大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 帰ってきたケダモノ!(ポピぱ2次)
- 日時: 2022/06/17 02:17
- 名前: 井乃中 カワズ
〜あらすじ〜
ケダモノは、とある事情でしばらく(数週間)外出していた。
まだパピィが来ていない時代の話なので、サーカスにはポピー1人だった。
ここだけの話、ポピーは大のさみしがりやなのだ。(多分オリジナル設定)
--------------------------------------------------------------------------------
ポピーがいつものようにナイフ投げの練習をしていると、地平線の向こうに、小さい影が見えた。
「あれは…」
そう、出かけていたケダモノだ。
あらすじでも言ったように、ポピーは大のさみしがりやだ。
いつもは意地悪ばっかりしているポピーだが、本当は少しでもかまってほしかったのだ。
ケダモノが、ポピーをはっきり見ることができる距離まで近づいてきた。
ポピーが待っていると分かり、小走りでサーカスへと向かった。
ケダモノがポピーの目の前まで来た時、
「わっ!」
ポピーがケダモノに抱きついたのだ。
「ちょっ何すんのポピー!?」
ケダモノは混乱していた。ポピーは黙ってケダモノのふかふかの胸に顔をうずめる。(※ケダモノはオオカミ)
そのまま静かに時間だけが過ぎていく。
「ねぇ、泣いてんの?ポピー」
ケダモノが言った。
「……なっ、泣いてないし。」
明らかに泣いてる。声で分かる。
「ねーホントにどうしたの?」
段々困ってきて、ケダモノはそう言った。
するとポピーがうつむいたまま、
「お前、俺を殺す気か。」
と小さい声で言った。
「えっ何。いきなり訳分かんないこと言わないでよ。」
言い終わる前に、
「お前なぁ!うさぎは寂しいと死んじゃうんだぞ!」
下を向いてたケダモノと、上を向いたポピーの顔はほぼ距離ゼロだった。
「ごめん…ぽぴぃ…」
ケダモノはそう呟いた。ポピーは、泣いて目の周りが赤くなっていた。
ずっとこうしている訳にはいかないので、練習を再開し始めた。
「お前今日抱き枕の刑な。」
先に歩き始めていたポピーが、後ろにいるケダモノに言った。
「えー」
ケダモノはそう言った。
「うるせぇ!俺を泣かせた代償だ。」
ポピーはそう返した。理不尽だ。
「だって、ポピーめっちゃ寝相悪いし、時々変な所触って来るじゃん。」
ケダモノはそう言った。
「絶対だからな。俺のテント来なかったら殺す。」
「えぇ〜〜〜」
Page:1
- Re: 帰ってきたケダモノ!(多分BL) ( No.1 )
- 日時: 2022/02/20 20:08
- 名前: 井乃中 カワズ
初投稿です。
これをBLと呼べるのか曖昧なので、『多分BL』です。
これからもよろしくお願いします。
テントの中での出来事は、ちょっとえちえち過ぎになってしまうかもしれないので、一応保留です。
近いうちに書くかもしれません。お楽しみに。
Page:1