大人二次小説(BLGL・二次15禁)

無題
日時: 2022/05/15 12:03
名前: もゆ

保管庫

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Re: 2434BL ( No.1 )
日時: 2020/02/29 18:47
名前: もゆ


媚薬プレイkgmy



(ねむ………………)

昨日の配信が長引いてしまったせいか、俺は今強烈な眠気に襲われている。
シャワーを浴びても冷たいジュースを飲んでも瞼はどんどん重くなる一方で、俺はデスクチェアに腰を下ろしながら考える。
時刻は20時15分。先ほどハヤトさんから仕事が長引きそうだと連絡があったし、少なくとも1時間以上は待つことになるだろう。
仮眠をとろうかとも考えたが、今横になってしまったらそれが最後、一生起き上がれるような気がしない。
多忙なハヤトさんが2週間ぶりに、施設にある俺の部屋までやって来てくれるのだ。ここは何としてでも睡魔に勝って、ハヤトさんとの貴重な時間を楽しみたい。
(何かあったかな…)
俺は欠伸を噛み殺しながら、なにか眠気の覚めるものでもないかと、ごそごそと冷蔵庫を漁った。

「……………あ。」

冷蔵庫の上段の隅に、栄養ドリンクの入った小瓶があるのを見つけた。
これは確か数日前のライバーの新年会で、鈴鹿さんから差し入れとして貰ったものだ。
「詩子お姉さんの差し入れはヤバい」「絶対変なもの入ってる」「どうせ男の栄養♂ドリンク」などと、当初男性ライバーの間で物議を醸した代物であるが、ノリノリでその差し入れを一気飲みした花畑さんやその他ライバー陣から「マジでただの栄養ドリンク」との判定を受け、ひとまず持って帰ってきたことを思い出した。
差し入れを受け取った時は流石に俺も警戒したが、改めて見てみるとなるほど確かに、薬局のレジ前なんかに置いてある普通の栄養ドリンクのようだ。普段からこの類の飲み物を好きこのんで買うわけでもないのだが、眠気を覚ませるというのであればそれに越したことはない。
ぐっと手に力を込めて小瓶の蓋を開け、俺はその中に入った液体を一気に口の中に流し込んだ。

「…………………っ、」

なんとも形容しがたい臭みと味を持った液体が喉を流れ、身体が一瞬かあっ、と熱くなる。この栄養ドリンクは即効性があるようだから、これならすぐに眠ってしまうことはないだろう。
ハヤトさんが来るまでに部屋の片付けでもしておこうかな、なんて思いながら、俺はキッチンを後にした。










それから小一時間ほどの時間が経つ。部屋の片付けを終えた俺はデスクトップに向かい、簡単な作業を行っている最中だった。

「はぁ…………っ、」

ふと口から零れた溜息の温度に自分でも驚く。そう、先程からどうにも身体が熱っぽいのだ。
栄養ドリンクの効果だろうか、とも考えたが、どうも様子がおかしい。あの飲んだ瞬間びりびりとひりつくような鋭い熱さとは違う、だるくて重くて体の内側から火照っていくような、ぼんやりとした感覚。これは本当に熱でもあるんじゃないかと不安になってくる。
迷惑をかけても悪いし、ひとまずはハヤトさんと、別の部屋にいる施設の人に連絡を取っておこう。そう思い立った俺はデスクチェアから立ち上がり、隣の部屋に置いてあるスマホを取りに行こうとした。

「……………っ!、」

その瞬間、視界がぐらりと揺れた。
上手く全身のバランスをとることが出来なくて、思わず床の上に尻もちをつく。
頭が妙に重たく感じてぐらぐらと前後に揺れる。尻もちをついた衝撃からか手足が咄嗟に動かない。
せめて連絡を取るだけでも、そう思って起き上がろうとするが、己の身体は全くといっていいほど使い物にならない。

(うわ、身体が、熱い…………)

全身を襲う倦怠感と熱さが、思考力を奪っていく。まるで高熱を出した時のような身体の底から湧き上がってくる熱さに耐えきれず、身体はふるふると震え、はっ、はっ、という激しい呼吸音が口から零れる。
耐えきれなくなった俺はそのまま床に倒れた。




「はあっ、はっ、はっ……………っ」

苦しさを誤魔化すように、身体をぎゅっと縮こませる。あれからどれほどの時間が経っただろうか。
全身が溶け出してしまいそうな程に熱く、俺の口からは相も変わらず興奮しきった犬のような呼吸が漏れる。ずっと口を開きっぱなしにしているせいで涎も垂れてくるが、あいにく今そんなことを気にしている余裕はない。
さらに悲しいことに、俺は自分自身の身体を襲うもうひとつの感覚に気付き始めていた。

(これ絶対、勃ってる…………)

