官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.100 )
日時: 2017/02/25 19:04
名前: みけ

【__プロローグ】



___私は、夜_一人で露天風呂に入っていた。


湯気の煙が舞い上がり、夜の虫の鳴き声やらカエルの鳴き声が聴こえていた。

ここから、別荘まで距離があり
別荘から出て裏庭から行きまっすぐに行くと、温泉が沸いている。


「ふぅ〜〜……」


私は、肩までつかりゆったりとくつろいでいた。


………すると、

(__チャプンッ)


なにやら、反対側の方から水滴の音がした。


なんだろうっと思って反対側を見ると、そこも温泉で繋がっていた。

反対側とこっち側では大きな岩で囲まれている。

そちらの反対側の方の温泉を覗いて見てみると、そこに一人男性が全裸で湯船の中に立ちながらタオルかなにかで、身体を拭いていた。

「__ッ!?」


まさか、反対側の方に男性がいたとは知らず…少し慌て出しそうになったが……


しかし、よくよく見てみると………


その男に違和感__。


ここの樹海は人間なんていないはずだ。

だからあの男は、外見は人間のように見えても人ではない……。

そう思いながらじっと見つめる…。





__……ゴールデンブラウン色の髪色けれど途中毛先まで薄いゴールデンブラウン色になっている異常に長い長髪の綺麗な髪。
…真っ白な肌__綺麗な裸体……。


そして、その男__こちらに気づいたのか?ふっとこちらに振り向いた。


振り向くと、その男の顔も見えた

右側だけ長い前髪で隠れているが、左側はちゃんと見えてる。
そして、狐のような細く切れ長の色気のある目の形をし、
瞳は黄金色でなにやら獣のような瞳をしていた。

ほのかに口元には牙も見えた。

とても美しい顔立ちの吸い込まれそうなほどの魅惑の美形な男性がそこにいた……。


「………」



…私は、吸い込まれてつい見惚れていた………。



ただよらぬ偉大な妖気__ただよらぬ魅惑な美貌___。




そうやって、ジッと見惚れていると…………………。











「___ゆ〜う〜しゃちゃぁああ〜〜んッッ!!!」


っと、突然に淫魔が何時の間にか来て勇者めがけて全裸で飛び込んできた。


「__ッッわ?!?!」

(__ザッパァアアアアアン!!)


突然淫魔が飛び込んできたがため、吃驚し我に帰った。

…淫魔が飛び込んだ瞬間勢いよく湯船のお湯が大きく噴き上がった。


そして、淫魔は、私に抱きつく……タオルも巻いてない全裸で。

「__うわわ!?//ちょっ!!い、淫魔!?///」


タオルも巻いてない全裸で抱きつかれたがため、めっちゃ照れながらも拒む

けれど、淫魔は私を抱きしめたまま身をスリスリと寄せながらハイテンションでベタベタしてくる。


「勇者ちゃーん!!お風呂入るなら入るっていってよぉ〜〜!
俺も一緒に入ってあげるんだからぁ〜〜!!」

っと、いつものような猫撫で声でデレデレに迫る。

「…ちょ!!い、淫魔、離せ!!///
ていうか今どっちも裸!!////ってか、当たってる!//チン○ン!//
チン○ンが、当たってるううぅぅ〜〜!!/////」


っと、必死に照れながらももだく。


そうやってじゃれてると………。


(__カッコーン)
「___っぶ!!?」


突然、淫魔の頭にタライが直撃した。




「……全く、貴様は風呂の時でも発情してゆっくり風呂にも入れないのか……この、エロ魔か…」



……っと、澄まし顔しながら言う吸血鬼。


あのタライを投げたのは吸血鬼だったらしい。


そして、タライを頭に投げられて少しムッとし吸血鬼を睨みつける淫魔。



そして………。



「ハッハッハ!!まあ、ここは男湯も女湯もない所だからな!
混浴としてゆっくりしときな!!」

「っま、そういうことだな…
まあしかし…勇者はもう俺たちとセ○クスはしたし…男の裸なんてもう見慣れた頃だろうし…ワケねぇ〜よな……?」


っと、何時の間にかアカマタとクロネが湯船につかっていてそこにいた。


「__って!?アカマタさんにクロネ!?何時の間に!?
っていうか、全然ワケあるかああああぁぁぁぁぁ!!!」

っと、吃驚しクロネのいった発言に対して猛烈ツッコミ。



そしてそれを聞いてた吸血鬼と淫魔は……


「…ほう、混浴か……それもそれで良いかもな…」

「__っはあ!?」

吸血鬼の発言に吃驚し続いて淫魔が頬を赤面させニヤニヤしながら…
「勇者ちゃん発情してお股ヒクヒクしてる〜〜////」

っと、言った。

「って、発情してんのは明らかにお前の方だろッ!!
なに、ちょっとだけ勃起させてんだよ!!」

淫魔のペ○スは少しだけ…半勃ちしてピクピクさせていた。


まあ、そんなこんなで……


「それよりも勇者ちゃん、なんか反対側の方の温泉見てたが…
どうしたんだい?なんかいたのかい…?」

っと、アカマタさんが聞いてきた。

「……あ、実は…」

っと、説明しようとしたその時…


「…なんだ?隣の方にいい男がいたから覗き見してたのか…
この変態…」
っと、吸血鬼がクールに言ってきた。
続き淫魔までも…
「え〜!?勇者ちゃん別にそんな覗き見なんてしなくてもこうやって一緒に入れるからわざわざ覗かなくたって大丈夫だよぉ〜?」

っと、いってくる。

「__ちゃうわい!」
っと、勇者はツッコミ。


そして、一旦話を戻そうと…(こほんっ)っとさせ話を戻した…


「…あ、実はね……あっちの方の温泉で男が一人いたんだ……」

っと、言ったら…

「やっぱり覗いてたのか……この変態女…」
「勇者ちゃんったらぁ〜……もしかして覗くのが好きなのぉ〜…?」

っと、またしても吸血鬼と淫魔がそう言ってきた

「…い、いやだから違うって!話の腰を折るな!!」

っと、二人にツッコミ。


「…勇者ちゃん続けて」

っと、アカマタがいい、私はその続きを話した。

「あ…、それで……
なんかすごいただよらぬ異様な雰囲気だけどすごく…
なんか…吸い込まれそうなほどの魅惑とか美貌をしてたんだ……」


「………異様な雰囲気?吸い込まれそうなほどの魅惑や美貌?」


アカマタは疑問気に言う。

「…あ、それで…見た目は…………
…髪が異常に長くて…ゴールデンブラウン色してた。
でも、途中毛先が薄くなっていた…
目の瞳が、黄金色で獣のような瞳してた…
牙もあるし…多分、動物の妖怪………?」


っと、たんたんと外見を説明すると………


クロネがなにやら反応をした。


そして…

「…動物の妖怪…?クロネ…君、なんだか知ってるかい…?」

アカマタは同じ動物妖怪であるクロネに聞く
「…あ、いや……」

っと、言い…クロネは突然だんまりし、険しい表現をし考え込む…。





そして………



「………勇者、一応念のためにいっとくが……
お前が見たそいつ…もしなんかあったとしてもあまり信用しない方がいいかもな…」

と、いきなり忠告をしてきた。


「………え?!」


突然そんなことを言われて驚く。

そしてクロネはまだ険しい表現で考え込む…


(……まさか…な…あの妖怪がな…)

っと、心の中でクロネは呟く。


一体なんなのか?


わけもわからず………一気に静かな空気となった。



そして……


(__シャララァ……)


そして、突然どこからか…

温泉から離れた場所に、真っ白な羽が降り落ちてきた_____。