大人二次小説(BLGL・二次15禁)

はじまりの道(R-18)
日時: 2025/01/26 07:41
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6

こんにちは、女剣士です。
この板で、初のR18要素のお話を執筆します。
勿論、バツティナ編です。

普段はこれ以上は描いた事ないので素人なんですが、アドバイスとか色々ありましたら…宜しくお願いします。

スレッド誕生日:1月26日

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Re: はじまりの道(R-18) ( No.4 )
日時: 2025/01/29 08:01
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6

第2話「お互いを求めて ロクエア編」


【オペラオムニアの世界 ロックの部屋】


・ロック視点


『バタンッ』

「………。そうだな、俺も……覚悟を決めなきゃな!」

ケフカの野郎を皆で倒し、仲間たちはそれぞれの場所に帰っていった。
俺は気ままな放浪の旅に出て、1人で楽しい事が出来ると思っていたけど。
俺はやはり、『誰か』を探し求めてしまうんだ。
元の世界でケフカを倒す旅の間、ティナを手に入れられる…そう思っていたけど。
ケフカを倒した後、再びティナの元に行った時…意外な事を彼女の口から言われたんだ。


-----

『ティナ。俺は…、俺は君しか考えられない!』
『ありがとうロック。でも私、また出かけなきゃいけない気がするの!』
『大丈夫だ。ティナが何処に行こうと、俺が必ず守ってみせる! 必ずだ』
『駄目なの。私は…、私はロックを優しく出来る自信がない』

あんな言葉を言われてしまうのは、凄くショックだった。
その後ティナは予想した通り、例の世界へ招待されていった。
彼女が呼ばれて暫くした後に、俺の元に招待券が送られて来たんだ。
またティナと再び旅が出来る、そう思っていたが…彼女は既に新たな恋人を見つけてしまった。
その男の名は…、バッツ・クラウザー。
『アイツ』がそこに現れた事によって、ティナの想いはアイツに切り替えられてしまったんだ。


-----

『ガンッ』

「何故だ…?! 何故俺じゃないんだ、アイツの何処がいいんだよ…ティナ!!」
「ロック。そんなに荒れて、どしたの?」
「エアリス。いや、何でもない……」
「あっ。ティナと何かあったかなぁ? 観念して、お姉さんにちゃんと白状しなさい!」
「………。ありがとう、エアリス」

エアリスはちゃんと、俺を見ていたんだろうな。
失いかけた夢が再び芽生え始めて、今はエアリスのお陰で実現しようとしている。
嬉しくて涙を流すと、彼女の手が俺に触れて来たんだ。
そうだ、俺は…俺はこの『行為』そのものを求めていたんだ。
そのままエアリスは俺を優しく抱き締めて来て、安心させるかのように優しいキスをして来たんだ。


-----

『スッ……』

「ロック……。わたしがあなたの心を縛っている『鎖』を、わたしの力で解き放ってあげる…ね?」
「ああ……。俺もその想いに、答えなきゃな!」
「だいじょぶ。わたしたちは既に、『1つ』になっているから!」
「少しだけ激しくするぞ? 準備はいいか?」
「どうぞ。あなたの気が済むまで、わたしを好きにして…」

彼女のペースに合わせるように、俺はエアリスが纏めている髪留めを外す。
エアリスもまた、俺が身につけているバンダナを外し始めた。
今俺たちは……、言葉通り『1つ』になろうとしている。
俺のキスをエアリスが受け止めて来て、エアリスのキスを俺が受け止めて行く度に…更に激しくなり始めたんだ。
更にはエアリスのナカに俺のモノを投入し、お互いがお互いを求めるようになって来た。


-----

「クッ……あ……あぁぁ………」
「うっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「ぐっ……。エアリス……、このまま1つになろう……?」
「あぁロック……、何だかわたし……キモチいいみたい……」
「エアリス……、覚悟はいいか?!」
「ロック……。もっと、もっとわたしを求めて欲しい……!!」

どれ位そうしたのか分からないが、気が付いたら俺たちはお互いの身体を1つにしていた。
初めての事をヤッてしまったが、エアリスからは全く否定する声がなかったからなぁ。
このままエアリスを手放したくなく、お互いはそのまま夢の世界へと堕ちてしまう。
この愛の儀式があったから、俺はエアリスのみに執着出来たかも知れないな。

3話に続きます。

Re: はじまりの道(R-18) ( No.5 )
日時: 2025/01/30 07:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6

第3話「古代種の想い」


【オペラオムニアの世界 飛空艇 ロックの部屋】


・エアリス視点

『チュンチュン……』

「あっ……、朝……か……」


そっか、わたしたちあれから…身体だけじゃなく心までも1つにしたんだね。
今日は『とくに』と言った用事はなく、時間通りにラスウェルが1人1人を起こしていってくれている。
確かリノアが前に言っていたけど、スコールって朝にめっちゃ弱かったんだねぇ。
何故彼はちゃんと、時間通りに起きないんだろう。
その前にまずは、自分のお洋服…取りに行かなきゃ!!
そう思った瞬間、背後から誰かに静止されてしまったの。


-----

『ガシッ』

「きゃっ?!」
「ん。おはよう、エアリス!」
「はいはい。もうすぐご飯だからあなたも着替えなさい、ロック!」
「………。そうだな………」
「どうしたの?」
「もう少しだけでいい、もう少しだけ…こうしていたい……!!」
「………。もうっ、しょうがないなぁ〜!」

