大人二次小説(BLGL・二次15禁)

パーカー松 おそ松さん BL 鬱 病み シリアス 閲覧注意
日時: 2018/12/20 19:47
名前: ♯さん


赤と紫...。
螺旋階段のようにまがりくねった。
歪みきった愛。


注意!
鬱 病み シリアス。他にBL要素を含みます
語彙力が有りません。
偶にグロ、リョナ ヤンデレ ネタも出すかもです。
Rあるかもなのでご注意を

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Re: パーカー松 おそ松さん BL 鬱 病み シリアス 閲覧注意 ( No.1 )
日時: 2018/12/20 19:55
名前: ♯さん

おそ松兄さん .、...。
兄さんは僕の事、分かりきったような眼で見つめてくれるよね。


...大好きなんだ...。

「一松〜」
僕なんかに話しかけてくれるんだ
「一松、あれ取って」
僕なんかに頼み事してくれるんだ
「一松、俺、お前が一番心配」
僕なんかのこと心配してくれるんだ。

兄さん。いつもいつも先頭に立って僕ら六つ子をまとめてくれる。
その背中を僕は見てるだけ。____ で、いいんだ。
あの人に僕が近付いてはいけない。
そんな事したら、罪悪感で身体が押し潰れそうだ。

優しくて、格好良くて僕の大好きな兄さん。
最悪で最低な僕の大好きな

_____おそ松兄さん。

Re: パーカー松 おそ松さん BL 鬱 病み シリアス 閲覧注意 ( No.2 )
日時: 2018/12/20 20:17
名前: ♯さん

「っ...は、はっ...、に...さんっ...。そこ、っ...あ、...舐めてっ...。」

ここか?何て返事は勿論帰ってくるはずもなく、
絶頂を迎えるまでそんな妄想を続ける。
妄想の中で、存分に彼を穢す。
僕は、何度も何度も飽きずに繰り返す。
いつからだっただろうか。こんな想いを持つようになったのは。


『好意』
小さい頃、...。物心着いた時からだった。
僕に無いものを持つ兄さん。
リーダーシップ、コミュニケーション力、友達。
嫉妬、...ではなく好意という気持ちを覚えた。

中学生の頃だった。
これが僕の核心を突いた出来事。
僕はクラス替えで見事1人になってしまった。
それは良いんだけど、友達が出来なかったんだ。
そして、いつも独りぼっち。
どこからか聞こえてくる陰口。
6人の中の出来損ない。そう呼ばれていた。

それが耐えられなくて
僕が家に帰って一人で泣いているとおそ松兄さんが帰ってきたんだ。
兄さんの前で泣くなんて恥ずかしいし
格好悪いから泣き止みたかったんだけど止まらなくて。

「なんで泣いてんだ?一松」
不思議そうな顔で訪ねてきたんだ。
「っ...、ひとりに...なっちゃったから...、」
僕はそう、正直に言った。

「兄ちゃんが居るだろ?」

不思議そうな顔で再びそう言葉を放った。
余計な言葉は足さない。
それがまたおそ松兄さんらしくて、僕は涙が止まらなかった。
輝いて見えるほど格好良くて

そして、美しかった。

消えてしまいそうな位に。

僕は、それに興奮した。幸福感を覚えた。

そして、彼が生きる全てになった。

Re: パーカー松 おそ松さん BL 鬱 病み シリアス 閲覧注意 ( No.3 )
日時: 2018/12/20 23:26
名前: ♯さん

兄さん...。兄さん..、兄さんっ!!
「っは...。」
僕の大好きで堪らない彼が何処かへ行ってしまう夢を見た。
「お、おそ松兄さんっ!」
不安が消えないのか、そう言葉に出して落ち着こうとする。
「どーしたんだよ、...一松... 」
すると、隣で眠そうに自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
「兄さんっ...」
思わず抱きついてしまった。
涙が溢れてきてしまった。
おそ松兄さんは吃驚し乍も、何も言わず僕の背中を摩ってくれた。

大好きだよ、兄さん...。

だから、何処にも行かないで

Re: パーカー松 おそ松さん BL 鬱 病み シリアス 閲覧注意 ( No.4 )
日時: 2018/12/21 00:01
名前: ♯さん

カ「今日も恥ずかしがり屋なカラ松girls達を迎えに行くとするか」
チ「今日は10時からにゃーちゃんのライブがあるからもう行くね」
十「今日も野球をしマッスルマッスル!ハッスルハッスル!」
ト「今日は、囲碁クラブがあるから出るね〜」
おそ松兄さんを含めない兄弟4人が家を出て行った。
この間のことも有るので二人きりは気不味いな...。
「じゃ、じゃあ俺もそろそろ...。」
「え〜、一松もどっか行くの??この長男様を置いて??」
「...。猫の所......。」
「猫は後にしてさ、話...あんだけど 」
話がある。そう兄は言った。
何だろうか...。この間の事...?
「う、うん...。分かった」
断る理由もないのでしょうがなく頷いて。

二階へ上がれば部屋へ入って、床に体操座りする。
おそ松兄さんは僕に近付いて隣に座ってきた。

「話って...?」
心臓がばくばくと煩い。聞こえていないだろうか。
心配しながら、彼に問いかける。
綺麗な黒髪に全てを見透かしているような綺麗な瞳。
兄さんが、こっちを向く。
ドクン...。高鳴る鼓動。
急いで目を逸らした。
見惚れすぎて変な顔になっていたと思う。
「一松、さぁ...。」

「俺のこと好きだろ?」

「... は ... ... ... ?」
潤ったピンクの唇から零れ落ちたのはそんな言葉。
あまりの事に『は?』として言葉が出てこなかった。
「えっ、何言ってんの...。別に、...。
いや、俺たち兄弟だし、いやその前にそもそも兄さん男だし。
冗談も程々にって、こういう時に使うんだね」
動揺を言葉で消そうといつもの何倍も口を開く。
おそ松兄さんはやっぱり、と言う風に此方を見ている。
「焦った時、自分からお前全部言っちゃうんだよね。
エスパーニャンコの時もそう。」
「っ...。」
今度は言葉に詰まる。悪い癖が出てしまった。
「俺は、お前が男であろうと関係ねぇよ?家族だから。好きだよ」
そう言うとおそ松兄さんは僕を押し倒してきた。
これ以上はいけない。そう本能で分かっていた。
彼を拒むように肩を押せば部屋から飛び出して

もう、どこか遠くへ言ってしまおう。
これまでにないくらい全力で駆け抜けた。



そのまま走って走って。電車に乗り。
無人駅で降りる。
海が見えた、山が見えた。
おそ松兄さん僕が拒んだ時、
驚いてた...より今にも泣きそうな位悲しそうな顔してたな...。

兄さんは僕でも他の兄弟でもああしていたんだろうか。
苦しい。僕だけが良い。我儘...悪い弟だ、僕...。
でも、もし両想いであっても付き合ったりしない。
勿論身体も重ねない。

それは兄さんが、遠い存在だから。

穢してはならない人だから。

僕であっても。誰であっても。

さよなら。おそ松兄さん。愛しい人。僕の希望。

____さよなら____




                           来世来世。

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