官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: カゲプロ小説 【BL・GL有】 ( No.67 )
- 日時: 2015/11/20 08:49
- 名前: さら
学校が始まるまでに!
お風呂ネタ出します(真顔)
『理性と欲望』
………さてと、
終わった後はお風呂だよね?
「何が」って「ナニが」
「あぁもう!不覚!!」と言いたげに
顔をしかめながら髪をがしがしと洗う
そんなに乱雑に扱っちゃダメでしょ
…………………………………ヒビヤくん
まぁ、僕はそんなヒビヤくんを
湯船に浸かりながら眺めてるわけだけど
え?にやにや?してないって、
ほんとだよ?
それにしてもさ
さっき、可愛かったなー
足を震わせて 腰を揺らして
僕の下で女の子みたいに喘いで
"女の子"は僕の方なのにさ
なんか、またシたくなっちゃった
でもさヒビヤくん二回目はさすがにきついかな
「ヒビヤくんごめんね?」
なんてぽそっと呟いて
湯船から立ち上がった
パシャっという水音に驚いて
ヒビヤくんが振りかえる
ほんの少し固まって
そのあとぎょっとしたような目で
僕を見つめた
あ………
そーだった
僕今"女の子"なんだった
まあ、そんなことで
今さら恥ずかしがったりもしないけどさ
ヒビヤくんだけだしね見てるの
肌をつたう水とすきま風が
少しだけ身体にたまりつつある熱を
冷ましてくれそうな気がする
熱が消えるなんてことはないけど
一歩ヒビヤくんに近づくと
ヒビヤくんは器用に椅子ごと一歩だけ下がる
でも狭いお風呂の中
逃げ切れるわけなくて
ほんの二、三歩であっという間に
壁に追い詰めてしまう
もうあと少し近づけば
……キスができちゃう距離
「ヒビヤくん、体洗ってあげるよっ!」
僕は欺きもしない笑顔で
ヒビヤくんにとっての毒をはいた
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