ただでさえ辛い状況であるというのに、俺の性器はうっすらと薄い汁を滲ませながら固く立ち上がっていたのだ。
突然の発熱に、身体も馬鹿になってしまったのだろうか。
下半身のじっとり湿った感覚が不快でもどかしくて、俺は無意識のうちに膝を擦り寄らせる。すると固くなった俺のそこが衣服や足の摩擦によって、甘やかな快感を生んだ。

「………っあ!ぁぁ…………っ」

すり、すり、と足を緩やかに擦り合わせながら、俺はひたすらに耐える。
中途半端な快感と熱が、より一層俺の身体を蝕んでいった。

「はっ、……………っぁ、っは……………っ」

熱い。辛い。苦しい。気持ちいい。いやだ。助けて。
俺はパーカーの余った袖をぎゅっと握りながら、心の中でひたすら助けを求めていた。











「遅くなってしまって大変申し訳ございません!!」

どこか遠くで、ハヤトさんの声が聞こえるような気がする。
そういえば、結局連絡出来なかったな。
朦朧とした意識の中で俺は、どこからともなく聞こえるハヤトさんの声をぼんやりと聞いていた。

「黛さん……?もう眠っていらっしゃいますか……?」

デスクチェアの近くで横たわっている俺の姿を捉えたのか、ハヤトさんの心配そうな声が近付いてくる。
うずくまっている俺の元までやって来ると、ハヤトさんはそのまま俺の顔をそろそろと覗き込んだ。

「………っ、黛さん?!!」

はーはーと激しい呼吸をしながら震えている俺の様子を只事ではないと感じ取ったのか、ハヤトさんは震える俺の肩を掴み声をかけてくる。
………熱が出たみたい。
そう言いたくて口を開けども、零れるのは激しい呼吸と時折混じる掠れた声だけ。
余程辛い状況であると悟ってくれたのか、ハヤトさんは八の字に下がった眉をさらに困ったように下げて、静かな声で俺に呼びかける。

「まずはとにかくベッドで横になりましょう。無理はしなくて大丈夫です。立てますか?」

俺は弱々しく首を横に振ってハヤトさんに助けを求める。今の状態では自力で立ち上がることも難しい。するとハヤトさんは俺の背中と足の関節部分に腕を回し、そのままゆっくりと俺の身体を持ち上げてくれた。

「ベッドまで連れていきますから。我慢してください。」

そう言ってハヤトさんは1度、咄嗟に抱えらたせいで定まっていない俺の身体を、腕の中で固定するように軽くゆすって持ち上げる。

「あっ、」

その衝撃で思わず上擦った声が漏れる。ハヤトさんが一瞬心底驚いたような顔をしたが、会話もままならず苦痛に苛まれている俺は、とにかく腕の中から落ちないようハヤトさんの身体にしがみついた。



「ゆっくり下ろしますね。」

そのまま寝室へと連れて来られた俺は、ハヤトさんに優しい動作でベッドへと寝かされた。

「はあっ、はっ、っふ…………」

身体の熱さも僅かな快感も収まるどころか強くなる一方で、俺はその間中ずっと、震えながら熱い呼吸を繰り返していた。

「体温がとても高いようですし、ひょっとしたら熱があるのかもしれません…
ひとまずお薬とお水を持ってきますから。辛いと思いますが待っていてください」

そう言ってハヤトさんはその場を離れようとする。しかし身体的にも精神的にも弱りきっていた俺は、その言葉を聞き入れずふるふると首を横に振る。
…熱くて、つらくて、くるしい。お願いだから、1人にしないで。
既に我慢なんて出来なかった。

「……………っは、はっ、ハヤトさ、んっ、
からだ、っ、っあつくて、つらいから…………っ、ここ…………、おねがい…………」

そう言って、ズボンの上からでも分かるほどにそそり立ち、汁を滲ませている俺のそこを主張する。
最初は困惑していたハヤトさんだったが、普段滅多に「そういう事」を口にしない俺が自ら強請るほどに追い詰められているのだと、理解してくれたようだった。

「………っ、わかりました。」

そう言ってハヤトさんは、ゆっくりと俺の横たわっているベッドに腰を下ろした。




「あっ、や、…………………っふ、」

ハヤトさんの手が恐る恐る俺の性器を掴んで、上下に優しくしごく。
そのちょっとした動作に釣り合わないほどの快感が、性器の先端から全身に流れていく。

「ふうっ、っ、ふ、〜〜〜〜〜〜っ!!」

自分でもやりすぎなんじゃないか、と思うくらい足ががくがくと震えて、口から声にならない悲鳴と呼吸が漏れそうになる。なんだか恥ずかしくて、俺はパーカーの袖で口元を覆ってそれを押し殺した。

