大人二次小説(BLGL・二次15禁)

あんスタ 零晃
日時: 2020/01/26 00:07
名前: ラキ

放課後の軽音部室

「♪♪♪〜」

軽音部室には双子はおらず、晃牙の鼻歌とギターの音だけが響いていた。隣には棺桶があるが中に居るであろう吸血鬼は眠っているのか気配が無い。

(寝てるだけでこんなに気配消えるか?)

そう思いながらも構わずギターを弾き続ける。すると…

「随分と上機嫌じゃのう♪」

「!!」

棺桶の蓋が開く。晃牙は鼻歌を聞かれた事に少し顔を赤くしつつも振り返ると、そこには吸血鬼、朔間零が棺桶から姿を見せていた。

「起きてたのかよ」

「5分程前からじゃけどな」

晃牙が不満そうに聞くと零はあくびをして眠たそうに答える。しばらく晃牙を見つめた後手を差し出してこう言った。

「それよりわんこや、立てないから少し手を貸しておくれ」

「あぁ?1人じゃ立てなくなるくらい老いぼれたのかよ?」

そう言いながらも差し出された手を引こうとすると逆に手を引かれ棺桶の中に引きずり込まれる。そしてそのまま零は晃牙を抱きしめる。晃牙は驚きつつも何が起こったのか分からず離れようと体を動かすも吸血鬼の怪力の前ではビクともしない。そのまま零は晃牙の耳に舌をそわせる。

「ひゃっ…///」

晃牙が思わず高い声を出すと零は晃牙の耳元で囁く。

「わんこを見ていたら欲しくなった」

そう言うと晃牙を強く抱きしめキスをする。最初は普通のキスだったが、少しすると舌を入れて晃牙の口の中を撫で回す。その途端晃牙の体がビクンと跳ね上がる。

「んっ///あっ…//ちょっ…と待てって…」

晃牙がその快楽に身を任せていると、零は晃牙のシャツの中に手を入れて背中を撫で回す。その度に晃牙の体が跳ね上がる。零は気にする事も無く晃牙の体を撫で回す。そのまま手を前に持ってきて乳首を触る。

「んんっ//」

すると、晃牙の体が今まで以上に大きく跳ね上がる。ふと視線を下に向けると零は晃牙が足を擦り合わせてもじもじとしている事に気づく。キスと手を止め口を離すと晃牙の顔を見て意地悪そうに微笑むとこう言った。

「この後はどうされたい?」

真っ直ぐに見つめられた晃牙は可哀想なぐらい耳まで真っ赤になっていた。2人きりの部室は静かで自分の心臓の音だけが聞こえる。嫌になるほどうるさい心臓が。どうされたい?そんなの答えは決まっている。

「…俺をあんただけの俺にして」

甘えたような声でそう言うと晃牙は零に顔を近づけキスをする。そのキスは、さっきまでの激しい物とは違い、孤高の狼とは思えないほど優しくどこか安心できるような甘いキスだった。

「くくっ、よかろう。夜闇の魔物の時間はまだまだこれからじゃ♪」

零は晃牙を見つめたまま楽しそうに言うと再びシャツの中の手を動かす。

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