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シンタローside


カノ｢あ…ごめ…なさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい｣

壊れたかのようにその言葉しか繰り返さないカノ。
どう考えても様子がおかしかった。

シンタロー｢おい…どうしたんだよ…｣

オレが声をかけてもあいつには聞こえていないのかずっとごめんなさいを繰り返すだけだった。
そこまでオレに謝る必要があるのか？
別にオレはお前のことなんか責めたりしないのに。

カノ｢さいごめんなさいごめんなさいごめ…ひゅっ｣


カノが過呼吸になり始めた。
カノは酸素を取り込むように息をする。
人間、普通はそうするものだ。
しかし、このままだと死んでしまう。
オレが頭で考えたのはこれしかなかった。

シンタロー｢吸うな!!吐け!!｣

オレは大声でそう言った。
カノはオレの声をきき、頑張ってはこうとしていた。
だが、上手く出来ないのかあまり吐けていない。






こうなったらあれしかないと思いオレはカノに＿＿＿










カノside


ふと目が覚めた。
こはほ僕の部屋？
そういえば僕、過呼吸になったんだっけ？
で今こうなっていると。

まだ、あのときの感じが忘れられない。
まさかあんな状態でファーストを奪われるとは…。
今思うと顔が赤くなるのがわかる。
あー。今シンタロー君の顔がみれn

シンタロー｢カノ起きたのか？｣

くそ…。
僕は神様を憎むぞ一生。
しかし、僕はそんな気持ちをおさえこんで


カノ｢起きてなかったら今話してないでしょw｣