「本当にこれで大丈夫ですか……?辛かったら、いつでも止めますから言ってください……」

ずっと布に擦れてもどかしい刺激しか与えられなかった俺の性器が、ハヤトさんの手に包まれて弱い箇所を的確に責められ、喜んでいる。
しかし普段とは比にならないほどの刺激と快感は、いっそ暴力的でもあり。
俺は腰をびくびくと震わせ、身体を捩らせながら、快感という名の暴力に翻弄された。

(やばい、くる………………っ)

射精の瞬間がもう間もなく訪れるのだと悟った俺は、目をぎゅ、っと瞑って身体を強ばらせる。

「っ、っ、……っ、〜〜〜〜っ、」

迫り来る快感から逃げる術などないのに、俺は震える足をずりずりとシーツに擦り付け、なんとかしてこの快感から離れようとした。
行き場のない快感と劣情から、駄々を捏ねる子供のようにいやいやと頭を振るけれど、全身にまとわりつくこの感覚が変わることはない。
腰がぐぐっ、と宙に浮いて、俺の身体が曲線を描くようにしなる。

「……っ、っ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜………………っ!!!!!!」

ハヤトさんに性器を握られたまま、俺は達した。





「はあっ、はっ、はっ………………」

久しぶりに射精を行ったからだろうか。なんだか身体がいつもより敏感になっているようだ。
ハヤトさんに軽く抜いてもらっただけなのに、身体中の熱は収まらず、また余韻のせいか、くたりと脱力した俺の身体は痙攣を起こしてしまったかのようにびくびくと震えていた。

言うことをきかない身体、覚める気配のない熱、そして上手く回らない頭。
全て自分のものであるはずなのに、まるで他人に操られているかのような錯覚を覚えて、途端に不安な気持ちになる。

「はあっ、っふ、〜〜〜〜〜っ………」

なんだか泣きたい気持ちになって、俺は再び身体をぎゅっと縮こませる。
視界が涙でうっすらぼやけて、鼻のツンとした痛みが切なくて。
その瞬間、ハヤトさんが横たわった俺の身体にそっと触れた。
その僅かな刺激にもびくりと反応してしまい、彼はますます困ったような表情を浮かべる。

「まだ、辛いですか……?」

ハヤトさんの言葉に、俺はかろうじて頷く。

「どうしてでしょう。原因が分かるといいのですが……。……いや、でも………うん、やはりこの状態のままではいられませんよね…」

ハヤトさんが何かぶつぶつと唱えているようだが、今の俺にはそんな言葉を聞く余裕はない。

「………わかりました。続けますね」

そう言うとハヤトさんは、再び俺の身体に触れてきた。




「あっあ、や、………………っ!!!!」

ハヤトさんに指を入れられただけなのに、これまた大げさなくらいに俺の身体が跳ねる。
ハヤトさんの長くて細くて整った指が優しく内壁を撫で、時折指を折り曲げながら、奥へ奥へと進んでいく。

「ぅあっ!!!」

ハヤトさんの指が、一瞬だけ俺の敏感な箇所を掠めた。
雷に打たれたような鋭い感覚に、押し殺すことも忘れて、思わず大きな声が漏れる。

「何回イっても大丈夫ですから。嫌だったら言ってくださいね。」

ハヤトさんは耳元でそう呟くと、僅かに膨らんだ俺の前立腺を、指先でゆっくりと押し込んだ。

「あ゛っ、〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!」

その瞬間、想像を絶するほどの快感に襲われる。
全身がびりびりと震えて、身体の中心が燃えるように熱い。
前立腺を触られるといつも気持ち良いけど、今日は普段の快楽との比じゃない。
強烈な快感に呑まれてしまうのが怖くて、俺はいやいやと首を横に振り、足でじたばたとマットレスを蹴った。
口元にあるパーカーの袖口をぎゅっと噛み締めて、ふーっ、ふーっ、と息を漏らす。そうでもしないとおかしくなってしまいそうだった。

「ふっ、ふぅぅぅぅ…っ〜〜〜〜!!!、」

今度は背筋がぎゅっと縮こまって、びくんびくんと大きく身体が震える。また達してしまったようだった。
先程よりも少量のどろっとした液体が、俺の腹部にうっすらとかかる。
口からはあ、と大きな息が漏れた。

「黛さん、大丈夫ですか?」

ハヤトさんが少しだけ頬を赤らめながら俺の身体を覗き込む。
ハヤトさんには申し訳ないが、今の俺は決して、大丈夫なんて言えるような状態では無かった。
既に2度もイったのだから、身体の熱も収まって賢者タイムに入るだろう…と思っていたが、相も変わらず己の身体は熱くびくびくと震え、頬を伝う涙すらも止めることが出来ない。

