大人二次小説(BLGL・二次15禁)

はじまりの日
日時: 2018/03/22 17:06
名前: ちはや

Re:vale

「モモ、サイコーだったよ」
ユキさんの声が耳元で聞こえ、我にかえる

キャーッ
とか
わあぁぁぁー

とか、お客さんの歓声がすごく遠くに聞こえて

もう頭ん中はぐっちゃぐっちゃで
サッカーの試合でもこんな達成感は感じた事がなかったのに…。

そんな中で
Re:valeのファーストコンサートの幕が降りた。

「ユキっ、ユキさん?いないの?
開けてよっ、意地悪しないで下さい」
控え室の外。
控え室は2人で一つ、部屋にはカキが掛かって開かない。
「あれ?百くん、どうかしたの?」

「あ、岡崎さん。ぇと、中にユキさんが居るはずなんだけど扉が…」


ガチャ
「ごめん、着替えてる途中で今全裸」

扉が開いた。
「笑、千くん風邪をひかないように早く着替えて下さいね。百くんも早くシャワー浴びて着替えてるといいよ。まだ後片付けあるから打ち上げの時間まではゆっくりしていてください」

そう言って岡崎さんはその場を離れた。

岡崎さんの位置からは多分…ユキさんは見えなかった
「モモ、入らないの?」
「ユ、キ…さん?」

部屋に居たユキさんはライブの興奮が覚めやまぬと言うような高揚感とは別のものをまとっていた。
中性的でありながら雄を覗かせいて、それでいて付き合ってきたどんな女の子よりも淫靡だった。
「戻ってくるまでに済ませておこうと思ったんだけど…ごめんね」
「ユキ…さん」
「ユキ、だろ?なに?見ててくれるの?
僕のオナニーはお前にとって魅力的?」
そう言ってユキさんは自分ものをソロソロとシゴキはじめた。

俺をその瞳で捉えたまま…視線が外せない

もう、それは無意識だった。
俺は事もあろうかあのユキさんにキス…してしまった

「モ…モ?」
?!!!
「待ちなさい。モモッ」

混乱した。その場を離れ様とした腕を掴まれなんとか顔を隠す。

「ごっ、ごめんなさい。ついっ、ついじゃ許され事じゃないの分かってますっ、本当にごめんなさい!」

穴があったら入りたいっ、川があったら飛び込みたいっ!
俺はユキさんにナニしちゃってるんだよーっ!!?

「モモ、僕が…気持ち…悪くないの?」
「なっ、そんなあんなサイコーのライブの後ですよっ、俺だって、そらちょっとは…勃ってって、俺何言ってっ////
男だったら皆んなやってる事ですっ、気にしないで下さい!!」
「じゃなくて、コレ」

ユキさんは立ち上がり、俺の腰を取ると事もあろうか俺の膨らみに手を添えた。

咄嗟に腰を引こうとしたが抑えられて緊張した体は言う事を聞かなかった。
「ご、ごごめんなさいっ
そ、そりゃ、野郎の見たいかって言ったら見たくないけど、ユキさんのはキレイすぎる。尊すぎるっ」

「いっ…た」
ユキさんが俺のモノを握りしめた
「もう一度聞こうか。なんて?」

怒らせた?

「だから男のオナニーなんか」
「そうじゃない」
「ユキ…さ、ぎゃっ」

ユキさんが、俺を思いっきり掴んだ

「僕の事は呼び捨てで良いって言ったはずだよ、百」

そっち?!
「尊くもない、ライブ後にマスかいてるただの男だよ」

ユキさんの顔が近い
あ…れ?
お れ今…何して

「僕とのキス、そんなにキた?」
クスッと耳元にユキさんの息が掛かる
何かが弾けた

気付いたら俺はソファにユキさんを押し倒してた
「あ、、、ごめ…」
「何を謝るの?元気だね。すごいモモ、おまえ今雄の顔してるよ。」

ユキさんは苦笑しながら立ち上がろうとする俺の腕をとり、少し力を入れて引っ張る

ダメだ、、、離れなきゃ、、こんなの

ユキさんの唇が触れた。
ライブ中にファンサのノリでほっぺにキスされる事はあった。
ユキさんは親しい人とはスキンシップを取りたがるんだと思う。
親しい人がどれだけいるかはわからないけど
少なくとも一緒に暮らしてても本当に面倒見もよくて
「モモ、何考えてるの?おまえの力なら逃げれる程度にしか捕まえてないはずだよ」

