官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: リクエスト掲示板、新しい小説11月29日投下 ( No.28 )
- 日時: 2016/01/05 12:21
- 名前: 咲坂 つかさ
「わお〜〜、可愛らし洋服ばかりでどれを着ようか悩みますデス。」
カレンは、一つの洋服を掴むと試着室に入った。
しばらくするとカレンは試着室から出てきた。
「丈太郎、この洋服は、ワタシに似合ってますデスカ?」
上はピンクのカーディガンとカーディガンの下には白い色のブラウスが来ていて下は青のミニスカートをはいていた。
カレンは、スカート軽く掴んで軽く回った。
カレンの姿があまりにも可愛らしくてかける言葉を忘れてしばらくカレンを見つめた。
「丈太郎・・・?」
カレンの不安そうに俺を見つめながら名前を呼ばれてはっと我にかえった。
「ご、ごめん、カレンの着た洋服の姿があんまりにも可愛らしくて、カレンに見とれていたんだよ・・・。」
俺は、恥ずかしそうに顔を赤らめて自分の頬を人差し指でかき横を向きながら述べた。
「えへへ、そうだったんデスカ。
ならこの洋服を買いマス。」
カレンは、上機嫌でニコニコしながら述べて試着室に入った。
しばらくすると元の洋服に着替えて出てくるとさっきの洋服を持ってレジに向かった。
レジで会計を済ませるとそのままお店を出た。
腕時計を見ると午後の6時を表示されていた。
だから今日のデートは、終わりにしてカレンを家まで送った。
カレンの家の前に来ると突然俯いて黙りこんだ。
「カレン、どうしたんだ・・・?」
俺は、カレンの顔を心配そうに覗きこんだ。
「別れたくないデス・・・。」
「えっ?」
カレンは、辛そうにしながら俺を見つめた。
「高校を卒業したら国に帰らないといけないのデス・・・。
ワタシ、丈太郎と別れたくないデス!!」
カレンは、俺に抱き着いて涙をぼろぼろと流した。
「・・・ねえ、カレン、少し俺の夢の話しを聞いてくれないか?」
俺は、カレンを抱き締め返しながら優しく耳元で囁いた。
「丈太郎の夢デスカ?」
カレンは、俺を抱き締めたまま俺の言葉を聞き返してきた。
「そうだよ。
俺の夢は、通訳者なんだよ。」
カレンは、驚いて俺から離れた。
「通訳者って本気デスカ?」
「本気だよ。」
「でも丈太郎の英語のテストの点数って何点デシタカ?」
カレンは、冷ややかに小馬鹿したみたいに俺を見つめた。
「うっ・・・。
20点だけれども・・・。」
俺は、気まずさそうに横を向きながら話した。
「・・・丈太郎、人には無理な事がありマス。」
カレンは、冷ややかに俺を見つめた。
「無理でも何でも俺は、通訳者になるんだよ。」
「何でそこまで通訳者になりたいんデスカ?」
俺は、頬を人差し指でかきながら述べた。
「・・・カレンと一緒に歩く為だよ。
カレンがいつか帰る事は、解っていたからさ。
俺は、どうしたらずっとカレンと一緒にいられるいっぱい考えたんだよ。
それなら外国で働ける仕事の通訳者になったら良いのではないかという結論にたどりついたんだよ。
そしたらずっとカレンと一緒にいられるし、結婚もできるじゃないかと思ってね。」
俺は、これでもかって位にどや顔で述べた。
それを聞いたカレンは、少しだけきょとんとすると直ぐに口元を押さえて笑い出した。
「くすくすっ。」
「カレン、いきなり笑い出してどうしたんだよ。」
俺は、何故カレンが笑い出したか解らずにきょとんとしながらカレンを見つめた。
「ごめん、丈太郎、まさか、本気だったとは思わなかったデスカラ。」
「何がだよ。」
「告白の時の事デス。
ワタシに丈太郎の嫁になれって言いマシタ。」
カレンは、口元を押さえてくすくす笑いながら述べた。
俺は、一瞬きょとんとするとカレンの言葉を理解し初めて徐々に顔が赤くなった。
「俺は、本当にそんな事を言ったか!?」
「本当デス〜。
確かに丈太郎は、ワタシに、嫁になれって言いマシタ。」
カレンは、意地悪ぽくクスクス笑いながら述べた。
「うぅ・・・忘れてくれ・・・。」
俺は、両手を床について落ち込んだ。
「駄目デス〜〜。
ワタシにこんな面白い事を忘れる事はできないデス。」
カレンは、楽しそうにニコニコしながら述べた。
俺は、どうにか落ち込みから立ち直るとカレンを真剣な表情で見つめた。
「とにかく俺も必ずカレンの国に行くから、待っていてくれないか?」
「解りましたデス。
丈太郎の事を待ってるデス。
でも離れ離れになる前に丈太郎の恋人の証が欲しいデス。」
カレンは、恥ずかしそうに顔を赤らめながら上目遣いで俺を見つめた。
「それって・・・。」
「今日は、親が家に帰って来ないデス。
だから・・・。」
カレンは、俺に軽く俺に抱き着いつて俺を見つめた。
「カレンの気持ちは、解ったよ・・・。」
俺は、カレンを抱き締め返すとしばらくしてからゆっくりとカレンの部屋に向かった