大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ハイキュー!! 影日★ω☆
- 日時: 2017/12/21 23:41
- 名前: rinrin
個人的に影山×日向が好きなので書きます!
Hは好きですが書いたことがなく小説が崩壊しそうなので止めときます(力不足でスミマセン……
まぁ日常で起こっている事だと思ってくださいw
ネタバレはしないので
主に日向めっちゃ影山のこと好きですwww
それらがokな人拙い文章ですが楽しんで頂けると幸いです!!
コメントもどしどし!
リクエストもどしどし!
12/22 お誕生日おめでとう!!
愛してるよ〜♪
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- Re: ハイキュー!! 影日★ω☆ ( No.1 )
- 日時: 2017/12/05 00:50
- 名前: rinrin
ではでは…
「かっげやまああああぁあ!!!」
日向は猛スピードで影山の後ろ姿を目指す。
キィィイーッ
「おっ、おは…ゼェ……ハァ、おはよう…ございます…」
まだ朝で部活も始まっていないというのに、凄く息が切れる。
「…おう」
朝に弱いのか、影山はまだ眠そうな顔をしている。目がトロンとしていて可愛い。
「影山は朝弱いのか?」
「あ?…弱くねぇよ別に。なんでだよ」
「いや、眠そうで可愛いなーと思っ」
ヤベェ、言葉にしちゃった!
恐る恐る隣を見る。
何事も無かったかのように、眠そうに欠伸をしている。とりあえずホッとしたが、…やはり可愛い。思わず顔が緩んでしまう。
(やっぱり、影山のこと…)
胸に手を当てる。
影山の隣を歩いてるだけで、ドキドキがとまらない。
「…ボゲ日向…おいてくぞ」
いつもの罵りに覇気が無い。
日向はまた口に出していた。
「影山君は天使なのですかな?」
- Re: ハイキュー!! 影日★ω☆ ( No.2 )
- 日時: 2017/12/05 01:08
- 名前: rinrin
日向が白い息をはく。
体育館に到着したはいいものの、肝心の鍵を先輩が持っていて入れない。
もたれかかるようにして入り口の前に座り、唯時間がながれるのを待つ。
ふと影山に目を向けると、幸せそうに眠っていた。思わず手をのばす。すると、影山の両目が勢いよく開く。
(!!!!)
素早く手を引っ込めたが、心臓がバクバクしている。
(バカバカバカ!俺はいったい何をしようとしてたんだああああ煩悩退散煩の…ん?煩悩?だっけ?)
一人で悶々としていると隣の影山が立ち上がる。
「…ぐんぐんヨーグルト」
そう言い残して自動販売機の方に歩き出す。どうやら唯喉がかわいただけのようだ。
(あーよかったぁ〜。変なことしたら影山に嫌われちまうもんな…。)
表情を引き締め両頬を思いきり叩く。しかし、影山の寝顔でも思い出したのか、反省したばかりなのににやけていた。
「あー駄目だあー!!!反則だー!!!」
一方。
影山も影山で悩んでいた。
(あンのボゲ…何しようとしてた)
思い付くのは…
1 虫がいた。
2 嫌がらせしようとした。
3 起こそうとした。
4 殺そうとした。
どれだ………?
首を傾け自動販売機の前に立ち尽くす。
影山はアホだった…。
- Re: ハイキュー!! 影日★ω☆ ( No.3 )
- 日時: 2017/12/07 23:22
- 名前: rinrin
「おいーっす」
声がした方に顔を向けると、マフラーをまいたスガさんが立っていた。
「あ、スガさん!!しゃっす!」
「おー…、あれ、日向一人か?」
辺りを見回すが誰もいない。
「あ、いえ、影山が飲み物買いに行っておりまして」
「そかそか。まー寒いから先入るべー」
スガさんが鍵をあけてくれる。
重い扉を開いて、中に足を踏み入れる。
すると、体育館の中央になにかが置かれていた。
スガさんはそれに気づかず、俺は誰かの落とし物だろうと思って端に寄せて、放置していた。
しばらくすると、田中さん、旭さん、のやさんの順で続々と部員がやって来た。
「あれ、スガさん、大地さん遅いっすね」
日向も薄々気になっていた事を、田中さんが聞いてくれた。
「大地なら、今日は休みだよ」
「え、めずらしっすね。どうしたんすか?」
「うん、清水と買い物。」
その場にいる全員がスガさんの方を向く。
「ちくしょおおおおぉぉお!!!」
「ぐっはああああああなぜだあああああああ!!!!」
田中さんとのやさんの悲しい叫び声が上がる。スガさんにすがりついて事情を聞く姿に、誰もが目をそらした。
影山、おそいなあ。
「ちょっと影山探して来ます」
旭さんにそう告げ、ダッシュで体育館を走り抜ける。
「おー気を付けるんだぞー」
いた。
影山は自動販売機にもたれかかって寝ていた。
「何やってんだよぉ……」
揺さぶるが、起きる気配がまったくしない。
どうしよう、こういうとき、どうすればいいんだ?