私は、時々思ったの。
彼が涙を見せるのは、過去に彼自身に何かあったかも知れない。
あの夜……わたしはロックと甘いひとときを過ごし、それからもずっと…甘い時間を長く過ごしていた。
コレらについてある程度察しているのは、レインたちのいる世界のラスウェルやサクラ…後はニコル辺りかな。


-----

『コンコンッ』

「ロックにエアリス、もうすぐ朝ご飯だぞ!」
「ちょっと待って。すぐ、行くから!」
「もしかしたらかも知れないが。ロックの方が、全く準備出来てない…みたいな感じか?(汗)」
「そうなの。ラスウェルゥ、わたしに代わって彼の身支度を…あなたが手伝ってくれる?」
「分かった分かった。10秒待ってやるから、エアリスは急いで着替えを済ませるんだ!!」
「えへへっ、分かった!」

本当に、頼もしい人だわ。
ラスウェルは今、ヘスの王様として忙しい日々を送っているけど。
こうして、息抜きに来てくれたりしている。
彼に言われた制限通りにわたしは何とか身支度を済ませ、ロックを起こさずにわたしは彼の部屋を後にする。
本当は先に起きていたけど、ロックが寝ぼけてわたしをベッドに誘い込もうとしたからなぁ。
約束の制限は終わり、わたしは先に退出後…ラスウェルはロックのお手伝いをテキパキとする。


-----

【食堂】

「エアリス……。お主の髪形が、かなり凄い状況じゃのぅ」
「ごめん。昨日、初めて彼と1つになったから」
「確かに。コレらの行為はお互いのみが許された儀式…とも言えますね」
「そうじゃのぅ。エアリスよ、後でわしの部屋に来い。お主の髪形を手直ししてやろう!」
「うん……。ありがとう、サクラ!」
「そうですね。こちらもレインとフィーナが中々起きませんが、今頃…ファリス船長とエース殿が呼びかけに行っていますからね」
『…………。カオスにならなきゃいいけど(がな)……』

以前エースは言っていたの、彼の世界ではしっかりしている人たちがたくさんいるから大変だと。
わたしの世界も、似たような感じだからね。
バレットは訳あって右腕を手術し…神羅への復讐を果たす為に銃を手に入れた。
その代償は多分、故郷の村や……お互いの家族の無念を晴らす為だろうね。
わたしだってツォンたちがやって来た事は、許せないけど…今はその憎しみに耐えなきゃ行けない……そんな気がするんだ。

4話に続きます。

Re: はじまりの道(R-18) ( No.6 )
日時: 2025/02/08 08:44
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6

第4話「もう1つの儀式」


【オペラオムニアの世界 バッツの部屋】


・リド視点

「って事があって、流石の私も恥ずかしかったから…ジェイクをハンマーでボコったの!」
「わおっ。ジェイクの奴、近所迷惑とやらを実感しないからなぁ」
「そうなんだけどねぇ。でもさ、アタシはそれでも……ジェイクを信じているんだよね」
「………。リド………」

アタシは初めて、バッツのいる目の前で今までの事を話した。
ジェイクは元反乱軍の戦士で、その部隊を率いていたの。
アタシはシドのような存在を目指して、一流の技師になる事を夢見ていた。
そんなシドも今は引退して、イーゴやミドの事をちゃんと考えるようになっている。


-----

「(コンコン)お〜いリド、フリオが朝飯が出来たってよ!」
「分かったよレイン。じゃあねバッツ、また来るね!」
「………。ああ、またな…リド……」

ジェイクに触れられるのは、アタシしかいないよ。
あの時は本当に、ショックだった。
クルシラの話を聞いて、ジェイクの為にたくさん奮闘もして来たけど。
あの頃のジェイクは、いつかのティナやガラフお爺さんと同じ…記憶喪失だった。
ジェイクの記憶はもう…、戻らないと思っていたけど。
諦めずにジェイクを解放していたら、彼の口からアタシの名を呼ばれた…そんな気がしていたんだ。
これは多分だけど、恋って奴なのかなぁ。


・バッツ視点


-----

「くっ………、無が……頭の中に………ッ!!」


あの現象は…、忘れる筈もない。
エクスデスの放った無の力によって、おれの故郷は……あの中に飲み込まれてしまった。
村長やヴィクターたちも、あの中に飲み込まれ……俺は暴走したんだよな。
だけど、何故今になってその感覚が思い出されるんだよ。
これこそが、俺が抱えているトラウマかも知れないんだ。


-----

『ガチャッ』


「うっ………、ううっ………」
「……よ。大丈夫よ、バッツ……」
「……。ティナ………?」
「私も。初めて手に入れた力のコントロールが上手く出来なくて、暴走した事があるから」
「…………。はは、俺たち……似た者同士だな」
「だから。今は……、私に守らせて……」

そういうと、ティナは震えている俺を優しく抱き締めて来た。
いつもは俺からやるパターンだけど、こう言うのも……たまにはいいかも知れないな。
すると、少しずつだけど…今度はティナのペースが早くなって来たんだ。
おれはティナの服を脱がし…ティナはおれの服を脱がし始める。
成程な……、レインやラスウェルがこちらに来ないのはきっと…俺たち『2人きり』の邪魔をしたくないと初めから分かっていたんだな。

5話に続きます。

Re: はじまりの道(R-18) ( No.7 )
日時: 2025/02/11 08:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6

追加声優紹介

・藤田 茜
・水瀬みのり
・小野友樹
・坂本真綾
・細谷佳正
・悠木 碧
・大塚明夫

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