大人二次小説(BLGL・二次15禁)

ヒロアカ 爆豪勝己受けBL書きます
日時: 2017/05/25 19:54
名前: 白夜

はじめまして!白夜(しろや)です!
ここで小説を書くのは久しぶりなので、ご指摘があればなんなり言ってください!
僕のヒーローアカデミアの爆豪勝己受けを書いていこうと思います!
(主に轟爆・出勝・切爆が多いと思います!かっちゃん受けなら何でも(?)かけますので、リクエストお願いします!)
あらしは絶対だめです!仲良くいきましょう!

それでは、ごゆるりとお楽しみください!

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Re: ヒロアカ 爆豪勝己受けBL書きます ( No.1 )
日時: 2017/05/29 20:08
名前: 白夜

#轟爆#同居してる#ギャグに近いものがある

夕日がまぶしい日だった。プロヒーローになった轟は、爆豪のために買った少し高めの七味を片手に家路を急いでいた。目に無理やりでも入り込もうとしてくる日差しはまぶたを閉じて完全に遮断してしまいたくもなるが、それでは事故に遭いかねない。それこそ時間の無駄だというものだ。
なぜこんなに急いでいるのかというと、本当に些細なことだ。ただ、爆豪が欲しがっていた調味料が、たまたま最後の一個で残っていただけのこと。それをいち早く届けたかっただけのこと。
けれど、それは轟にとっては大事でもある。好きな子の欲しがっていたものが最後の一個だった。その瞬間、爆豪が僅かにはにかみながらもぶっきらぼうな言葉でお礼を言うといった光景が一瞬にして轟の頭の中に流れ、高速でレジに向かった。そして今に至る。
切れる息を飲み込んで、一足でも先に家に向かって走る。プロヒーローなので信号などはしっかりと守るが、何回か少し迷った。
そうこうして爆豪と住んでいる家まであともう少しというところで、急に女性の叫び声が空気を割き轟の鼓膜を震わせた。
「た、助けて!!敵がっ、私の娘を・・・!!だれかぁ・・・!!」
声を出した本人と思える女性が泣いて助けを求めている。敵の手には母を呼びながら涙で顔をぐしゃぐしゃにしている。それを見た瞬間、体が勝手に動いた。
「その子を早く離せ。」
そういうと同時に、子供を敵の手からできるだけ優しく傷つけないように奪い取ると、子供をつかんでいた敵の手を凍らす。
敵は急な冷たさと手が動かなくなったこと、子供が奪われてしまったことに驚いて、顔を思わずしかめた。その間に、轟は泣いていた母親に子供を返し、早くこの場から逃げるように告げる。
周りには続々とヒーロー達が集まっていて避難誘導を進めているため、そこまで行けば安全だろうと僅かに口角をあげて見せると、母親は泣いてお礼をいいながら子供を抱えて離れていく。
轟はその後姿を見送っていると、敵が背後から殴りかかってくる。けれど、それはあたることは無く、空気を切るだけの空しいものになった。轟が避けたのだからそれも当たり前のことだ。
くるりと踵を返して、敵を見上げる轟の顔は、殺気に満ちていた。
「俺は、早く帰って爆豪に会いてぇんだ。さっさと退けろ。」
その言葉で、戦闘が始まった。

