大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【プリンセスコネクト】怜とイチャイチャXXX【R18】
- 日時: 2022/03/27 22:30
- 名前: たいよう
「いきなり押し掛けてしまって...すまない。」
夜遅くにレイが家に押し掛けてきた。
「それはいいけど、どうしてこんな時間に?」
「...少し家のことでうんざりしてしまってね、飛び出して来てしまったんだ...とはいえあまり迷惑をかける訳にはいかないな。キミの顔を見られて落ち着いたし、すぐに出ていくよ。」
「家に帰るのか?」
「...今日はもう戻りたくない。どこか適当なところで夜を明かすことにするよ。」
「それじゃあレイにもしものことがあったらどうするんだよ!だったら泊まっていきなよ。」
「え?そ、そんな!そこまでされるわけには...キミのご両親だって...」
「出張中で居ないよ。それにこの前は家に転がり込ませてもらおうとか言ってただろ?」
「あ、あれはそれくらいの気持ちで頼らせてもらうってだけで...はぁ、全くキミには敵わないな。それじゃあ甘えさせてもらおうかな。」
こうしてレイが僕の家に泊まって行くことになった。
「キミのシャツ...貸してもらえるのはありがたいけどやっぱり落ち着かないな...あれ?どうしてベッドのシーツを替えているんだい?」
「レイはベッド使いたいだろ?僕はリビングのソファーで寝るから気にしないで。」
「そういう訳にはいかない!私がソファーで寝て、キミの方がベッドで寝るべきだ!」
しばらく言い争ったのち、結局二人でベッドを使うことになった。
「(これ...眠れないな!)」
「(彼が目の前に...お、落ち着け私...あっ、彼の匂いが...)」
微妙な空気のまま、時間だけが過ぎていく。ふと目を開けると、怜と目があった。
「キミも...眠れないのかい?」
「あ、ああ。やっぱり僕はソファーで寝るよ。それじゃあおやすみレイ。」
ベッドから出ようとした瞬間、レイの手が僕の服を捉えて引き留めてきた。
「待って!...い、いかないで...欲しい...」
レイの顔がみるみる赤くなっていく。その様子に何も言えなくなってしまい、再び横になったものの、輪をかけて気まずい雰囲気である。
「...すまない...何度も何度もキミに甘えっぱなしだ。」
ポツリとレイが囁くように漏らした。
「...レイに甘えているのは僕の方も同じだよ。いつもレイに頼っているし、困ったときはお互いさまさまってやつだよ。」
「...ありがとう。......それじゃあ...もう少し、甘えていいかな?」
躊躇いがちにレイが身を寄せ、互いの距離が零になる。僕は返事の代わりに、レイを強く抱き寄せた。
「……んっ……ちゅ……」
どちらからともなく唇を重ねる。そのまま舌を絡め合い、深く口づけを交わし合う。レイの身体からは甘い香りが立ち上り、それが僕の頭をくらりとさせた。
「……んぅ……ぷはっ……」
「……もっと、したい……。」
熱に浮かされたような表情を浮かべ、レイが再び顔を近づけてくる。今度はゆっくりと、焦らすかのように近づいてくるそれを、僕は受け入れるように目を閉じた。
「……いただきます。」
レイの吐息が耳元にかかる。首筋に感じる彼女の体温はとても心地よく、全身から力が抜けてしまうようだった。
「ひゃう!?」
突然首筋に鋭い痛みを感じ、思わず変な声が出てしまった。慌ててレイを見ると悪戯っぽい笑みを浮かべていた。
「あはは、可愛い反応をするじゃないか。キスマークをつけてみたんだけどどうかな?」
「こら!いきなりなんてことするんだよ!」
「ごめんごめん、ちょっとした冗談さ。それより……」
レイはそう言うと、僕をぐいっと引き寄せた。そして先ほどと同じように耳元に顔を寄せてくる。
「……続き、しようか?」
艶めかしい声で囁かれると、ぞくりとした感覚が背筋を走る。抵抗できずにいるうちに、レイは再び僕を押し倒してきた。
「……大丈夫、優しくしてあげるよ。」
「……お願いします…。」
「(ふふ、やっぱりキミの反応が一番可愛らしいな。)」
再びレイの唇が重なる。それと同時にレイの手が僕のシャツの中に滑り込んできた。指先で胸板をなぞられるたび、ビクリと身体が震える。
「(あぁ……幸せだ……)」
「(レイの肌……柔らかいなぁ……)」
お互いに相手の感触を確かめるように触れ合っていると、次第に行為に没頭していった。
「……そろそろ、いいかな?」
レイの手が下腹部へと伸びていき、ズボン越しに触れられた瞬間、び
「あっ……!」
「……敏感なんだね。可愛いよ。」
レイが妖しく微笑むと、僕のベルトに手をかけ、慣れた手つきで外していく。そしてパンツごと一気に脱がされてしまった。
