官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: カゲプロ小説 【BL・GL有】 ( No.60 )
日時: 2015/11/19 23:03
名前: さら

『理性と欲望』

思考さえも溶かすような深くて
ドロリと甘いキスをしながら
ヒビヤくんの服に手をかける

"やめて"と言いたげにヒビヤくんの手が僕の手をつかんだ
でもさ、こんなので押さえられるわけないじゃん?
僕は手首をくるっと回してヒビヤくんの手を捕まえる

「止めないよ?」

片手で腕の自由を奪い
反対の手をズボンに伸ばしていく

とそこで手を止めた
やっぱり脱ぐのヒビヤくんだけじゃ恥ずかしいかな
僕は自分のパーカーにつっと指を這わせる
"何をするのか分からない"
なんて言い出しそうな瞳が僕の手を追って動いた

なにそれ、かわいい…。

手に力をいれれば
それにそってパーカーが音をたてて落ちる

あと二枚かー
ヒビヤくんのは僕が脱がしちゃったんだよね
あ、いいこと思いついちゃったかも

「ねー、ヒビヤくんも手伝ってくれない?」

僕もヒビヤくんに脱がしてもらえばさ、
"同じ"だよね?

ボッと音がたちそうな勢いで
ヒビヤくんの顔が耳まで真っ赤に染まる

「な、な、なっ!なに言ってんのおじさ…ひゃっ」

拘束していた手を離し片方の腕を引く
僕の服の裾を無理に握らせた

「ね、ほら、早く。熱いんだってば」

わざと胸元の服を掴みぱたぱたと動かせば
見え隠れする胸の膨らみに恥ずかしさを覚えたのか
ヒビヤくんは顔をそらそうとする

僕がそらさせるわけないのにさ

「だーめ。ちゃんと見ててよ、」

「ね?ヒビヤくん…」

僕の言葉にビクッと肩を震わせて
ゆっくりとこっちに向き直った顔は
目は………………………………………

もうすっかり欲に染まっていた

背筋にぞくぞくとしたものが走る

もう理性なんて崩れちゃってるんだよ?
我慢なんてもうしないからさ、
いーっぱい気持ちよくなってよ
ね?ヒビヤくん


本番は今回書きません
次にお風呂ネタが来ます