官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: カゲプロ小説!!【リクエストもちok!】 ( No.79 )
日時: 2015/12/28 12:17
名前: クロハlove

シンタロー「だ…だよな!!」

少し動揺したように言う彼。
何で動揺したのかこっちが知りたい。

カノ「で、何で僕に…その…あの…き…キスしたの…」

僕は気になっていたことを聞いた。
いや、別に気になってなんかいないはずだ。
何でこいつに…。

シンタロー「あ…。いや、それは、落ち着かせる為であって!!」
カノ「それだったら他の方法あるでしょ」

僕は強く言う。
本当にあの方法しかいいのがなかったのか?
まあ僕も詳しくは知らないのだが。

シンタロー「頭がちょっとパニクってて…。あ、そういえば喉とか乾いてないか?」

シンタロー君はそう言う。
勿論、僕は喉が乾いている。
でもそれくらい自分で持ってこれる…。

なのに…。





カノ「……何か持ってきて」

何でこいつに甘えてしまうのだろうか。





















ガチャっとドアを開ける音がする。
シンタロー君が戻ってきたのだ。
手に持ってるのは…

おい。水か?水を飲めと?

シンタロー「キドが水にさせろって言ったから…」

あ…キドね…。
キドならうん。
まあいただくとするか。
一応持ってきてもらったし。

シンタロー「あと林檎を持っていけって…。体にいいとか」
カノ「ありがと」

なぜか兎の形に切られている林檎を食べる。
うん。美味しい。
すると、シンタロー君が少しいいずらそうにしている。

シンタロー「うぁ…えっと…」
カノ「何か言いたいんでしょ?例えば…


記憶が戻ったとかさ」

シンタロー君は今までにないほどに驚いている。
図星だったらしい。

シンタロー「わりぃかよ。記憶が戻って。」
カノ「なに?僕そこまで言ってないじゃん。また殺s…」

僕なに言おうとした?
また殺す?
また?
ふと何か暖かいなと思った。
見るとシンタロー君に抱きつかれていた。
なにしてんのこいつと思った。
言おうとしたがシンタロー君が話始めた。

シンタロー「オレが悪かった。あんなことでお前に当たって。お前も傷ついてたんだろ?オレがお前にばっかり冷たくしてたから。ホントごめんな…。お前のことこれっぽっちも考えてなくて…」
カノ「いや…別に。君に謝ってもらうなんて…。僕が悪いのに…」

あぁ僕はなにをいってるんだ。
ホント素直になれない僕を恨む。
でも、たまには…

カノ「僕こそごめんね…。」




甘えてみてもいいかな…って…。









セト「キド…このじょうたいで入れるんすか?」
キド「入れるわけないだろ…。まあ今はそっとしておくか…」