「……もうこんなになってる。期待してくれてるのかな?」
レイは嬉しそうな笑顔を浮かべると、僕のモノをそっと握りこんだ。
「ひっ……!」
「痛かったかい?でもすぐに気持ち良くしてあげるから安心してくれたまえ。」
「……んっ……あぁ!」
レイ
「はぁ……はぁ……これが男の人の……熱い……それにすごく硬い……」
レイは僕のものを愛おしそうに見つめながら、ゆっくりと手で撫で回し始めた。
「(すごい……ドクンドクン脈打ってる……)」
「レ、レイ……!なんか……へ、変な感じが……!あっ!」
「どうしたんだい?我慢しないで出しちゃっていいんだよ?」
「ち、違うんだ!何か出そうになるというか……あっ!ダメ!出る!出ちゃう!」
「いいよ。出して?キミの全部、受け止めてあげるから。」
その言葉と同時に、レイの手の動きが激しくなった。強烈な刺激に抗えず、ついに僕は限界を迎えてしまった。
「(……温かい……)」
レイの手に収まりきらなかった精液が床に。
「はぁ、はぁ……」
「お疲れ様。いっぱい出たねぇ。」
「あ、ああ……って何やってるんだよ!?」
射精後の疲労感も吹き飛ぶくらい驚いた。なんとレイは自分の手を舐めているのだ。それも美味しそうに。
「キミのものだと思うと、とても甘くておいしかったよ。」
「そんなわけないだろ!ほら早く拭いて!」
慌ててティッシュを手渡すと、レイはそれをゴミ箱に放り投げてから、再び僕の上に覆い被さってきた。
「それじゃあ次はボクの番だよ。」
「えっ?」
「今度はボクのことも楽しませてくれないと、不公平だろう?」
レイは僕の上に跨ったまま自分の服を脱ぎ始めた。露わになった白い肢体が眩しい。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ。」
「待たない。今更怖気づいたのかい?」
レイの言葉に何も言えなくなってしまう。確かにここまで来ておいて、止めるなんて選択肢はなかった。しかしこのままではあまりに情けないと思い、せめてもの抵抗として僕はレイを押し倒した。
「きゃっ!?」
「今度はこっちが上になるからな。覚悟しろよ?」
「ふぅん、やるじゃないか。それでこそ男というものだよ。」
「それは褒めてくれてるのか?」
「もちろんだとも。……さあ、存分に楽しんでくれたまえ。」
レイは挑発的な笑みを浮かべると、自ら脚を開いた。そして
「ほら、ここに入れていいんだよ?」
自らの秘所を指差して僕を誘ってくる。誘われるがままにそこに挿入した。
「うっ……!?」
「くぅ……!」
レイが声にならない悲鳴を上げた。初めて味わう女の人の中は温かく、そしてキツかった。
「はぁ……はぁ……。」
「ふふ、キミのものが入ってきたよ……。わかるかい?奥まで届いているのが。」
レイが自分の下腹部を優しく撫でた。その仕草が妙に艶めかしく、興奮してしまう。僕は「動くぞ。」と短く告げると、腰を動かし始めた。
「んっ……あぁ……!キミのが……擦れて……あぁ……!」
レイが甘い声で喘ぐ。その姿が愛おしくて、もっと気持ちよくさせたくなる。
「レイ、好きだ。大好きなんだよ。」
「ぼ、ボクも……キミのことが好き……大好きぃ……!」
お互いの想いを伝え合いながら、行為に没頭していく。レイの身体を強く抱きしめ、キスをしながら、ひたすら快楽を求め続けた。
「(幸せだ……)」
「(レイと一つになれたんだ……)」
レイの唇と僕のそれが重なるたびに幸福感が溢れてくる。レイも同じことを思っているのだろうか?そうだったらいいな。そんなことを考えていたとき、突然レイが小さく震え出した。
「あっ……!やっ……!ダメ……!イっちゃいそう……!」
「オレもそろそろヤバそうだ……」
「うん……一緒に……ね?あぁ!もう無理ぃ……!」
「うっ……!」
レイの中で果ててしまった。
「はぁ……はぁ……んっ……」
レイが僕の胸元へと倒れ込んでくる。汗ばんだ肌同士が触れ合う感覚が心地よい。しばらくそのままの状態で呼吸を整えていると、不意にレイが顔を上げてこちらを見つめてきた。
「ねえ……もう一回シようか。」
「えっ?」
「だってまだ満足できてないだろう?それに、キミはまだできるはずだよ。」
「い、いやでもさすがにこれ以上は……!」
「大丈夫だよ。ほら。」
レイは再び僕を押し倒す。
「(うっ……!)」
膣内が僕のモノに絡みついてきて、すぐに硬度を取り戻した。
「(すげぇ……)」
「ふふ、元気になったみたいだねぇ。」
レイが妖しげな笑みを浮かべる。
「(もっとキミを感じたいよ。)」
「……わかったよ。」
結局僕はレイに抗えず、再び行為に及んでしまった。
それから数時間後。あれだけ激しく交わったというのに、僕らはまた求め合っていた。
