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オレがアジトに着きカノの部屋にいく。
ドアを開くと、カノは倒れていた。
服は何故か緩いものを着ていたのか、裾が長い。
何でこんなブカブカな服を…。
そう思っていると、背中が少し捲れているのが見えたわ
なおそうと服を引っ張ろうとしたとき、妙なことに気がついた。






…何で背中が少し膨らんでるんだ？
いや、膨らんでいるというよりも、もうガサッて音鳴ったんどけど。
なにこれ、マジなにこれ。
服を捲ってみるとそこにはリナリアが咲いていた。


シンタロー｢…花咲き病か…｣


オレは冷静にそう悟った。
それなら助けを呼んだことにも合点がいく。
キド達は居ないので他の人はなにも知らない。
それでいて、頭の回転が速く、すぐに理解できる人…。
オレしかいない。
自画自賛してるわけでもナルシストでもない。
考えてみろ。
モモが頭の回転速いと思うか？バカなのに。
エネも煩いだろ。
…しかし、オレはあまりこの病気のことを知らない。
奇病と言われているのは聞いたことがある。


シンタロー｢先生に聞くしかねえか…｣


一応アイツの父親だし、先生だからわかるかもしれない。
一応先生だしな。
オレはアイツに連絡をした。