頭を撫でられ、頬に優しく滑る
その表情を見てハッとした。
「そんな顔…しないで下さい。
俺は、俺はユキさ…ユキの側にずっといたい」

顔が紅潮するのが分かる
「ぎゃっん」
「わんこみたいだね、モモ。ココこんなにして言うセリフ?」
「ユキ…さっ」
「しー」
ユキさんが俺を抱きしめ事もあろうか俺のアレをゆっくりシコる。
「言ってるそばから逃げない」

でも、逃げ出すには最後のチャンスだよ
耳元に降りてきたその言葉にバッと顔を上げ首を振る
「ハハ…そんな泣きそうな顔しいで。少し聞いてくれるかな」

『僕ね、ライブの後は万に抱いて貰ってたんだよ
ああ、万は男には興味ない。…残念ながら僕にも。
僕も、他の男に興味はなかったよ。まぁ、女の子にもね。』

ユキさんの言葉に
胸がチクリとする

万は仕方なく付き合ってくれてたんだ。
分かっていたのに。あんな事が起きて…結果、愛想を尽かされた。
もう嫌なんだ。誰かを縛ってしまうのが…
本当はこんな自分を見せる気はなかったけど、きっと神様が与えてくれたチャンスなんだと思ってね

「俺…万さんの代わりになれるとは思ってませんっ
でも、万さんの様にユキさ、ユキに必要とされる人間になりたいっ」

なさけ、ない。涙が、止まらない

「ココ、こんなにしたまま…器用な子だね」
「それはユキのせいじゃんかっ」
「そうね」

僕にキス出来るかい?

貪り食うとはよく言ったもので、中学生かって思うほど余裕なくユキの唇や口内を貪り食った。

「モモ、少し落ち着いて窒息しそう。そんなに僕は美味しいかい?…良かった」
俺はのコクコク頷くしか出来ず、ケモノの様にハーハー肩で息をしていた
「モモの好きにして良いよ」

理性が飛んだ。ユキの全身をキスところか舐め回し耳の裏も耳の中も首筋も鎖骨も肩も腕も手も指も
ユキは黙って、時折息を漏らしなから好きなようにされてくれた。

胸…可愛い
ペロペロ舐めてみる。ユキが吐息を殺すのを感じ吸い上げて見る。
ユキの半身が俺の腹に当たる…感じてくれてる

もっともっとユキの声が聞きたい。

腰からヘソ、徐々にに下がり透明な先走りを流し切なげに揺れてるユキさんのそれに口付け用とした時
「モモはそんな事しなくていいよ」
ユキさんが俺を引き上げる
「今咥えようとしただろう?」
「え?でも」
「女の子しかした事ないモモにはハードルが高すぎる」
「そんな事ないよっ、好きな子には気持ち良くなってもらいたいっておもう。それはフツーの事でしょ!」
「モモのまっすぐさが僕には眩しすぎるよ」
「ちょ、ちゃかさないでーっ」
「ごめんね、モモ。でも男とした事ないよね?
やり方わかんないだろ?」

今までと反対にゴロンとソファに転がされた
「モモが僕の体に興味をもってくれて本当に嬉しいよ。」
「そんな体だけが目的みたいな言い方しないでっ」
「フフ…モモは優しいから。でも、僕は優しくなんかないからきっとこれからはモモを困らせることもたくさん有ると思う」
「そんな事ないっ、ユキはジェントルだよ」
「ありがとう…じゃあ、選ばせてあげるよ。
下と上どちらがいい?」

「へ…」
「ぷっ…ぷぷぷ」
「ユ、ユキ?」
ユキが肩を震わせながら笑ってる
「残念、モモ、ハーフタイム終了だ。帰ったら続きをするからそれまでに選んでおいて」
「えええーっ?」




その後、選ぶ事の出来なかった俺は打ち上げでベロベロになるまで飲み続け、二日酔いの翌日一日かけてユキにお説教をくらうのであった。

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