大人二次小説(BLGL・二次15禁)

創作でBL!(*´∀`)♪
日時: 2018/05/18 13:26
名前: 勝鬼蓮

どーも、勝鬼蓮です!
普段(?)は文ストのBLを
書いていますが、
創作を書きたくなったので、
書いてみます!

語彙力はまったくないですが、
頑張ります!
たまにR入ると思います。
リクエストとか
コメントもきちんと対応するように
努力しますので、
よろしくお願いします♪

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もう一度逢えたなら、君にありがとうって言いたい。 ( No.1 )
日時: 2018/05/18 13:29
名前: 勝鬼蓮

春。

桜の季節。

いつも笑っていた君と
初めて出逢ったのは
五年前の今日。

これは、僕と君の

現在(いま)までの話。

***********

「うっわwww」

いつも通りだ。
何も考えるな。

「きったねww」

慣れただろ。
このいじめだって。

「……もう、やだぁ…っ」

痛い。

苦しい。

何で?

俺ら友達じゃんか。

あれ?

友達って……何だっけ。

「……大丈夫か!?」

さっきまで聞こえてた
声とは別の声がした。

「酷いな……。
ちょっと痛いけど、
我慢しろよ」

その声の持ち主は
自分のカーディガンを
俺の傷に当てた。

「…………っ」

やはり少し痛くて
俺は顔をしかめた。

でも、
すげぇ嬉しかった。

もう一度逢えたなら、君にありがとうって言いたい。 ( No.2 )
日時: 2018/05/18 13:35
名前: 勝鬼蓮

俺の目から涙が
流れていく。

ただ、嬉しかった。

「えっ?ワリィ!
泣く程痛かったか?」

俺は首を横に振る。

「じゃあ……何で……?」

俺はゆっくりと
言葉を紡いだ。

「……ずっと寂しかった。
毎日毎日殴られて、
皆に嫌われて」

俺は涙を拭う。

何かに包み込まれて
俺は目を見開いた。

俺は抱き締められてた。
知らない奴に。

だけど、暖かかった。

「…ごめんな……ッ。
もっと早く見つけて
あげられなくて
ごめん………ッ」

泣いてた。

コイツは俺に、
向かい合ってくれた。

「……ううん。
気にしないで」

俺は、目の前の
コイツを見た。

「……助けてくれて、
ありがとう」

***********

もう一度逢えたなら、君にありがとうって言いたい。 ( No.3 )
日時: 2018/05/18 13:36
名前: 勝鬼蓮

***********
「……わぁっ」

「ビックリした?」

「もうっ、止めてよ」

朝、いつも通り
歩いてたら
アイツに驚かされた。

ビックリしたぁ……

「傷、大丈夫か?」

昨日の怪我を
心配してるのかな。

「うんっ、ありがと」

二人並んで歩く。

「…そういえばさ。
俺、お前の名前
知らねーんだけど」

「俺も知らないよっ」

俺は少し背の高い
コイツの目を見る。

「ハハ、お前、
今すっげぇ顔赤いよ」

フフとコイツが笑う。

誰のせいだと……っ。

「……うっさい!
見るなよ!」

俺はそっぽを向く。

「まあまあ、
そう言うなって」

クイっと俺の顎を
持ち上げる。

そのせいでまた
赤くなって。

「……ばかぁ………っ」

Re: 創作でBL!(*´∀`)♪ ( No.4 )
日時: 2018/05/18 13:38
名前: 勝鬼蓮

「あ、名前!
俺、黒崎あかり!
2年3組だよ」

俺が言うと
コイツは目を見開いた。

「……俺、1年2組。
田口涼」

「………あれ?
お前、後輩なの?」

「…そうみたいです」

「タメで良いよ。
俺、上下関係嫌い。
それに」

間を開けて
俺は笑って言った。

「助けて、貰ったから。
それでじゅーぶんっ」

涼が笑いだした。

「ハハ。何だよ、それ」

そうだよ。
お前はそれがいい。
お前は笑っていてよ。

俺は、その顔。


大好きだよ。

「涼、いーっぱい
笑うんだよ。
お前はその顔が」

「…いっちばん
似合ってるから、サ」

***********

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