官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: カゲプロ小説!!【こちらに移動します】 ( No.11 )
日時: 2015/12/03 15:30
名前: クロハlove

セト「えっ、それはシンタローさんを誰にも取られないようにするためっすよ?」

緑のつなぎ…もとい彼氏のセトが言う。
オレには全くもって意味が解らない。

シンタロー「いや…オレは誰にも取られないから。」
セト「そうっすか?なら何で昨日コノハさんと喋ってたんすか?」

セトの言う通りコノハとは話していた。
が、何でその事をセトが知っている?
セトはバイトでいなかったのだが…。

セト「そんな怯えないでくださいっすよ…」

オレは知らない間に震えていたらしい。
そりゃいないのに知ってるとなると恐ろしい。
盗聴されてるのか…?
いや、そんなことしなくてもいいはずだ。
セトの能力を使えばすぐなのだから。
しかし、セトの目は赤くなっていない。
となると…

セト「さっきから何考えてるんすか?大丈夫っすよ。能力使ってないんすから。」

やはり盗聴しかない。
オレはこいつに盗聴されてたのか?
家にいるときも?皆と話しているときも?

セト「そういえば何で俺がシンタローさんのことを好きになったか知ってるっすか?」

そういえば何か話してたような気がする。
しかしオレは聞いてなかったような…

セト「知らないんすね…。じゃあもう一回話すっす。俺、シンタローさんを初めて見たとき好きになったんすよ。」

よくある一目惚れというやつだろう。
セトは話を続ける。

セト「その目、鼻、顔…シンタローさんのパーツ全部…。俺の物にできたらいいなと思ったんす。」

こいつはおかしい。
何でオレの全部が!?
いや外見とか内面ならわかる(お前はどちらもないとか言わないでくれ)。
パーツ…?

怖い。
セトが怖い。
先程の盗聴の件からだがセトは狂っている。
それがオレの考えた今のセトの特徴だった。