「んむっ……ちゅぱっ……れろっ……じゅぷっ……」
今は二人でベッドの上で横になり、互いに舌を絡め合っている。先ほどから何度もしているのに、全然飽きない。むしろどんどん欲しくなっている。
「(これが恋人同士のするセックスなんだ。)」
今まで経験してきたものとは違う。相手のことが心の底から好きでないとできないものだ。きっとこの感情を人は『愛』と呼ぶのだろう。
「んっ……ふぅ……。ねぇ、もう終わりにするかい?」
長い口づけを終えてから、レイが尋ねてくる
「そうだな……続きはまた後日。」
「じゃあ今日はこの辺にしておこうかな。明日も学校だし。」
レイがゆっくりと僕のものを引き抜き、ティッシュでそれを拭き取ってから服を着始めた。僕もそれに倣って着替えを始める。
「ねえ、最後に一つ聞いてもいいかい?」
「え、何を?」
「キミはボクのことをどう思ってる?」
「そりゃあもちろん……好きさ。」
「ふぅん、そうか。」
レイが微笑みながら、僕の頭を撫でてくる。
「ありがとう。ボクもキミのことが好きだよ。」
「ははっ、ありがとな。」
「ふふっ、礼を言うのはこっちの方だと思うけどね。」
「それもそうだな。」
そうして笑い合ったあと、僕たちはそれぞれの部屋に戻って眠りについた。」
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- Re: 【プリンセスコネクト】怜とイチャイチャXXX【R18】 ( No.1 )
- 日時: 2022/03/28 14:06
- 名前: たいよう
翌日。僕はいつも通り学校に登校した。教室に入ると、既にレイの姿があった。
「おはよう、レイ。」
「やあ、おはよう。」
挨拶を交わしてから自分の席に着く。レイとは付き合ってからも特に変わった様子はなく、昨日と同じように接していた。しかしその日の放課後になると、事態は大きく変わることになる。
「キミ、ちょっといいかな?」
「ん?ああ、別に構わないぞ。」
帰り支度をしていると、レイに声をかけられた。何の話だろうと思いつつついて行くと、そこは屋上だった。
「ここなら誰もいないね。」
そう言ってレイが振り返り、こちらを向いた瞬間───僕は彼女に抱きしめられていた。
「えっ!?レ、レイ……?」
突然のことに頭が混乱する。レイは僕を強く抱きしめたまま話し始めた。「ごめんね、いきなりこんなことしちゃって。でもどうしても我慢できなくて。」
「ど、どういうことだ?一体どうして……?」
「キミのことが好きすぎておかしくなりそうなんだ。」
「へっ……?いや待てよ、それじゃあまるで……」
「うん、そういう意味だよ。」
レイが僕の胸に顔を埋めてくる。そして彼女は頬を赤らめながらも真剣な表情で言った。
「愛してる。」
「……!」
「キミが好きだ。大好きなんだよ。」
「…………」
「だからお願い。私と付き合ってくれませんか?」
その言葉を聞いた途端、僕の目から涙が流れ出した。嬉しかったのだ。レイも僕と同じ気持ちだったなんて。
「おいおい、泣くほどのことかい?まだ返事を聞いてないんだけど?」
「……喜んで!」
僕はレイの背中に腕を回して強く抱き締めた。
「ありがとう、嬉しいよ。」
「俺こそ、お前みたいな最高の彼女ができて幸せだ。」
「ふふ、そこまで言われると照れるじゃないか。」
「ははっ、お互い様だろ?」
「確かにそうだね。」
こうして僕らは晴れて恋人同士になった。これからは二人で色んなことを共有していけると思うと、楽しみでしょうがない。きっと毎日が幸せな日々になるに違いない。そんな予感がした。
あとがき こんにちは、作者です。まずはここまで読んでくださった皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。今回、この作品を書くに至った経緯についてお話しさせていただきたいと思います。私はこれまで様々なSSを読んできたのですが、「これを書いた人ってどんなことを考えて書いてるのかなぁ」と思ったことがきっかけで書き始めました。最初は自分を主人公に置き換えて想像しながら書いていたんですけど、だんだん妄想するだけでは足りなくなってきて、実際に自分でも物語を書いてみたい!という欲が出てきたわけですね。そこで思い切って筆を取ってみた次第です。ちなみに、この物語は私の実体験を元に構成されています。具体的には…………まあ、言わなくてもわかるかな(笑)。もしよろしければコメントにて質問をしていただければお答えしますので、ぜひ遠慮なく聞いてみてください。では、また次回の作品でお会いできれば幸いです。
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