ふと、妹の言葉を思い出す。
『あのね、王子様はキスで眠りが覚めるんだよ!』
きききききき、き、キス!?
こんなときになにかんがえてんだ!!あーもう…!!
しかし、影山は一種日向の王子様である。
起きる、かな…
いや、起きられたら困る。
もうヤケだ!!!
そっと顔を近づける。
柑橘の甘い匂いがした。
唇を寄せて、優しく触れる。
(ほんとに何やってんだろ…)
我にかえって顔を離そうとした時。
両頬に手がのび、添えられる。
それと同時に影山の唇が薄くひらき、舌が入り込んでくる。
(っええ!?)
「ふっ…な、に……やめ…」
呼吸が出来ない。
多分顔は今いろんな意味で真っ赤だろう。
それより、どうしてこんな事になっているのかがわからない。
やっと解放される。
「はぁ、っ…はあ」
とりあえず息をする。
小さく目を開けて影山の方を見る。
影山は完全に起きていた。
「おまっ…、いつから起きて!?!」
「いつからって、お前がキスしてきたときから。」
「はあああ!?で今のなんだよ!?!?」
「何って、キスだろ?」
それくらいわかる!
なんでこーなった!?田中しゃん教えて下さい……
「おーい日向影山ー?」
スガさんのこえが聞こえてくる。
そういえば結構時間がたっていた。
「います。今行きます」
影山が走り出す。
「おーアップすんぞー」
結局さっきのは聞けずじまいだ。でも…
(キス返してきたってことは…)
勝手な妄想にとらわれ、そのあとの部活に手がつけられなかったのは、言うまでもない。
「ぎゃふ!!!」
「日向ボゲェッ!!!!」
- Re: ハイキュー!! 影日★ω☆ ( No.4 )
- 日時: 2017/12/20 22:42
- 名前: rinrin
「んじゃー、少し休憩すんべー」
部長代行のスガさんのかけ声と共に、日向は田中さんの元に走る。
「たったたたた田中さん!!!」
「おぅ…どうした日向……」
心なしか、いつもより元気が無い。理由は明らかだ。
「あ、あのですね…、相談がある、のです、けども……」
「?なんだ言ってみろ。あ、ここじゃ話にくいか、…外行くぞー」
(田中さん…!!!!)
「で、ですね」
「おう」
(まず何から言うべきか…
あー相手が影山、っていうのも伏せておかないとだから、…んー)
「まあまずはなんでも話してみろって!」
笑顔で自分の胸を叩く先輩は、いつもの十倍くらい頼もしく見えた。
「その前に、一つだけ聞いておきたい。」
「はい!」
目が鋭く光り、日向を射る。
「清子さん絡みじゃねぇよな?」
「…も、もちろんです!」
あまりの迫力に少しどもってしまった。今ならしてぃぼーい?も張り倒せそうだ!
「良かった。もし清子さん絡みなら、そこに隠れてる奴も黙ってちゃいねぇぜ。」
田中さんが日向の後ろを指差す。勢いよく振り返ると、まるで獲物を狙う烏のようなのやさんが立っていた。いや、隠れていた。
「安心したぜ!よし、先輩たる俺も相談にのってやろう!で、なんだ?」
「そのですね…」
神妙な面もちで二人の先輩を見据える。
「す、好きな人にキス…して、その……キスし返されるっていうのは…、どういうこと、ですか?」
言い切った…。
ホッと安心して、回答を待つ。
先輩達は、真剣な顔をしていた。
「……そう、だな」
最初に口を開いたのは、のやさんだった。
「それは脈ありと思っていいんじゃねえか?相手を勘違いしてた、とかは別でよ」
「ノヤの言う通りだ!」
田中さんが大きく頷く。
「まあ一番は、聞いてみるこったな!」
(聞く………か、影山に、か…)
今でさえ上手く話せないのにそんなこと聞けるだろうか?
「あーーーーどうしよう!」
「聞くけどよ、相手は誰なんだあ?」
先輩達が興味津々で近づいてくる。
「え、あ、いや…その」
「日向」
不意に、後ろから声がかかる。
「か、かげやまあああああ!!!!」
「先輩、練習再開します。」
「そっか、わり。先行くわ。」
(いいい今の話、聞かれてた?)
影山は不機嫌そうな顔をしている。
「今日、お前なんかあったか?」
(色々あったよ!)
「お前が変だと狂うんだよ。…早く直せ。」
…今がいい機会じゃないか?
二人きりだし、何よりその…流れ的に。
「あ、あのよ!影山……」
勢い良く切り出したはいいが、
続きが紡げない。
「やっぱり…なんでもねえ」
影山は依然不機嫌だ。
「………ボゲ」
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