反対されて駆け落ちする所らしい。

「瀬呂!全部言うなよな!これからなのに!」

涙目でそう言う上鳴。
瀬呂は悪ぃ悪ぃと笑って返す。
でも...。

「駆け落ちかぁ...」

逃げるなんて男らしくねぇ...。
そう思うけど愛した人のためなら何でもする!
と言うような気持ちもあるような気がして思わず爆豪を見る。

「あ??」

見つめたらそんな言葉が返ってきて少し悲しい。
もー、別にいいじゃん??見つめても。
そう思いじーっと見つめるとふいっとそっぽを向いてしまった。
向く前に小さな声でバカ...と
聞こえた気がする...耳まで真っ赤だきっとテレだろう。

「あー。目の前でイチャつかないでくんね?」

上鳴が発した言葉に怒りを覚えたらしい爆豪は
あぁ?!イチャついてねーわ!!!!と返す。
えー、うそーwと言うような会話を見聞きしたけど...
今日も俺の爆豪は可愛い。
だがここからは日常と違った。

「お前らもっと可愛い恋愛しねーのかよー...」

と、突然上鳴に言われた。
可愛いってなんだ可愛いって。
そう思ったけれど充分甘々で可愛い恋愛だと思ってる。
だが上鳴の考える可愛いとは違った。

「いや、ちげーよ!
もっとドロッドロのなんつーか...
そう!このマンガみたいな!駆け落ちとか!」

はぁ?それ可愛いじゃなくてドロ沼じゃん。そう思う。
なんで駆け落ち...爆豪の方をチラッ見れば興味が無いのか
ぼーっとしていた。
あ...そんな表情も好き。
そう考えてると瀬呂も上鳴に乗っかる。

「なー、爆豪は駆け落ちとか興味ねぇの??」

「はぁ??あるわけねぇだろそんなもん。
まずせっかく高校に入ったのになんで辞めなきゃなんねーんだよ。」

正論が返ってきて瀬呂はうっと詰まるけど上鳴は止まらない。

「えーwなになに爆豪w駆け落ちとかもしかしてこえーの?ww」

は??俺は多分今キレた。

「あー、そうかよ。怖くねーもんな!爆豪!
なら駆け落ちしてやろうぜ!行こうぜ爆豪!」

きょとんとしている爆豪の手を握り
鞄も持って勢いよく走り出す。

「後悔してもしらねぇからな!!」

そう言葉を残して。
だが当の上鳴と瀬呂は笑うのを堪えるので必死だ。

「なにアレww後悔してもwwだってww瀬呂ww」

「なーwwどうせ夜にゃ帰ってくるだろwww」

クラスメイトも笑えるのを堪えている。
きっと夜には帰ってくるだろう。
全員そう思っていた。

緑谷も。
(かっちゃんなら大丈夫だよね。
どうせ夜には帰ってくるよね??)

教室の後ろでみんながわいわいヒーヒー笑いながら話している。
夜には帰ってくるだろ。
そう思いながら。






続く。




再現するのは難しくてちょっと完成度落ちちゃいました...

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