官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: リクエスト掲示板、新しい小説11月29日投下 ( No.27 )
- 日時: 2016/01/05 12:17
- 名前: 咲坂 つかさ
これは18禁のNLの恋愛小説です
登場人物は、カレン・スカーレットと朝倉 章太郎です
登場人物の年齢は、高校三年生です
朝倉 丈太郎(あさくら じょうたろう)の視点で書かれています
〜進路と夢と愛情〜
カレンと出会ったのは、高校入試の時だった。
学校の桜道を歩くカレンがまるで外国の映画の1シーンみたいで目が離せなくなった。
しばらく見ているとカレンは、俺の視線に気がつき子供みたいに無邪気に微笑みながら俺の方に向きながら右手を振ってきた。
それが俺がカレンの事が好きになった瞬間だったりする。
それからカレンに話しかけたと言うと根性がなくて、恥ずかしかった事あり、そのまま逃げ出してしまった。
それからカレンの事を目で追いかける事があっても話しかける事は、出来ずにいた。
そして告白しようと決意したのは、高校一年の三学期だった
でも結局告白出来たのは、高校三年生の一学期だったりする。
何て言って告白をしたかは、完全に舞い上がっていた俺は、覚えいない。
カレンに告白した瞬間、一瞬きょとんとすると直ぐに笑いだした。
そしてしばらくしてから自分の涙を手で拭いてから俺を見つめると
『解ったデス〜。
丈太郎の恋人になってあげマス〜〜。』
て言われた。
こうして俺とカレンは、恋人になった。
それから俺とカレンは、二人で勉強したり、お昼休みに弁当を食べたり、一緒に登校と下校したり、休みの日は、デートにも行った。
幸せな日々が続いた。
でも二学期に入ったところからカレンの様子がおかしくなった。
カレンが何かを考えるみたいにぼ〜としたり、つらそうにそうな表情をするのが多くなった。
俺は、そんなカレンを元気つける為にクリスマスデートを計画した。
色々と苦労したけれどもカレンの為だと思うと頑張る事が出来た。
そしてクリスマスデートの当日、待ち合わせ時間の20分前から待ち合わせ場所でカレンを待っていた。
カレンを待っている時は、デートが楽しみで自然と顔がにやけた。
待ち合わせ時間の五分後にカレンは、走りながら近づいてきた。
「もうわけないデス。
寝坊しましたデス。」
カレンは、息をきらせながら自分の両手を合わせてすまなそうに謝った。
「大丈夫だよ。
俺も今来たところだからさ。
それにしてもカレンが寝坊なんて珍しいよね。
何かあったのか?」
俺は、心配そうにカレンを見つめた。
「実は、クリスマスデートが楽しみで寝れなかったデ〜ス。」
カレンは、恥ずかしそうに顔を赤らめながら俯いた。
「それならカレンの期待に答えるように頑張らないとな。」
俺は、両腕を曲げて力こぶを作りながらにっこりと微笑んだ。
「楽しみにしていマス〜。」
カレンは、子供みたいに無邪気な笑みを浮かべながら両手を後ろで組んで俺を見つめた。
「それじゃあ、行こうか、カレン。」
俺は、カレンの方に右手を差し出しながら述べた。
「解りましたデス。
丈太郎、エスコート頼みマス〜。」
カレンは、俺の右手を握りしめてから無邪気ににっこりと微笑んだ。
最初にぬいぐるみや小物が売っているファンシーショップに入った
「わ〜〜、可愛らしお店デス〜。」
カレンは、目をきらきらさせながら店の中を見渡した。
「気に入ってもらえたみたいで良かったよ。」
カレンが嬉しそうに、ぬいぐるみや小物を見たり、触ったりする姿を見ながら喜んでくれて良かったと思った。
そしてしばらくするとアマロリの洋服を着た熊のぬいぐるみを物欲しそうに手を持っていつまでも見つめていた。
俺は、カレンの後ろから近づきカレンに話しかけた。
「そのぬいぐるみを気にいったのなら買ってあげようか?」
カレンは、こちらを振り返ると少しだけ考え込み。
「でもこのぬいぐるみの値段は、結構しますデスヨ。」
カレンは、ぬいぐるみの値段表を見せた。
値段表には、2万円が表示されていた。
「うっ・・・。」
俺は、顔をしからめた。
それを見たカレンは、苦笑いを浮かべた。
「さすがにこれを買って貰うわけには、いかないデス。」
俺は、右手を口元に当てて少しだけ考え込んだ。
「丈太郎、どうかしましたデスカ?」
カレンは、不思議そうに首を傾げながら俺を見つめた。
「うん。」
俺は、小さく頷くとカレンの方に向いてカレンから熊のぬいぐるみを取った。
「熊のぬいぐるみを買ってあげるよ。」
「それは、悪いデス〜。」
カレンは、慌てて両手を振った。
「カレンと初めてのクリスマスデートの記念にプレゼントをしたいんだよ。
だからカレン、この熊のぬいぐるみを貰ってくれると嬉しんだけれども。」
カレンは、少しだけため息を吐いた。
「・・・それなら丈太郎、このぬいぐるみを買って欲しいデス。」
控え目に俺を見つめながら述べた。
「良いよ。
熊のぬいぐるみを買ってあげるね。」
俺は、にっこりと微笑みながら述べた。
熊のぬいぐるみを持ったままレジに向かった。
レジで会計を済ませると熊のぬいぐるみをカレンの方に向けた。
「はい、カレン。」
「ありがとうデス、丈太郎。」
カレンは、熊のぬいぐるみを受け取ると嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。
俺は、その笑顔を見れただけでカレンに熊のぬいぐるみをプレゼントを渡したかいがあったと思った。
次は、洋服屋さんに向かった。
洋服屋さんに入るとカレンは、目を輝かせながら店内に飾られてる洋服を手に取って見つめた。