大人二次小説(BLGL・二次15禁)

hpmi 小説(リクエスト可)
日時: 2020/06/29 05:24
名前: 楪/媾渫ハ

ヒプノシスマイクのbl小説を投稿させていただきます。
常日頃リクエストを受け付けていますが、個人的な予定などの関係で更新が遅い場合もあります…ご了承ください。
なるべく早めに対応させていただきます。

荒らしコメントや、なりすましなどは即管理人の方に通達いたしますのでおやめください。
拙い文章ではありますが、私なりに努力をして書いています。
その為誹謗中傷のコメントはお控えくださいますよう、心からお願い申し上げます。

此方の小説は完全に二次創作となっておりますが、リクエストに関しては完全にキャラクター×キャラクター(同じキャラクター同士も可能とします。)のみでお願いいたします。
声優の方々に関係するようなものはお控えください。


リクエストしてくださる方がいましたら、此方のテンプレートをご利用ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
cp【○○×△△】
設定【(お好みでご記入ください)】
目線【(どのキャラクター目線で物語を進めるか等をご記入ください)】
萌え【(お好きなシチュエーションをご記入ください)】
萎え【(苦手なシチュエーションをご記入ください)】
その他【(その他で何か気になることがありましたらご記入ください)】






2020/5/17
閲覧数が100を越しました。
閲覧有り難う御座います!

2020/6/29
閲覧数が200を超しました。
更新遅いですがこれからも御付き合い頂けると幸いです。
閲覧有難う御座います。












あっ、感想のコメントは大歓迎ですよ。

Page:1



Re: hpmi 小説(リクエスト可) ( No.1 )
日時: 2020/06/29 05:20
名前: 楪/媾渫ハ

記念すべき一作品目ですね。
神宮寺寂雷×飴村乱数で書かせていただきます。
長くなるか、短くなるかの見当もつきませんが、最後までお付き合いくださると幸いです。

なお、此方の作品の目線は夢野幻太郎です。

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【偽薬.(placebo)】


ーー病める街新宿の繁華街。
五月蠅くも煌びやかなネオンに照らされ、今日も多くの影が揺れる。
『今日は楽しかったよ、帰り道に気を付けてねっ。
おねーさんがケガしちゃったりしたら僕泣いちゃうかも…』
その一言に甘ったるい女性の声が重なる。
先程の言葉の主はピンク色の髪を揺らして楽し気な声を漏らす。
女性好きで何処か幼い雰囲気を持つ彼、飴村乱数はネオンの中に溶け込んでいる。
今日も複数の女性と楽しいひと時を過ごしてきたのだった。
女性との別れを惜しみつつも女性たちと別れる…と、同時に彼に先程の楽し気な影は消える。
彼の姿は、静かに、ただ人混みに紛れるようになった。
消えてしまいそうな小さな背中に重いものを背負い、誰にも言えずに塞ぎ込んでいるのだろう。
それは実に簡単で、滑稽で、聡明なもの。
誰しもが一度は感じたことのあること。
孤独感。
虚無感。
そんなものに彼は悩まされていた。
交差する人の群れの中で、ただ一人…心の殻に閉じ籠る。
そうして彼は今日もー……


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『ちょっと幻太郎っ!僕のこと題材にして小説書くなんて、めっ!幻太郎の小説は僕も好きだけど、僕のこと書くんだったら著作権侵害で訴えるからね。』

「おや、乱数。気付かれてしまいましたか。著作権侵害だなんて、末恐ろしいですねぇ。
そもそも著作権というのは私物用なら訴えられないんですよ。
その点この小説は…ほら、原稿用紙に書き留めてあるだけ…
ですから、乱数が小生を訴えることは不可能なんですよ。」

そう言って先程の文章を綴った原稿用紙を手渡すと、それでも不服そうな彼の様子を眺めて楽しむ。
こんな日々が長く続くことを祈りつつ、再び万年筆を手に取る。
今度はどんな物語を綴ってみようか。
白紙の原稿用紙を広げ、彼らとの新しい頁を思い描く。
ハッピーエンドにはならないかもしれない。
時には、暗闇の中、ただ闇雲に彷徨い続けるかもしれない。
それでも、仲間だから。

−【Fling posse】
…一時の仲間、か。
たとえ未来が暗くとも。
歪な道を、僕らは歩いていく。
…なんて、過ぎた願いなのでしょうか。
天然の愛らしさと計算高いキャラクターを演じる、飴村乱数。
生死の狭間に立たされても全てをBETするギャンブラー狂、有栖川帝統。
そして、自らをPhantom【亡霊】と名乗る嘘吐きの文豪。


ー彼らの物語の終焉は?ー

…なんてね。
終焉を知る術など何処にも無い。
知りたくもない。
言葉の旋律や文字の効果は偉大だ。
他に影響を及ぼす事だって、難しくはない。
…小生なら、暗い世界を変えられるかもしれない。
過去は変えられなくとも、未来は変えられる。
白い病室で今でも夢を見続ける彼を笑顔にできる、そんな未来も有るかも知れない。
勿論、確証はない。
確証さえあれば、行動に移せる。
そんな時、隣で尚も不服そうに眉を寄せたピンク色の影がよぎる。

…彼で試してみますか。
彼の持つ原稿用紙に綴られた言葉、その言葉が如何に彼に影響を与えるのか。
再び原稿用紙に物語を綴る。
先程の物語の続きを。

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