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カノside


え？何で？シンタロー君？
何で？やだ。
これは僕がシンタロー君にした事の罰？
僕そこまでやったっけ？
やったに決まってる。
そうだっけ？

カノ｢あ…ごめ…なさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい｣

シンタロー君は僕に何か言ってたけどそんなことも聞こえないぐらい僕の精神はおかしくなっていた。

カノ｢さいごめんなさいごめんなさいごめ…ひゅっ｣

急に息がしづらくなる。
僕は酸素を取り込まないと死ぬと思い、吸い続けた。
しかし、どんどん意識が遠くなっていく…



シンタロー｢吸うな!!吐け!!｣

そんなときに聞こえたのはシンタロー君のその声だった。
僕はシンタロー君の言った通りに息を吐く。
いや、やろうとしている。
やろうとはしているのだがうまくやれない。
もう意識がなくなりかけていた。
その時、薄く見えたのは…















シンタロー君の顔が近づいてきているときだった。