「やだ…………、はやとさん………たりない…………」

俺はハヤトさんの顔を見つめながら、弱々しい声で助けを求めた。




「どうしても止めて欲しかったら、言ってくださいね…………あんまり自信は、無いんですが」

そう言いながらハヤトさんは、カチャカチャとベルトの金具を外していく。
ハヤトさんも相当興奮していたようで、下着の上からでも分かるくらいに主張をする彼のそこは、グレーの下着にシミを作っていた。

「はあっ、っは、っふ…………っ」

これからハヤトさんに抱かれることにいつの間にか期待をしていたのか、俺のそこは何度かイった後にも関わらず、既に硬さを取り戻していた。
ズボンと下着を完全に取り去ったハヤトさんが、俺のうえに覆い被さるようなかたちになる。

「……………っ!!!」

俺のよりも格段に大きく、固くなったハヤトさんの性器がぴたりと股部に当たって、再び身体がびくりと跳ねる。

「それじゃあ、いれますね……………」

そう言ってハヤトさんは、ゆっくりと俺の中に挿入を始めた。





Re: 2434BL ( No.2 )
日時: 2020/02/29 18:54
名前: もゆ


「あっ、や、やだ、うあっ」

ハヤトさんの性器が俺の中で蠢く度、口から呼吸とともにあられもない声が漏れてしまう。
先程のように押し殺したくとも、上から覆い被さっているハヤトさんに掌ごと握り締められている上、日頃のセックスとは比にならないほどの圧倒的な快感に身体が言うことを聞かず、また唇が戦慄く。

「あ、ああっ、や、も、やめ、あ…んっ、ん、」

頭が真っ白になって、もう何も考えられない。

「やら、はやとさ、いく、いくっ……………」

舌っ足らずな声でハヤトさんに限界を訴えるが、その言葉を聞くや否や、彼はふっと口元を緩め、腰の動きを速めていく。
その瞬間、ハヤトさんの自身の先端が、俺の前立腺をすっと掠めたのがわかった。

「あ゛っ………!!!!??♡♡」

先程散々指で嬲られた箇所を、ハヤトさんのそれがぐりぐりと重点的に責める。
指とは比べようも無いほど質量があり、血管の流れが伝わってきそうなほど生々しく熱いそれに敏感な部分を擦られると、とうとう制御が効かなくなってしまう。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ!!!!!」

頭の中で火花が散ったような感覚がして、脳内が真っ白になる。
己が再び射精したのだと悟った。

「……………っ、あぅっ、は、も、イった、ぁ……」

未だ腰の律動を止めないハヤトさんに射精したことを伝える。しかし当のハヤトさんは、

「まだイっていませんよ、………っ、もう少しの、辛抱です……」

少し苦しそうな声でそう言うと、彼自身も限界が近いのか、さらにペースを速めて腰を振りだした。

「うそ、そんな、なんで………っ、ぅあっ!!!!」

どうして。今俺は確実に、イったはずなのに。
そう思って己の腹部を確認する。度重なる射精により力を失い、くったりと垂れ下がったはずの俺の自身は、…未だに熱と固さを持ったまま、先走りを零していた。

「私も、そろそろいきますから…………っ、」

はあっ、と大きく息を吐くと、ハヤトさんは一旦大きく腰を引き、そのまま俺の体内へ勢いよく自身を突き入れる。

「あ゛ああっ!!!!まって、も、むり………………!!!!」

俺の身体は確かに、射精したはずなのに。
だってこんなに熱くて、頭が真っ白で、手足がどうにもならないくらいがくがく震えて、頭のてっぺんから爪先まで、ぞわぞわした感覚が走ってる。

「はっ、黛さ、んっ…、」

「あっあっまって、や、も、わかんない…………っ!!!っあ!!!」

あつい。つらい。やめて。きもちいい。もっとして。
頭の中はぐちゃぐちゃで、俺にはもう、何がなんだかわからなかった。

「…………っ、出しますね………!」

「……………っ!?……〜〜〜〜〜〜っ!!!!♡♡」

頭の中が一瞬で真っ白になって、陸に打ち上げられた魚のように、身体がびくびくと激しく震える。
その瞬間、ハヤトさんの腕にもぐっと力が込められる。どろっとした液体が俺の体内へ流れ込んでくるのがわかった。

「〜〜〜〜〜っっ、〜〜〜〜……………っ!!!!」

途方もない快感に、身体が引きつけを起こしたように震える。
俺はそれから、張り詰めた糸がぷつんと切れたかのように意識を落とした。






それから数時間後、無事に意識を取り戻した俺は、翌朝ハヤトさんに介抱されながら病院へ向かった。…………これ以上詳細なことは、もう俺の口からは話したくない。
全ての発端はあの時飲んだ栄養ドリンク……鈴鹿さんが仕込んだ媚薬だったということが判明するのは、もう少し先のお話。




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