すっかり日も落ちて、建物から暖かい光が漏れてくるころに、敵は捕まった。やっと家に帰ることができると思ったらマスコミに囲まれて、質問攻めにあう。切羽詰っている轟は、マスコミをかい潜って家に急いで向かった。
「ただいま・・・!すまねぇ、途中敵と出くわしちまって、帰るのが遅れた・・・!」
走っている途中で打った『今から帰る』というメールについて急いで先に帰っていた爆豪に説明すると、呆れたようにため息をついて、知ってる。と言いながら、テレビを指した。
そこにはさっきまで自分がいた場所で、自分が戦っている姿が鮮明に映し出されていた。質問攻めしてきたマスコミが撮ったものだろう。こんなに早く放送できるとはなかなかどうして侮れない。などのことを轟は思っていると、爆豪は轟の手にあるものを指して、
「そのゴミ、どーしたんだよ?ボランティアでもしてきたか?」
と尋ねてきた。轟にはゴミなど見に覚えが無く、今日の仕事もゴミのボランティア活動ではなかった。なら、なぜそんなことを言うのかと指された手元を見る。するとそこには、あんなに渡したくてしょうがなかった調味料のかけらも無く、ぼろぼろのビニール袋に申し訳なく七味が入っていた小瓶のかけらがぽろぽろとあるだけだった。なぜ、とは思ったが、理由は分かっていた。敵との戦いの際になったものだ。
「うそ・・・だろ・・・」
「!?お、おい!!こんなところでしゃがみこんでんじゃねぇよ!!」
あまりのショックと体力のぎりぎりまで動いたことから、轟は糸が切れたようにその場に座り込んでしまう。恥ずかしさとやるせなさで動ける気がしなかったので、爆豪には先にリビングに行ってもらうように言い、轟は一人悲しみに打ちひしがれていた。それほどにショックではあったのだ。
はぁ、と大きく息を吐くとタイミングよく玄関のチャイムが鳴った。出てくれと爆豪に言われたので、宅配便か何かかと思いながら扉を開けると、そこには高校のクラスメイトである緑谷がいた。
「え、えっと、急にごめんね。さっきの敵轟君が倒したって聞いて・・・・僕、避難誘導してたんだけど、なんか、君にこれを渡して欲しいって・・・」
「・・・?っ!!!ありがとう!緑谷!」
「!?えっ、えっ、その、お礼だったらこの人に言いなよ、連絡先貰ってきたから。」
あと、手紙も。と手の中に添えられて、緑谷は帰っていった。手紙に目を通して、騒がしくリビングに轟は向かい、晩御飯であろうものを作っている爆豪を背後から抱きしめた。
「ぅ、おっ!?おい轟!!あぶねぇから料理中はこっちくんなって・・・!」
「爆豪、これやる。」
「はぁ!?!?んだ、これ・・・」
爆豪の手に無理やり握らされたのは、数日前にテレビでやっていて欲しいなどとぼやいていた七味だった。少し値段が高かったため、あきらめていたが、それをなぜ轟が。と聞こうとすると、それを言葉にする前に説明された。というか手紙を渡された。内容は助けてくれたお礼と、粉々になった七味を見て、自分が今日買ったものと一緒だということに気づいて、それを受け取って欲しいとのこと。
急いで書いたのか読みにくいが、確かに女性の文字だった。
「爆豪のために買ってきた。といっても本当に俺が買ってきたのは粉々になっちまったけど・・・無駄にはならなかった。この人も助けられたし、爆豪にこれも渡せたしな。」
ふわりと安心しきったような笑顔を轟は爆豪に向けると、爆豪は少し照れながら、ばかじゃねぇのと口を尖らす。それが轟にはあまりにも愛おしく見えて、静かにそこに唇を落とす。室内にリップ音が響きわたり、顔を爆豪から離すと、さっきまでは僅かながらピンクがかかった顔が真っ赤に染まっていた。
「〜〜!!おまっ!?ばっ、かじゃねぇの!?死ね!!」
「赤くなった爆豪もかわいいな。」
思い切り個性を使って轟に一発入れてやろうかと爆豪は試みるも、するりと轟はよけながら、甘い言葉をささやく。そんなドタバタと騒がしい日常ではあるが、それを幸せだと思っているのはどちらも同じことだと言わずもがな二人は知っていた。

ーendー

Re: ヒロアカ 爆豪勝己受けBL書きます ( No.2 )
日時: 2017/11/19 00:17
名前: つっきー

やばい、やばいぞこれは、、、かわいすぎるぞ、、、轟がピュアすぎるぞ、、、

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